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〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
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恐怖を感知するモンスター
「一体感」を自分のものにするって面白いんです。
それは、脳の発作から解放されたフラットな状態。
人に対して怒っていたり、攻撃的になっていたりする時って、脳は過活動を起こしていてフラットではない(過活動は活動しすぎちゃうこと)。
だったら「怒らないようにすればいいのか?」ということをしてしまうと「どんどんストレスが脳に帯電して発作を起こした~!」という現象が起きます。
脳の発作って積乱雲みたいな感じで「どっか~ん!」と突然雷と稲妻でそれまでの平穏な風景とは一変してしまうこと。
突然、怒って怒鳴り出しちゃう発作もあるし、遁走(突然逃げちゃって、自分の名前や家族、そして自分の職業なんかも思い出せなくなる)の発作もあります。嫉妬の発作を起こす人もいますし、発作(脳に帯電した積乱雲の過剰放電)で「足が痛くて動かせない!」となどの原因不明の身体症状を起こすこともあるんです。
だから、一般的な心理の常識では「適度に人と接して、人に愚痴を言ったりして脳に帯電した怒りを放電することが大切!」ということになるんでしょうね。
「お話をしてストレスを発散!」なんていう感じ。
インターネットなどで、自分の気持ちを書き込みして「ストレスを発散しよう!」なんていう取り組みを人は知らず知らずのうちにしているのです。
でも、これって「自分が話した気持ち」を「相手が共感してくれた!」という時に、怒りの波形が相手の共感によって打ち消されて「あ~!脳内の帯電が消えた~!」という状態になるはずなんです。
共感されないでただ吐き出すだけだと「余計に怒りが増幅したんですけど!」ってなるでしょ!
こんなことを考えている時に、私はある夢を見たんです。
ものすごい広い寺子屋にはたくさんの人が私と一緒に先生から学んでいました。
すると、ものすごく大きな醜いモンスターが「ガオ~!」って前から入ってきて、前の席に座っていた生徒をどんどん消していってしまうんです。
私は夢の中で本気で「ぎゃ~!」と叫んでいました。
めちゃくちゃ怖かったんです。
その時に「あの怪物は人の恐怖の匂いに引き寄せられて人を吸い込んでいってしまう!」という声がしてきます。
そんな声がしても、みんなは次から次へと消されてしまい、とうとう私の近くにやってきます。
そして、その時、私は「恐怖は幻想!恐怖は幻想!」と頭の中で唱えて自分の呼吸を整えたんです。
すると、あの醜いモンスターが私の体をすり抜けて去って行ったんです(すり抜けた時の感覚はめちゃくちゃ気持ち悪かったです。ウ~!ブルブル!)。
朝、起きてから「この夢って、アメリカのSF映画のアフター・アースのパクリやんけ!」と自分に突っ込みます(私が好きな俳優さんのウイル・スミスさんとその息子さんが主演の映画です)。
人の恐怖の匂いを感知して襲ってくるモンスターを、息子が「恐怖は幻想!」と恐怖を消して、無敵になってモンスターをやっつけてしまうというお話。
夢の中で私は「なかなか実際にやるのは難しいな~!」と思いながら「恐怖は幻想!」って唱えていたから面白い。
幻想の恐怖で私はモンスターを作り出して、必死になって戦おうとしてしまう。
戦えば恐怖が克服できるのか?と思いながら戦うのだが、結局、脳のメカニズム的には「恐怖」と「怒り」の部位は一緒なので「恐怖はどんどん増幅しちゃって無敵とは程遠いぞ!」という感じになるんですよね。
「恐怖は幻想!」ってモンスターをスルーした時は、ちょっと夢の中でも感動しました。
おー!本当なんだ!と(いまさらかい!)。
でも、目の前に起きている現象を見て「恐怖は幻想!」なんて思えるのはブッダとイエスぐらいでしょうね~!
それができていたら苦労はしちゃいません!だって、無敵なんですから。
目の前の現象や周囲からの嫉妬などの電気刺激に影響されて脳の怒りの部位の扁桃体が「発作を起こしてまうやろ~!」となる。
多分、ベースは「蜘蛛の糸」の餓鬼のように「自分の救いが奪われる!」という恐怖から「奪うんじゃない!蹴落としてやる!」という怒りに変換される。
だから、私は、弱者になって相手にものすごい怒りを感じてしまって「止まらない!」となってしまうのかもしれない。
そんな時に「恐怖は幻想!」もありなのかもしれません。
さらに「みんな繋がっている!」で巨大な脳のネットワークに繋がった時に、自分と同じ恐怖を感じている人とも繋がるから「相手の恐怖の波形で私の恐怖が打ち消される~!」となって「一体感」から無敵!になることができるかもしれません。
でも、今回の場合は「一体感」を得るために「嫉妬のコラム」に書いていた「5年後の自分」や「10年後の自分」に繋がるのがありなのかもしれませんね。
酷い現象を目の前にした時に「絶対に許せない!」と怒るのは根底に「恐怖」があって、発作を起こしているから。
その現象を「5年後の自分」と頭の中で唱えて、5年後の自分に繋がって見た時に「チ~ン!」となる(今回の「チ~ン!」は“無”です)。
「おー!5年後の自分は大人じゃん!」と感心します。
5年後の自分の脳が「それは幻想!」と教えてくれて、発作を収めてくれた時に、私の脳はフラットな状態になるから、そんな状況でも「一体感」を感じることができるようになって「安心」なんです。
これを繰り返しているうちに、だんだんと発作の回数が少なくなって「大人」に成長するんでしょうね。
発作を起こしている限りは、幼い子供にタイムスリップしてしまいます。
なぜなら、恐怖を感じる脳の部位の下には、記憶を整理する海馬ちゃんがいて、海馬ちゃんが刺激されちゃって「記憶がシャッフルして幼い子供の記憶になってしまう!」という感じになるから。
成長するって「一体感」に近づくっていうことなんでしょうね。
そう考えてみると面白くなってきます。
(つづく)
アマゾンの「リミットレス!あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク」(飛鳥新書)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
実用的心理学!!?と書いてくださってありがとうございます。催眠のお師匠さんが治療をしたクライアントさんって、お会いした時に「あ!すごい人がこの方を治療されたんだな!」という感じでわかるんです。違うんですよねー!技が!でも、最近、それが全然わからなくなってきているんです。「あれ?この方もお師匠さんの匂いがする!」っていうような感じ(犬か!)。お師匠さんのスクリプトを読んでくださって、そして、お師匠さんからパクった「心に聞く!」を使ってくださっていると「え?ちょっとまてよ!」となってきてしまったんです。お師匠さんの技はやばいです。私は、みなさんと繋がって、どんどん薄くなっていきたいと思っています。書いてくださってありがとうございます。感謝!!
大嶋 信頼
24/11/08
24/10/18
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「一体感」を自分のものにするって面白いんです。
それは、脳の発作から解放されたフラットな状態。
人に対して怒っていたり、攻撃的になっていたりする時って、脳は過活動を起こしていてフラットではない(過活動は活動しすぎちゃうこと)。
だったら「怒らないようにすればいいのか?」ということをしてしまうと「どんどんストレスが脳に帯電して発作を起こした~!」という現象が起きます。
脳の発作って積乱雲みたいな感じで「どっか~ん!」と突然雷と稲妻でそれまでの平穏な風景とは一変してしまうこと。
突然、怒って怒鳴り出しちゃう発作もあるし、遁走(突然逃げちゃって、自分の名前や家族、そして自分の職業なんかも思い出せなくなる)の発作もあります。嫉妬の発作を起こす人もいますし、発作(脳に帯電した積乱雲の過剰放電)で「足が痛くて動かせない!」となどの原因不明の身体症状を起こすこともあるんです。
だから、一般的な心理の常識では「適度に人と接して、人に愚痴を言ったりして脳に帯電した怒りを放電することが大切!」ということになるんでしょうね。
「お話をしてストレスを発散!」なんていう感じ。
インターネットなどで、自分の気持ちを書き込みして「ストレスを発散しよう!」なんていう取り組みを人は知らず知らずのうちにしているのです。
でも、これって「自分が話した気持ち」を「相手が共感してくれた!」という時に、怒りの波形が相手の共感によって打ち消されて「あ~!脳内の帯電が消えた~!」という状態になるはずなんです。
共感されないでただ吐き出すだけだと「余計に怒りが増幅したんですけど!」ってなるでしょ!
こんなことを考えている時に、私はある夢を見たんです。
ものすごい広い寺子屋にはたくさんの人が私と一緒に先生から学んでいました。
すると、ものすごく大きな醜いモンスターが「ガオ~!」って前から入ってきて、前の席に座っていた生徒をどんどん消していってしまうんです。
私は夢の中で本気で「ぎゃ~!」と叫んでいました。
めちゃくちゃ怖かったんです。
その時に「あの怪物は人の恐怖の匂いに引き寄せられて人を吸い込んでいってしまう!」という声がしてきます。
そんな声がしても、みんなは次から次へと消されてしまい、とうとう私の近くにやってきます。
そして、その時、私は「恐怖は幻想!恐怖は幻想!」と頭の中で唱えて自分の呼吸を整えたんです。
すると、あの醜いモンスターが私の体をすり抜けて去って行ったんです(すり抜けた時の感覚はめちゃくちゃ気持ち悪かったです。ウ~!ブルブル!)。
朝、起きてから「この夢って、アメリカのSF映画のアフター・アースのパクリやんけ!」と自分に突っ込みます(私が好きな俳優さんのウイル・スミスさんとその息子さんが主演の映画です)。
人の恐怖の匂いを感知して襲ってくるモンスターを、息子が「恐怖は幻想!」と恐怖を消して、無敵になってモンスターをやっつけてしまうというお話。
夢の中で私は「なかなか実際にやるのは難しいな~!」と思いながら「恐怖は幻想!」って唱えていたから面白い。
幻想の恐怖で私はモンスターを作り出して、必死になって戦おうとしてしまう。
戦えば恐怖が克服できるのか?と思いながら戦うのだが、結局、脳のメカニズム的には「恐怖」と「怒り」の部位は一緒なので「恐怖はどんどん増幅しちゃって無敵とは程遠いぞ!」という感じになるんですよね。
「恐怖は幻想!」ってモンスターをスルーした時は、ちょっと夢の中でも感動しました。
おー!本当なんだ!と(いまさらかい!)。
でも、目の前に起きている現象を見て「恐怖は幻想!」なんて思えるのはブッダとイエスぐらいでしょうね~!
それができていたら苦労はしちゃいません!だって、無敵なんですから。
目の前の現象や周囲からの嫉妬などの電気刺激に影響されて脳の怒りの部位の扁桃体が「発作を起こしてまうやろ~!」となる。
多分、ベースは「蜘蛛の糸」の餓鬼のように「自分の救いが奪われる!」という恐怖から「奪うんじゃない!蹴落としてやる!」という怒りに変換される。
だから、私は、弱者になって相手にものすごい怒りを感じてしまって「止まらない!」となってしまうのかもしれない。
そんな時に「恐怖は幻想!」もありなのかもしれません。
さらに「みんな繋がっている!」で巨大な脳のネットワークに繋がった時に、自分と同じ恐怖を感じている人とも繋がるから「相手の恐怖の波形で私の恐怖が打ち消される~!」となって「一体感」から無敵!になることができるかもしれません。
でも、今回の場合は「一体感」を得るために「嫉妬のコラム」に書いていた「5年後の自分」や「10年後の自分」に繋がるのがありなのかもしれませんね。
酷い現象を目の前にした時に「絶対に許せない!」と怒るのは根底に「恐怖」があって、発作を起こしているから。
その現象を「5年後の自分」と頭の中で唱えて、5年後の自分に繋がって見た時に「チ~ン!」となる(今回の「チ~ン!」は“無”です)。
「おー!5年後の自分は大人じゃん!」と感心します。
5年後の自分の脳が「それは幻想!」と教えてくれて、発作を収めてくれた時に、私の脳はフラットな状態になるから、そんな状況でも「一体感」を感じることができるようになって「安心」なんです。
これを繰り返しているうちに、だんだんと発作の回数が少なくなって「大人」に成長するんでしょうね。
発作を起こしている限りは、幼い子供にタイムスリップしてしまいます。
なぜなら、恐怖を感じる脳の部位の下には、記憶を整理する海馬ちゃんがいて、海馬ちゃんが刺激されちゃって「記憶がシャッフルして幼い子供の記憶になってしまう!」という感じになるから。
成長するって「一体感」に近づくっていうことなんでしょうね。
そう考えてみると面白くなってきます。
(つづく)
アマゾンの「リミットレス!あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク」(飛鳥新書)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
実用的心理学!!?と書いてくださってありがとうございます。催眠のお師匠さんが治療をしたクライアントさんって、お会いした時に「あ!すごい人がこの方を治療されたんだな!」という感じでわかるんです。違うんですよねー!技が!でも、最近、それが全然わからなくなってきているんです。「あれ?この方もお師匠さんの匂いがする!」っていうような感じ(犬か!)。お師匠さんのスクリプトを読んでくださって、そして、お師匠さんからパクった「心に聞く!」を使ってくださっていると「え?ちょっとまてよ!」となってきてしまったんです。お師匠さんの技はやばいです。私は、みなさんと繋がって、どんどん薄くなっていきたいと思っています。書いてくださってありがとうございます。感謝!!
大嶋 信頼