03-3433-2721
〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
営業時間/AM10:00~PM18:00 定休日/日・祝
私の毎日に欠かせない「マインドフルネス」
はじめまして。心理カウンセラーの安藤絵里子と申します。 今日は自己紹介と、私の毎日に欠かせない「マインドフルネス」についてご紹介させてください。
私は幼いころから動物や植物、海や風といった自然に深い関心があり、琉球大学理学部海洋自然科学科に進みました。海洋学や生物学を学び、特に植物生理学を専攻していました。自然界のしくみや生命の営みに触れるなかで、生命が持つ自己調整力や、相互に影響を与え合いながら成り立っている複雑な生態系の調和に魅了され、“ただ存在している”という状態そのものの豊かさに惹かれてきました。
この体験が、やがて「人のこころ」や「無意識の働き」へと関心が広がっていくきっかけにもなりました。その後、武蔵野大学で臨床心理学を学び、心の世界へと歩みを進めました。
これまで18年以上にわたり、企業・教育機関・医療機関などで、色彩心理・アロマテラピー・マインドフルネスを取り入れたセミナーを企画・開催してきました。また、精神科クリニックでは心理カウンセラーとして、個人カウンセリングを中心に臨床支援にも携わってきました。
そんな私が、日々の中で大切にしているのが「マインドフルネス」です。
マインドフルネスとは、呼吸や身体感覚、五感に静かに意識を向けながら、「今の私は、何を感じているのか?」に気づいていく実践です。 評価やジャッジを手放し、“ありのまま”の自分をやさしく見つめていく時間。 それは、自分の内側にそっと意識を向けることで、静かに支えてくれる存在=無意識とのつながりを感じることでもあります。
またこのプロセスは、自分の思考や感情、反応のパターンに気づき、そこに距離をもつ「メタ認知」の力を育てることでもあります。 メタ認知とは、自分の内面を一歩引いて観察する力です。自分の内で起こる体験をそのまま受けとめつつ、「これは私の一部であって、私のすべてではない」と気づくことで、感情に飲み込まれずにバランスを取り戻しやすくなります。
実際、近年の脳科学の研究でも、マインドフルネス瞑想を継続的に行うことで、感情のコントロールや思考・判断をつかさどる前頭前野が活性化し、厚みが増すという報告があります。つまり、マインドフルネスは「脳の筋トレ」であり、心の安定力や集中力、自己認識の力を育ててくれる、科学的にも裏づけのあるアプローチなのです。
さらに、自己を観察し受け容れるマインドフルネスの実践は、心のしなやかさ「レジリエンス(回復力)」の土台にもなります。 辛い経験や困難に直面しても、「そんな自分もいていい」とやさしく見つめられることで、自分自身を安全な居場所にすることができるようになります。
そして、自己との関係性が整ってくると、不思議と他者とのつながり方にも変化が生まれてきます。 自分の感情やニーズに気づけるようになると、相手の感情にもより丁寧に耳を傾けることができるようになり、共感や信頼のある関係が育ちやすくなるのです。 マインドフルネスとは、自分自身を深く見つめることを通して、人との関係性も豊かにしてくれる実践だと感じています。
私が学んできた現代催眠の中でも大切にされている「見て・聞いて・感じる」というプロセスは、マインドフルネスの本質と深く重なります。 五感を使って“今”に気づくことは、無意識との対話を深め、自己との信頼関係を育む第一歩になります。
マインドフルネスを続けていくと、 「どんな感情も、どんな状態も、そのままで大丈夫」と思えるようになります。 過去の自分もまた、無意識の支えの中で歩んできたのだと気づいていきます。 そして、自分の中に「いつでも戻ってこられる安心の場所」があることを実感できるようになるのです。
マインドフルネスの中でも私が最も大切にしていることは、 「今この瞬間の“Being”(存在)が、すでに完全である」という感覚です。 誰かに認められなくても、何かを達成していなくても、 「今ここにいる私」には、もうすでに価値がある。 その気づきが、自分との信頼や尊重の感覚を、日々少しずつ育ててくれるのだと思っています。
8月30日から開催される「無意識とつながるマインドフルネス」のワークショップでは、マインドフルネスとセルフ・コンパッション(自分への思いやり)の実践を通して、「今の自分にやさしく気づく力」を一緒に育てていきます。 また、私が長年取り組んできた色彩心理の視点も取り入れ、“色と感情のつながり”を探る楽しいマインドフルネスのワークも予定しています。
毎回さまざまなワークを中心とした楽しい内容となっております。 遊び心を持ちながら、無意識さんと一緒に脳の筋トレをしていきましょう♪
マインドフルネスは、今や医療・教育・ビジネスなど多様な分野で世界中に広がり、心と体の健康を支える実践として高く評価されています。
呼吸や身体感覚、五感を通して「今ここ」に意識を向けることは、内なる安心の居場所を育てることでもあり、自分を深く理解し、他者とのつながりを育む“こころの基盤”でもあります。
今回のワークショップを通して、そんな時間をご一緒できたらとても嬉しいです。
ワークショップにて皆さんとお会いできること、そして共に“今この瞬間”を味わえることを心から楽しみにしています。
25/08/22
25/08/08
TOP
はじめまして。心理カウンセラーの安藤絵里子と申します。
今日は自己紹介と、私の毎日に欠かせない「マインドフルネス」についてご紹介させてください。
この体験が、やがて「人のこころ」や「無意識の働き」へと関心が広がっていくきっかけにもなりました。その後、武蔵野大学で臨床心理学を学び、心の世界へと歩みを進めました。
これまで18年以上にわたり、企業・教育機関・医療機関などで、色彩心理・アロマテラピー・マインドフルネスを取り入れたセミナーを企画・開催してきました。また、精神科クリニックでは心理カウンセラーとして、個人カウンセリングを中心に臨床支援にも携わってきました。
そんな私が、日々の中で大切にしているのが「マインドフルネス」です。
マインドフルネスとは、呼吸や身体感覚、五感に静かに意識を向けながら、「今の私は、何を感じているのか?」に気づいていく実践です。
評価やジャッジを手放し、“ありのまま”の自分をやさしく見つめていく時間。
それは、自分の内側にそっと意識を向けることで、静かに支えてくれる存在=無意識とのつながりを感じることでもあります。
またこのプロセスは、自分の思考や感情、反応のパターンに気づき、そこに距離をもつ「メタ認知」の力を育てることでもあります。
メタ認知とは、自分の内面を一歩引いて観察する力です。自分の内で起こる体験をそのまま受けとめつつ、「これは私の一部であって、私のすべてではない」と気づくことで、感情に飲み込まれずにバランスを取り戻しやすくなります。
実際、近年の脳科学の研究でも、マインドフルネス瞑想を継続的に行うことで、感情のコントロールや思考・判断をつかさどる前頭前野が活性化し、厚みが増すという報告があります。つまり、マインドフルネスは「脳の筋トレ」であり、心の安定力や集中力、自己認識の力を育ててくれる、科学的にも裏づけのあるアプローチなのです。
さらに、自己を観察し受け容れるマインドフルネスの実践は、心のしなやかさ「レジリエンス(回復力)」の土台にもなります。
辛い経験や困難に直面しても、「そんな自分もいていい」とやさしく見つめられることで、自分自身を安全な居場所にすることができるようになります。
そして、自己との関係性が整ってくると、不思議と他者とのつながり方にも変化が生まれてきます。
自分の感情やニーズに気づけるようになると、相手の感情にもより丁寧に耳を傾けることができるようになり、共感や信頼のある関係が育ちやすくなるのです。
マインドフルネスとは、自分自身を深く見つめることを通して、人との関係性も豊かにしてくれる実践だと感じています。
私が学んできた現代催眠の中でも大切にされている「見て・聞いて・感じる」というプロセスは、マインドフルネスの本質と深く重なります。
五感を使って“今”に気づくことは、無意識との対話を深め、自己との信頼関係を育む第一歩になります。
マインドフルネスを続けていくと、
「どんな感情も、どんな状態も、そのままで大丈夫」と思えるようになります。
過去の自分もまた、無意識の支えの中で歩んできたのだと気づいていきます。
そして、自分の中に「いつでも戻ってこられる安心の場所」があることを実感できるようになるのです。
マインドフルネスの中でも私が最も大切にしていることは、
「今この瞬間の“Being”(存在)が、すでに完全である」という感覚です。
誰かに認められなくても、何かを達成していなくても、
「今ここにいる私」には、もうすでに価値がある。
その気づきが、自分との信頼や尊重の感覚を、日々少しずつ育ててくれるのだと思っています。
8月30日から開催される「無意識とつながるマインドフルネス」のワークショップでは、マインドフルネスとセルフ・コンパッション(自分への思いやり)の実践を通して、「今の自分にやさしく気づく力」を一緒に育てていきます。
また、私が長年取り組んできた色彩心理の視点も取り入れ、“色と感情のつながり”を探る楽しいマインドフルネスのワークも予定しています。
毎回さまざまなワークを中心とした楽しい内容となっております。
遊び心を持ちながら、無意識さんと一緒に脳の筋トレをしていきましょう♪
マインドフルネスは、今や医療・教育・ビジネスなど多様な分野で世界中に広がり、心と体の健康を支える実践として高く評価されています。
呼吸や身体感覚、五感を通して「今ここ」に意識を向けることは、内なる安心の居場所を育てることでもあり、自分を深く理解し、他者とのつながりを育む“こころの基盤”でもあります。
今回のワークショップを通して、そんな時間をご一緒できたらとても嬉しいです。
ワークショップにて皆さんとお会いできること、そして共に“今この瞬間”を味わえることを心から楽しみにしています。