お金持ちになる物語の天才はだれ?

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お金持ちになる物語の天才はだれ?

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2018/05/26 お金持ちになる物語の天才はだれ?

子供の頃に、テレビでアメリカのドラマを見て「これがアメリカか!」「うわ~!豊かな国だな~!」と羨ましくなった。

 

大きいオーブンに「でかい肉!」。大きな冷蔵庫に「美味しそうなキラキラとしたデザート!」が入っていて「資本主義の大国ってすげーな!」と思っていました。

 

私が憧れる豊かな国はキリスト教が多かったので「キリスト教には、もしかしたらお金持ちになる秘密があるのかも!」と考えたこともがありました。

 

でも、キリスト教の私の家は「う!貧乏!」だったので「私の勘違いかも?」と。

 

あるとき、催眠のお師匠さんから「メタファー(暗喩のこと。無意識に与えるタネみたいなもので気が付いたら種が芽吹いていて豊かな実をつけて「あ!ものすごいお金持ちになっている!」というようなもの)を教えてもらって「なるほど!」と気がつきます。

 

イエスって「お金持ちになるメタファー」をたくさん残していた。

 

イエスが湖の湖畔に立っていて「二そうの小舟がある!」と見つけます。

 

イエスにはたくさんのフォロワーがいたので「舟の上からみんなと話をしよう!」と漁師のシモンに頼んで岸から漕ぎ出してもらいました。

 

イエスは話がすむと「沖にこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」とシモンに言います。

 

するとシモンは「先生、私たちは夜通し働きましたが、何も取れませんでした。しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」。

 

そして、網をおろしたら「大漁じゃ~!」とおびただしい魚の群れが入って、網が破けそうになった。「もう一艘の舟をよこせ~!」となったが「船長!両方ともいっぱいで沈みそうです!」となった、というお話。

 

その後に、イエスは、この漁師たちに「恐れることはない。今からあなたは人間を取る漁師になるのだ」とまたわけのわからないことを言う!

 

私がこれを読んだ時は「私は正しい!」とか「間違っている!」などと「意識的」になっていたから、せっかくのイエスが入れてくれていたお金持ちになるメタファーが「芽吹かない!」となっていたんです(これが新しい本のテーマです)。

 

アメリカにいた時に、一緒にいた友達はキリスト教の教会で他の人たちと同じように口を開けて「アホ~!」な顔をしてこの話を聞いていて「こいつら何も考えてないだろ!」という感じだった。

 

後になって「だから、あいつらにはイエスのお金持ちのメタファーが無意識に効いちゃって”お金持ち”になれるんだ!」と言うことがわかったような気がした。

 

やっぱりアホは最強ですよね!!

 

イエスのお金持ちのメタファーは面白い。

 

さっきの漁師たちがイエスの弟子になって、移動手段は舟が使えちゃう(う!便利!)。

 

移動中にイエスが舟の中で寝ていたら、突然、海上に激しい暴風が起こって、舟は波にのまれそうになった。

 

ところがイエスは眠っておられた(どんだけ~!)。

 

必死に舟を立て直そうとして死にそうになっている弟子たちは「もうダメだ!」と思って「おう!みんな!最終手段だ!」となります。

 

「主よ(イエスのこと)、お助けください、私たちは死にそうです」とお願いします(どんだけ~!どんな最終手段やネン!)。

 

するとイエスは彼らに言われた、「なぜ怖がるのか、信仰の薄いものたちよ」。

 

それから起き上がって、風と海とをお叱りになると、大なぎになった(ここで大凪が出てきましたね)。

 

これをアホなアメリカ人の友人は、鼻に指を突っ込みながら口を開けて「ボケー!」っとしながらこのお話を聞き流していた。

 

でも、確実にイエスのメタファーは、友人の無意識にタネを落として「お金持ち~!」の実をたわたわに実らせた(嵐で実が落ちないんだ!これが!)。

 

ある友人は「自分で努力してもちっともお金にならないじゃん!」と口を尖らせていた。

ところが、あるとき「心」が教えてくれたところに網をおろしたら「大漁じゃ~!引き上げられるのか~!私!」となってアップアップすることになる。

 

話しはちょっと変わりますが、

 

最近、子供達も夫もいるのに浮気しちゃって写真が流出してしまった女優さんが「え?もうバラエティ番組に出ちゃうの?」とびっくりしたことがあって、録画してまでその番組をみてしまった。

 

その女優さんは、ものすごいバッシングを受けただろうに。

 

近所とか家族からの責めに対してこの人はどう対処したのだろう?と興味があったのだ。

 

でも「あれ?この人の中は凪だ!」と見てびっくり。

 

「女優だから?演じているの?」と角度を変えて色々みてみたが「この人すげ~な~!」と感心してしまった。

 

周囲の批判という心の嵐が、この女優さんの心の凪で一瞬にして消え去っていくのが見て取れる。

 

私なんか、こうして文章を書いていながらも「新しく出版された本が売れなったらどうしよう?」とか「出版社の方に迷惑がかかったら?」や「読者の心に本の仕掛けが効かなかったらどうしよう?」とか「編集長から呆れられたらどうしょう?」なんて嵐が頭の中に吹き荒れていて、「荒波に飲み込まれる~!」となり「沈没してしまうかも~!」と必死に沈まないように、自分の心を落ち着かせようと舵を取る(「沈没」とは不安に呑み込まれるの比喩です)。

 

その時「あ!この不安や恐怖って何一つ私のものではない!」と気が付いた瞬間に「シーン!」と心の中がなぎになる。

 

私の心の声は静かな湖面に吸収され、

 

        静けさだけ広がっている。

 

静かな湖面の下には、たくさんの魚の群れが音もなく泳いでいる。

 

イエスのメタファーは、本当に面白い。

 

 

これを脳的に説明すると、「いろんな不安なことを考えちゃう!」という特徴は「脳の神経ネットワークが適切に刈り込まれていなくてモジャモジャで帯電しやすい状態」になっている。

 

帯電した脳の神経ネットワークは、電気を帯びているので「周囲の不快な思考を全部引き寄せてしまう!」と今度は無線LANでつながっている脳のネットワーク全てから「不快」な情報が「どんどん流れてくる~!」となります。

 

不快な情報で「ムカつく!」とか「不安!」や「絶望!」などの感情が刺激されればされるほど「脳で電気が大量に発生していますけど!」となってさらに脳のネットワークで不快な情報が引き寄せられてくる。

 

例えば、ブラジルで燃料の価格が上昇して運転手さんが「ふざけるな!」とストを起こしています!という今日のニュースで、「ふざけるな!」と怒れるブラジル人の脳が地球の裏側から脳のネットワークを使って私の脳に不快な感覚を届けてくれる(ブラジルからの贈り物や~!)。

 

そのブラジル人の「ふざけるな!」は私に伝わってきた時に「あんな本を出しやがってふざけるな!」と読者から怒られているかも?という「恐怖」に変換されて、私の脳は「ビビビッ!」っとさらに恐怖で発電しちゃいます。

 

情報って、自分に伝わってきた時に「どこから伝わってきたの?」とか「誰から伝わってきたの?」というのがわからないから「自分のもの!」としちゃって、自分に合わせて変換されちゃう(まさか、ブラジルからなんて思いもしませんよね!)。

 

その私の恐怖が周りの人に伝わって、周りの人も発電しちゃって「不快な感情の発電所や~!」という状態になって「どんどん貧乏になる~!」という現実が襲ってくる感覚になる。「嵐で船が転覆しちゃう~!」ってね!

 

「全て、私の感情ではな~い!」

 

そんなことに気がついた瞬間に「シーン!」となぎになる。

 

そう!

 

「恐怖」、「虚しさ」、「孤独」、「悲しみ」、「理不尽さ」などなど全てが脳のネットワークで流れてきているもの。

 

それを「私のもの!」とした時に嵐が脳内に吹き荒れて「ものすごい悲惨な現実!」というのが目の前に広がっていきます。

 

「全て、私のものではない」と気がついた時に、そこには前からあった「凪」を感じられるんです。

 

イエスのメタファーには、面白いメカニズムがちゃんと含まれていて「誰でも」それが使えちゃう奇跡がそこには存在しているんです。

 

でも、イエスの寝起きは怖い~!

 

荒れている風と海が叱られる~!

 

あはは~!

 

お金持ち!ほら!お金持ち!

 

(つづく)

 

今日から、この本が発売になりました。

 

この本はある意味で「奇跡」なんです。

 

出版社の方が「先生の無意識さんの本を読んで是非、無意識の本を一冊書いてほしいんですけど!」と言われて「御意!」と私は引き受けます。

「こんな風に書いて!」と本の設計図(校正案)を出版社の方から渡されて、「こんな感じになりました!」と一章書き終わったら確認してもらって、さらに次の章へと書き進めることをしていきます。

 

すると一章を提出した時点で「お師匠さんって読者は知らないから、書かないでください」とか「二人称、三人称の使い方がおかしいんですけど!」などのたくさんのダメ出しが。

 

「もし!も~し!編集者さん!無意識の本を書こうっていうのにダメ出しかい!」となります(無意識には「正しい or 間違っている」は無いんです)。

 

お師匠さんを抜かしてしまったら、私は「無意識の専門家じゃないもん!お師匠さんに教わったことしか書けないもん!」という感じ。

 

たしか2章を書いたあたりでさらに編集者の方からダメ出しをされて「え~?書き続けるのは無理っしょ!これ!」となります(そこで「御意」ってやれよ~!俺~!まだ、もじゃもじゃだな!)。

 

編集者さんを呼んで「この本を書き続けるのは無理かも?」伝えます(こんなことを書いて大丈夫か!俺!)。

 

すると、編集者の方はマジな顔をして「先生の無意識さんの本を読んで私は変われたんです!」と言った。

 

確かに、一番最初にお会いしたときは「ものすごい対人緊張で汗びしょびしょだよね!大変だよね!」と思っていたのです。

 

それが「汗をかいていな~い!」。

 

「是非!書いていただきたいんです!」と目をキラキラして言われて「しょうがないな~!も~!」って(どんだけ偉そうなんだ~!お前は~!)。

 

まあ、そのキラキラした目を見た時に「あ!書き続けるのは無理、というのは私の意識か!」ということに気がつきます。

 

無意識はリミットレスで「限界がない!」、無限なんです。

 

ある意味で「あれはダメ!これはダメ!」という意識的な判断をする編集者 VS 私の無意識!のコラボレーションかも!と思って「私の無意識は負けないぞ!」という感じになりました。

 

催眠のお師匠さんの

 

   「無意識には限界ないですよ~!」

 

   という声が書いている途中で優しく響いてくるようで、意識的な編集者からの無茶振りに私の無意識は面白いように答えていきます。

 

無意識が勝手に書いていくので「へ~!こんなことがあるんだ!」とびっくり。

 

無意識を使って書いていて、ある意味で「意識」を毛嫌いしていた自分にに気がつき、お師匠さんが言っていた「意識と無意識の統合」というのが見えてきます。

 

そう!編集者の意識と私の無意識が統合された時に、面白い一つの本が生み出されました。

 

これまでの私の本とは違った感じ。

 

多分、催眠のお師匠さんはこの本が好きかも。

 

「一般の方にも読んでいただけそうな内容でいながら、無意識の世界を簡単に体験できそうですね!」って。

 

この本を書き終わった私は「無意識って本当に無敵なんだな!」と実感することができました。

 

 

「ああ、バラよ!

 

まことの矛盾よ!

 

いくつもの

 

まぶた持ちながら、

 

だれの眠りでもない喜びよ!」

 

 

たくさんの方に読んでもらって、無意識の自由が広がってくれたら嬉しいです。

 

意識と無意識の統合

 

そんな本です。

 

 

レビューを書いて応援してくださってありがとうございます!!

 

読んでくださった方から「まるで、カウンセリングを受けているみたいです」と言われた。

 

描いてくださった、森下先生がまるで私のカウンセリングを見て、そのカウンセリングの中のやりとりを描いたかのような感じに描かれていていてびっくりした、というのです。

 

確かに、私が読んでいて「ちょっと恥ずかしいな~!」という感じ。

 

たくさんの方が人に振り回されるから自由になって、本来の自分で生きられるようになったら!

 

無意識という心を使って無敵になってこの日本全体が元気になっていく予感が!

 

こちらも応援してくださったら嬉しいです!!

 

大嶋 信頼

 

 

 

 

 

 

 

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