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心の傷を癒す心理相談室、株式会社インサイト・カウンセリングです

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心の傷の癒し方

2018/09/14 15

 

そして、まあ、みなさんも、今苦しんでいる方もいらっしゃるだろうし、治療者としてやってらっしゃる方もいるかと思いますけれども、まあ、最後になりますが、無駄な治療というものはないと思うんです、本当に。治療者が本当にね、熱意を持って熱心に治療をしたとき、患者さんと一生懸命向き合おうとしたときに、その治療法というものは必ず役に立つと思うんです。これは本当にそう。だから、治療者との信頼関係があれば、この治療は効かない、あの治療は効かない、ということは僕は絶対ないと思うの。ここまで説明しておいてこんなことを言うのも何だけどもね(笑)。でもこれは事実よ。あくまでも僕が言ってきたことは、僕が実感が得られなかった、というそこね。僕自身が楽にならなかった、というそこだけなの。でも治療者が本当にこれで楽になった、という確信が得られて、そして、治療を続けた時に、楽になりますわね。だから本当に治療者の治療を信じて、お互いにやる。そして治療者自身もやっぱり、熱心にその一つの治療法について追求していくということをやると、僕はどんな治療でもいいのかな、というふうに思いますよ。そして、本当に自分が信じて、そしてやっていく、ということがとってもいいことだと思います。それはなんの治療にしても。どんな治療にしても。だから僕は本当に、無駄なものとか、だめな治療者・だめな治療法というものはないと思います。信じて始めて生まれるもの、というのが、これはあると思うんで。だから今まで僕が語ってきたことは、あくまで僕の主観、ということになります。そして、大切なのは、やっぱり共感。本当にその人のことを知ろうと思って関わること、その人の苦しさはどこにあるんだろう、と誤魔化さないで、一生懸命、その人と納得するまで聞いていく、というのがこれが本来の治療だと思うんですよ。

 ですから、本当にこの治療法が一番とか、あの治療法が一番とか、僕はそれはないと思います。何でも信じてやってみる。信じることが一番のポイントよ。何にしても。本当に信じただけで変わることも多くあるんです。だから、そのセラピスト、そのセラピスト、自分のそれぞれの信条があるでしょう、それを疑わずに貫いてみる。自分が納得するまでね。それがいいのかな、と思います。そしてもう一つ、セラピスト達に言いたいことは、自分が本当にやってみて楽になることを患者さんに提供しよう、ということですね。自分は本当にこのセラピーを受けたいだろうか、これだけのお金を払って、というところですね。そういうものをやっぱり提供したいですね。ですから、そう思えないのだったら、やっぱりそれは使わない方がいいと思います。本当にこれは、私はこれだけのお金を払ってやってもらいたい、というものなのだろうか、ということは重要ですね。そして、それを信じることができたら、患者さんにも有効になると思います。僕がなぜ今このFAPの話を熱心にしたかと言ったら、やっぱり自分自身がやっぱりやってみたいなと思う方法だし、自分がやって楽になったからね(笑)。

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