スクリプトの理解

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スクリプトの理解

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2016/11/25 スクリプトの理解

催眠のスクリプトは「これは何の物語なの?」となり、意識的にはわけがわかりません。

 

でも、フッと自転車に乗っている人をテレビで見たり、自分が自転車に乗っているときに「あー!なんだかちょっと運動したくなったかも~?」と暗示がその人の中で芽吹きます。

 

自転車のカゴを見て「あれ?お菓子類を買っていないかも~!」っていつの間にかなっていて、そして「甘いもの食べない方がフットワークがいいかも~!」って気がついちゃったりします。

 

それが一カ月かかる場合もありますが、私の場合は、お師匠さんが暗示を入れられてから発芽するまでに5年たってから「あれ?」という風に知らず知らずのうちに自分が変わってきました。

 

例えば「本を書く」もお師匠さんに催眠のスクリプトを入れていただいたから、こうして文章が書けるようになりました。

 

「え~!自分で努力したからじゃないの~?」って思われるかもしれませんが、催眠のスクリプトが入っている状態って、不思議なんです。

 

それまでの私は、意識で「頑張ってやるぞ~!」って思っても、何事も継続できませんでした。

 

でも、催眠のスクリプトを使って無意識さんに働きかけていただいたことで、知らず知らずのうちに「あ!いつの間にか文章を書いている」となっていきました。

 

そして、無意識さんに任せながら書いているので、一見つながりが無いような、全く関係ないようなそれぞれの本たちが不思議と協力し合って、一つの曲を奏でます。

 

それがものすごく面白いんです。

 

でも、その催眠のスクリプトの美しさは一般的には理解されにくい、ということです。

 

お師匠さんが、ある学会の基調講演で何百人もの臨床家の前で、この催眠のスクリプトを奏でた時に、ほとんどの方が「???」という反応でした。

 

「催眠療法を語っているような人たちが集まっている場のはずなのに、なんでみんなこれが理解できないのかな?」と私はお師匠さんのそのスクリプトを聞きながらひやひやしていました。

 

でも、今になって分かったんです。

 

あの時、あのお師匠さんが何百人もいる会場で読んでいたスクリプトは私の為に書いてくださったものだったと。

 

誰のものでもない、喜びよ!

 

だから、誰にも理解される必要はなかったんです。

あの美しさを。

 

逆に考えたらすごい話になります。

何百人もいる会場で、ピンポイントで私に向けて先生はスクリプトを書いてくださった。

 

それが何年もたって私の中で芽生えて、こうして文章を書き続けているって。

 

本当に美しいお仕事です!師匠!

 

 

今、私が探求していきたいのが、意識的な人でも、楽しめるモノ。

 

簡単に実践できて、短期間でちゃんとした効果を出せるモノ。

 

本当は、ミルトン・エリクソンやお師匠さんが使っていたスクリプトを極めていきたいんですけど。

 

でも、その前に「一般の人が簡単に使えて効果が出せるもの」を完成させてみたいですね。

 

う~!お師匠さんのスクリプトが私の中で暴れている~!

 

あはは~!

 

楽しみながら書いていきます。

 

 

 

 

 

 

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