檜花粉との死闘

心の傷を癒す心理相談室、株式会社インサイト・カウンセリングです

03-3433-2721

〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F

営業時間/AM10:00~PM18:00 定休日/日・祝

檜花粉との死闘

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2016/04/08 檜花粉との死闘


檜花粉との死闘はやっと決着がついた。

 

檜花粉からの風邪のような症状で頭がボーッとして集中力に欠けてしまう。だから、なかなか集中して遺伝子コードを検索できない。でも「苦しい~!」となって、集中して遺伝子コードを探してみたら、自分が「トップ10!」とか書いていたNO.1の遺伝子であるTNFだった。

 

TNFはトラウマの遺伝子と共通している。

 

「やっぱりトラウマじゃん!」

 

赤ちゃんの頃に砂嵐状態になっているテレビの前で放置されている自分の姿がフッと頭に浮かんできた(昔は早い時間にテレビ番組が終了してその後に画面が砂嵐状態になっていた)。
子どもの頃から、いつもちょっとした両親の悲しい顔や不機嫌な顔で自分のことを責めてきた。「自分が悪いから両親が苦しんでいる」といつも自分を責めていた。自分が悪いから、と責めれば責めるほどその罪の重さに苦しんで、そこから逃れる為に白昼夢の世界に入ってしまう。勉強や片付けに集中できなくなり、さらに両親から責められる。罪意識から逃れる為の白昼夢の世界の中で罪を犯している自分の罪深さに絶望し、いくら懺悔をしても救われない絶望感が常にそこにあった。

 

自己免疫も本当は外部から入ってきた悪いものを退治する為に存在しているのに、暴走してしまうと自分の正常細胞を攻撃してしまう。まるで「自分が悪い!」と自分を責めるように、本来自分を守るべき免疫が自分の細胞を攻撃してしまう。そして、鼻水と涙にまみれていく。

 

フッと、こんな罪悪感を感じるような特徴的な遺伝子なんか無ければよかったのに、とその遺伝子を持っていない人がうらやましく思えた。

 

でも、この遺伝子のスイッチが入っていなければ「癒しと赦し」をここまで探求しなかっただろうな、と思った。
そんな時、あの貝がフッと思い出された。貝殻の内側に異物が入ると、その痛みから逃れる為に真珠層を巻いていく(痛みからかどうかはわからないけど)。そしていつしか真珠層が幾重にもなって白く輝く丸いものが生み出される。

 

その貝から取り出された、あの丸くて白く不思議な色を醸し出すものは、ある人にとってはとても貴重なものだと感じる。

 

でも、ブーちゃんにそれを与えてしまうと足で踏みつけてこちらに向き直って噛み付いてくる(マタイ7章)。

 

この現象がとても面白い。

TOP