……じゃあ、2日間のセミナーはいつやってくださるんですか?

一応、11月あたりを予定しています。予定ね。

……申込みはいつからするんですか?(笑)

(笑)その1ヶ月まえくらいからかな?何とか決めます。ただし、これね、ひとつだけ言っておきますけれども、やっぱり治療者に負担がかかるのね。治療者は本当にきつくなる。きつくなるし、苦しくなるし、ということがあるから、できるだけ治療のみ、治療を専門にやっている人の方が、このトレーニングをした方がいいと思う。なぜかと言ったら、これで治るから、共依存の人はどんどん相手を治療して自分が疲弊していくのね。わかります?それは、だめ。やっぱり料金いただいて疲弊するのだったらそれはいいけれども、料金いただかないで疲弊したらダメね。やっぱり給料以上のことはしちゃだめ。お金をいただけて、というところ、これは食べ物と同じなのね。おいしいと感じてその値段でしょう、本当は。そうじゃないとだめなのね。やっぱり、治療中の方々はどうしてもやってあげたくなっちゃうのね。どうしてもあの人にやってあげたら、と思ってやっちゃうの。でもそうするとみなさんの身体がボロボロになりますよ、それは割に合いませんよ、ということね。

……虚数人格のことはどうしてNGなんですか?そのことをすごく知りたいんですけれども。

えーと、虚数人格ね。説明に時間がかかるから、と、あとね、これはちょっとだけね、難しいのね。うーん…ちょっとこの時間では無理。

……無理ですか。はい。

また今度ね。

……2点あるんですけれども、まず、手をぶらぶらさせて固まる、と言っていましたよね。あれは自分で自分のシェアをしながら手をぶらぶらさせてやるということはできるんですか?

やればできると思うけれども(笑)。まあ、自分のでもできるよ。

……それともう1点。ありのままの自分でいいと仰いましたけれども、お腹の中にいるとき既にトラウマを受けてしまっているって、だからどれを持ってして本当の自分・そのままと言っているのかなと思って。

そう、そこが問題なの。そこが一番の問題。

……だから結局、そのトラウマも取らないと?


それはわからない。それは僕らの考える方法なのね。だからその治療法・治療法にはそれぞれの哲学があるんですよ。で、僕の中にも治療法に対する哲学というものがあって、それは今度本に書いておくから(笑)。だからそれは、僕の治療法の哲学だとそういう話になるわけ。あんまり納得しなくていいから(笑)。さっと流そう(笑)。
……あの、臓器反応の話なんですけれども、ちょっと自分の話なんですけれども、例えば前に母と話をしていて、母があの人はどうのこうのという話を始めたんですね。そうしたらすごむかむかしてきて、気持ち悪くなってきちゃって、どうしよう、ってなったんですよ。そして、パニックをおこしちゃって、あ、お母さん、あなた怒っているね、怒っているね、どうしよう、私も気持ち悪い、ってなっちゃったんですけれども、そういう時にはどうしたらいいんですか。

あの、実はこの臓器反応というのは誰でも受けていることなんですね。誰でもこれはあるんです。なにかといったら、人間の、たぶん海馬の部分だと思うんですけれども、P300というところにミラーニューロンというものがあるんですね。ミラーニューロンというのは、鏡の細胞ということなんです。要するに相手と同じことが、こちら側でも起こるということなんですね。ですから臓器反応がこのミラーニューロンを通してこちら側に映し出される、ということなんです。ですから、相手に起きたことはこちらがわにも移ってくるんです。そしてここで、おもしろいんですけれども、共依存の人というのは、うつってくるとパニックを起こしちゃうんですね。何とかしてあげなきゃ、と思うんです。いいですか。そしてそこでパニくると、何とかしてあげようと思えば思うほど、どつぼにはまるんです。ここでおもしろいのが、こう相手のものがうつってくるじゃないですか、その時、そのままこいつパニックしとるでーというかたちで、おもしろい、という風にその臓器反応を楽しめばいい。

……自分のパニックを楽しむんですか?

相手のパニックだから。

……でも相手はただ淡々と話をしているんです。

もしもし?(笑)相手の臓器反応が起きているのに解離しているから、だから気がつかないだけなのね。だから相手は重症なの。お母様は重症、という話になるわけね(笑)。感情がつながっていないわけ。そしてこちら側に臓器反応が来てパニックを起こすわけじゃない?こっちがお母さんの臓器反応でパニック起こしたら、全然つまらない話でしょう?ね、こちらが、あ、こいつ、パニックを起こしているぞー、相当怒っているなー、というかたちでやっていると、この状態がまた、向こうにフィードバックされるわけですよ。向こうのミラーニューロンを通して。そうすると、相手は自然に落ち着くんです。わかります?こちらのパニックが向こう側にパニックとして伝わるわけ。そうすると相手がパニックしだして、それを黙ってみていると、そのうちスッと落ち着くわけ。それが実はチューニングのテクニックなのね。これは、JUSTのカウンセリング養成講座の初級コースでやったチューニングというテクニックなんです。だから黙ってそのままにしていると、スーッと落ち着くんです。何か相手を変えようとすると、ますますでかくなる、ということなんです。

……じゃあ、あの、そのまま怒りをぶつけられて、相手が行っちゃって、こっちがむかむか、何か押しつけられたものが残っちゃった場合はどうすればいいんですか?

可哀想に。(笑)。

…しょっちゅうなんで。

あのね、それぞれの対処というのがあって、そのコアな部分というのは何かということなのね。何でそこに執着するのか。わかります?何で母に執着するのか。これは母がトラウマだと思っているでしょう?でも、その下の部分に結構自分が気がついていないトラウマというのがあるわけね。だから、認識している自分のトラウマは私は処理してきて、という話になっているんだけれども、でもそうじゃなくて、その氷山の下の方にはでかーいものがいろいろあったりするわけ。そういうことを、こうした感情のきっかけをもって、お話ししていくわけね。私は過去にこんなことがあって、というふうに。そうすると段々シェアの中で、自分の知らない発見が出てくるわけ。ここがおもしろいところなのね。だからミーティングなんかはすごーく本当は有効なんです。気づき、という点があるから。あ、こういう感覚は以前にもあったなと思い出すわけです。感覚を通して感覚を繋げていくということができるわけね。……今僕が焦っているのがみんな何となくわかるでしょう(笑)?僕の腸が反応しているのが何となくわかるでしょう(笑)?早く行かなきゃ、受付にぶっ飛ばされるみたいなね(笑)。

今日は本当に楽しかったです。みなさんとこうやってお話しができて。本当にありがとうございました。また楽しみにしております。どうもお疲れさまでした。