人間を認識できるようになるには

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人間を認識できるようになるには

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2016/06/01 人間を認識できるようになるには


生まれた順番で授乳時の母親のオキシトシンの分泌量に変動が起きて「愛されていた」か「愛されていなかった」の感覚が変わる、と仮説を立ててみると面白い。
そして、母親と同じ遺伝子でないとオキシトシンの量が変わって「愛されていなかった」となり、0-1歳の発達課題である「人間に対する信頼感」に問題が生じて目では自分と同じ人間を見ることができるのに、感覚的に「自分と同じ人間」という認識ができなくなってしまう。

 

感覚的に自分以外は”家畜”だったり、類人猿だったり、トイレのマークだったりする。

 

「アニメの少女しか愛せない!」と言っていたりするのを普通の人は理解できない。
「生きている人間の女の子の方がいいじゃない!」と突っ込みたくなるが、本人にとって”人間”は”ゾンビ”の認識だったら「接触するのが気持ち悪い!」となってしまうから「アニメの方がいい!」となるわけである。

 

ペンライトを振ってアイドルを応援しているときは”神聖化”していて、拒否されたりすると「この悪魔が~!」となって”こき下ろし”に変わってしまうのは「自分と同じ人間」と見えていないから。
相手が自分と同じように痛みを感じるとか、不快感を感じる、なんて認識が持てないのは「自分と同じ人間である」と思えないから。だから酷いことを言っちゃったりやっちゃったりする。

 

でも、0-1歳でそれがセットされてしまっているので自分でその認識を変えることは困難である。

 

「”理想化とこき下ろし”を繰り返しているから人と親密になれない」と多くの人は思っているのだが、実際は、相手のことを”人間”として認識できないから親密になれない。

 

どうしたら人間に見えるようになるのだろう?と考えた時に、ストレス刺激検査の結果のことが思い浮かんだ。

 

普通の人だったら、ストレス刺激でちゃんとストレスホルモンが上がって、そして時間の経過とともにストレスホルモンは減っていく。
人間関係で苦しんでいる方々は、普通の人と逆の反応をしてしまったり、ストレスホルモンが全く動かなくて、家に帰ってリラックスをしたときに急激に上がってしまって「あの野郎!」と怒りが収まらなくなってしまう。

 

もしかして、そこにヒントがあるのかもしれない、と考えた。

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