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カウンセラーからみたインサイト・カウンセリング
 
1)
的確なアセスメント 5) 悲惨な話の中の美しさ
2)
気分の荒波を楽しめる 6) 職人を育てる
3)
共感は曲芸飛行 7) 人を映す四つの鏡
4)
具体的な方法論 8) チームとしてのカウンセリング
     
  具体的な方法論  
     
 

臨床心理学の学会や研究会の多くは事例検討が占めています。ある一つの事例がどうすれば改善されていくのか、専門家同士で話し合う場です。そこでの改善案を一つ挙げさせて頂けるならば、それは方法論的な議論に欠けてしまうという点です。事例報告が単なる現象の羅列であり、その面接場面で実際に何をしたのかということがあまり語られていないのです。例えば、箱庭がこんな風に変化した、発言内容が肯定的に変わっていったなどの報告がなされますが、それだけだとその変化のための要因が曖昧です。描かれた絵画や箱庭、夢の変容過程を見るだけでは単なる芸術鑑賞であり、学問的ではありません。事例検討を心理学の論文に喩えてみますと、論文は「問題」、「仮説」、「方法」、「結果」、「考察」の順で書かれます。それを事例報告に当てはめるならば、問題は「主訴」(何が問題なのか)、仮説は「治療目標・見立て」(何のためにどのような変化を期待するのか)、方法は「技法・手段」(その変化を引き起こすために何をするのか)、結果は「予後」(その結果どう変化したのか)で、考察は「事例検討会・スーパービジョン」(一連の面接過程の振り返り)に相当します。多くの事例検討会では、問題と結果、考察については語られていても、「方法」が抜け落ちていることがあります。方法がしっかりと語られていないと、予後がいくら良くなったとしても、それはカウンセリングの効果かどうかは定かではありません。それはクライエントの自助努力や自然治癒力によるものかもしれないのです。インサイト・カウンセリングの事例検討会では、その方法論にもきちんと着目します。実際にどうすれば問題が改善されていくのか、的確に意見を論じ合うことで、プロとしての結果を出せるようにします。また、そのための方法論は多種多様な形態を取り、一つのやり方にはこだわりません。そのケースに合った方法論を見つけ出します。食わず嫌いの人は料理評論家になれません。一つのやり方にこだわって、それを一つのケースに無理矢理当てはめるのではなく、その人にあったメニューを作ります。色々な方法論を吟味して、最高のレシピを作りあげます。

 
     
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