目指しているもの

心の傷を癒す心理相談室、株式会社インサイト・カウンセリングです

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目指しているもの

目 的

落ち込みの原因を探る

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例えば、自分にとっては「ちょっとした気分の落ち込み」が周囲に大きな影 響を及ぼすことがあります。
この落ち込みの原因となっているものは、遺伝的な要因によるものなのか、生理的な要因であるか、また、心理的な要因なのかを探っていきます。

遺伝的な要因の場合はその人の特徴であるため、その特徴を生かして周りと共存する方法を探っていきます。遺伝的な特徴は、それまでなかったのにある年齢になると時限爆弾のように突如として現れるので、心の病気と間違えやすいのです。

また、生理的な要因もかなり高い割合で考えられるので、カウンセラーはそれを見逃さないようにします。
生理的な要因である場合はほとんど精神科か心療内科から出される薬により楽になります。

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心理的要因の場合、それが環境のストレスか、出来事(Life crisis)によるストレスなのかを判定します。
どちらにしても過去の心の傷がストレスによる症状を悪化させているかどうかをチェックします。

これまで気づかずに癒されることのなかった心の傷の治療

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ある一つの心理的症状の影には心の傷があることがわかった時点で、その心の傷が何であるかを思い出してもらう作業は必要ありません(本人が希望した場合は、探り出す作業を行う)。
なぜなら、本物の心の傷となっているものはほとんど意識に上ってこないからです。

「自分は酷い体験をした」と思い出されるものは氷山の一角であり、その下に大きな心の傷が隠れているのです。

それを思い出すとなると莫大な時間と苦痛が伴ってしまうのです。
インサイト・カウンセリングでは最新の方法で、氷山の根底にある心の傷を治療することを目的とします。
クライアントの記憶にある心の傷と、意識に上ってこない心の傷の両方を治療する必要があると考えます(心の傷のメカニズム参照)。

過去の心の傷からの速やかな解放

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集中力がない、能力を発揮できない、気楽に生活することができない、楽しくないなどの背景には心の傷が隠れている場合が多くあります。

確かに環境も状況も最悪かもしれませんが、あなたにはそれを打開する力があります。その打開する力が心の傷によって使えなくなっているのです。

心の傷の治療はカウンセラーに任せておくだけで、ご相談者は何も考える必要はありません。

心の傷の治療後は、不思議と自分で最悪な環境や状況を何もなかったかのように自然に打開していきます。
そして自由に生きる新しい道を見出していきます。

家族内の問題を改善するコミュニケーション術

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家庭内の問題についてもカウンセラーは的確にチェックしていく訓練がなされています。
その問題の原因とは家族が予測していたものとは全く違うことが多くあります。家族は、自分が原因となっていて問題が大きくなっていると勘違いしてしまいますが、カウンセラーが見てみると全く違うことが多くあるのです。

カウンセラーと家族が問題を明確にした後に、コミュニケーションや心理療法を通して、問題が自然と軽減していくのを実感することができます。

コミュニケーションスキルを身に付ける

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心の傷を治療することで、本人のコミュニケーションの取り方は自然と変わってきます。
以前は自信というものが全く感じられなかったのが、本人が意識をしなくても以前とは違った表情や話し方をするようになります。自然と自信を感じさせる話し方ができるようになると、人との会話が楽しくなります。

そこで更にコミュニケーションスキルを学ぶことで、対人関係が更にスムーズになり、仕事でもそれが生かせるようになるのです。

ストレスに対し的確に反応できるようになる

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ボールが飛んできてもよけなければ、ぶつかって痛い思いをします。
心の傷が癒されていない人は、このような危険を察知はしますが、回避することができません。厄介なことに、自分が危険を回避できていないことすら気付かないことがあります。

ストレスにより心理的にダメージを受ける人は、ストレスに対して弱いのではなく、危機を回避せず、そのまま受けるため、ダメージをもろに受けてしまうのです。

これは心的外傷ストレス障害の解離、麻痺と過覚醒の特徴です。
いつも危険を恐れて緊張していたり、緊張が長期にわたってしまい麻痺をしてしまったりすると、本当の危険が迫ったときに的確に反応ができなくなってしまうのです。
また、ストレスを受けた時も感覚が麻痺をしているために、落ち込んだりすることができず、感情の処理がなされないまま心の傷が更に増えてしまいます(心の傷のメカニズム参照)。

心の傷を治療し、過覚醒と麻痺が改善することで危険に対して的確に反応できるようになります。
危険を察知した時に的確に反応ができるようになるため、受けるダメージが最小限で収まるようになります。
またダメージを受けストレスになった場合でも、そのストレスに対して的確に反応するようになるので心の傷としていつまでも引きずることはなくなります。

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自由な生き方が出来るようになる

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心の傷は感覚を麻痺させるので、自分が何を感じているのか的確に感じられなくなります。この麻痺により、自分がどんなことをしてみたいか、自分にはどんな可能性があるのかを感じられなくなってしまいます。

自分の感覚が感じられないために、いつも周囲の人の感覚に頼るようになります。自分自身が何を感じているかがわからないために、人の表情や言動を頼りにしてしまうのです。

また、自分の感覚がないため、絶えず正しいか間違っているかで判断してしまい、白か黒のどちらかという柔軟性に欠けた判断方法しかとれなくなり、更に不自由な生き方を強いられてしまいます。

心の傷を治療することで、自分の感覚が感じられるようになります。
何が嫌で何が自分の欲していることなのかをよりリアルに感じられるようになります。

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本来、「嫌なことはやらない、やりたいことだけをやる」という生活を送っていれば自由に生きることができます。
しかし、それが「わがままだ」、「そんな生き方は正しくない」、「他と協調して生きていけない」などと考える人ほど、自分の感覚が麻痺している可能性が高いのです。

自分の感覚を感じる時に、はじめて自分の感じたまま自由に生きることができます。自由に生きることで本当の幸せを実感することができるかもしれません。

的確に自己主張ができるようになる

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心の傷が残っていると、自分の感覚が感じられなくなります。
すると、他人の反応ばかりを気にするようになってしまいます。
心の傷がある人ほど相手の顔色ばかりを伺うようになってしまうのです。
自分の感覚が実感できず、相手の顔色を伺っていると当然、必要な時に自己主張はできません。
自己主張ができないとストレスが溜まり、相手に対してストレスが爆発してしまい、人間関係を壊してしまう傾向があります。

心の傷を治療することで、自分の感覚が適度に感じられ、自然と自己主張ができるようになります。
人の表情もあまり気にせず、自分が必要としていることを的確に相手に伝えられるようになるのです。

それまで、相手の表情ばかり見て過剰に気を使っていたものが、変わってしまうので、相手は「ずうずうしくなった」と感じるかもしれません。
でも、楽に生きられることが一番大切です。

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自分の能力を十分に発揮できるようになる

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心の傷がある人は、絶えず周りの表情を伺いながら、「何が正しくて、間違っている」という感覚で生活をしていますから、自分の能力を発揮することができません。
いくらやる気があっても、周りがちょっとでも曇った表情をしただけで突然、不安になってしまうからです。

また、何が正しいかと考えて行動していると、様々な規制が行動を起こす前にかかってしまい、自由に行動することができなくなるのです。

心の傷のある人のもう一つの特徴は、いつも絶えず自責感にさいなまれているということです。
成功しても、失敗しても、後で自責感に苦しめられてしまいます。
例えば、成功して喜んでも「自分ははしゃぎすぎたかもしれない」、「自分はよかったけど他の人に迷惑をかけたかも」と妙な自責感が沸き起こってきて、手放しで成功を喜ぶことができません。

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どんな状況でも必ず家に帰ったら寝る前に「一人反省会」で自分の過ちを回想する傾向があります。
どんなことをやっても自責感が付きまとうので、何事も思い切って行動することができなくなります。
また、責任が伴うことになるとどうしても回避をしたくなる傾向があるので、能力を発揮することができません。
心の傷の治療を行うことで、妙な罪悪感にさいなまれることがなくなります。
何かした後に、反省することがほとんどなくなるのです。
「反省しないと学習しない」というのは意外と間違った考え方で、反省しないほうが意外と自由にのびのびと能力を発揮することができるようになるのです。

対人関係がスムーズになる

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心の傷が残っていると、人の顔色を読むようになり、相手の感情を勝手に予測してコミュニケーションを取るようになります。
表情だけを見て「相手が怒っている」、「相手は落ち込んでいる」などと勝手な予測を立ててしまいます。

さらに被害的になって、「相手はこの前のことを怒っているのでは」とか「自分のことが嫌いなのでは」と勝手な解釈まで付け加えてしまうのです。

本人は、心の傷により自分の感覚が感じられないので、勝手に予測した相手の気分に合わせてコミュニケ-ションを取ります。
このコミュニケーションの取り方で人間関係がギクシャクしてしまうのです。

相手があまり気にしていないことでも、気にしていて気分を害していると勝手に想像してしまうことで、会話の中で、気分を害させる方向に持っていってしまう のです。
心の傷を治療することで、相手が何を感じているかなどを勝手に想像する必要がなくなります。
より自分の感覚を中心に物事を考えることができるようになり、対人関係が、よりスムーズになります。

コミュニケーションをスムーズにするスキルとして、主語をいつも「私」にすることがあげられます。
「私は~を感じています」、「私は~と思います」というように「私」を主語にすることでコミュニケーションがスムーズになります。
心の傷を治療することでこれが自然な形でできるようになれば、傷が癒されている指標となります。

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家族関係が安定する

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家族関係で大切なことがコミュニケーションです。
言葉で交わすコミュニケーションだけではなく、態度や表情といったものも含まれます。
自身が心の傷を抱えているとそれを家族のメンバーに投影(自分の心の影を相手に移してしまうこと)してしまいます。
すると家族がとても大きな問題を抱えているように勘違いをしてしまい、問題を抱えている人に接するようにコミュニケーションを取ってしまいます。

すると、家族は暗示をかけられたように、問題を起こしてしまうのです。
相手の問題は、自分の心の中の問題を映し出したものという考えは非常に古い考え方ですが、家族の場合、それが実際に起こります。
家族のメンバーの中で一人でも心の傷が癒された人がいるならば、そこで悪い暗示のサイクルが断ち切られて、家族全体が肯定的に変化をしていきます。
家族として本来の生き方ができるようになるのです。

方 法

FAP療法®(Free from Anxiety Program)

過去の外傷体験を想起することなく、心の傷によって欠けてしまった感情を苦痛なく短期間のうちに統合します。感情が統合されることでストレスに適切に反応できるようになり、楽に生きる道を選択できるようになります。

新しいトラウマ治療として2001年に体系化されたFAP療法®は、バージョンアップを重ね、現在のFAP最新バージョンは「心に聞く」というVer.χと、遺伝子検索によるVer.α、そして、人からの影響を切るVer.12という手法が用いられています。

FAP療法の初期バージョンはこちらを参照)

認知行動療法

心理療法の中でも最も研究され、効果が認められている療法です。
過去の心的外傷体験を治療者との安全な環境で曝露し、記憶と感情を統合します。

家族療法

家族がメンバーのために面接を受け、本人に対してのアプローチの方法を間接的に学びます。
本人が安心でき、自己治癒力を活性化することができる環境を提供することで短期に治療をします。

催眠療法

催眠を用いて、過去の外傷体験や意識に阻害されている、本来兼ね備えている能力(リソース)を再認識し、それをバランスよく用いることができるようにします。

短期療法

現在困難と感じていることや、過去の外傷体験に伴う苦痛など、不快な感覚を短期間に取り除きます。

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