秋の空のスクリプト(お金持ちのスクリプト)の種明かし

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秋の空のスクリプト(お金持ちのスクリプト)の種明かし

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/11/06 秋の空のスクリプト(お金持ちのスクリプト)の種明かし

秋の空のスクリプトの種明かしをしちゃいます。

 

幼稚園生の頃に「かけっこ(50m走?)」をやった覚えがかすかにあります。

 

その当時は「一着」、「二着」、と旗を渡されて、そして、二着だった子供が一着の子の横に並び「二着の列」というのが出来上がって、隣に並んでいる「一着の列」の子供たちが輝いているように見えました。

 

一着だった子供たちは、何か文房具のようなものを「賞品」としてもらっていたような気がします。

私は、一着になったことがなかったから、何が賞品だったのか知ることができませんでした。

 

多分、それをもらっても「なんだ!文房具じゃん!」とがっかりしていたのかもしれません。

 

その当時の自分を振り返って、興味深いのは「なんで自分は一着になれないんだろう?」と真剣に考えていたこと。

 

当時から「生まれつきの身体能力の差」を感じていて「自分はあの子よりも走るのが遅い!」と思って「自分は一等賞を取れない」と走る前から諦めていたところがありました。

 

でも、いざ走る前になると「負けるもんか!」となり必死になって走ります。

直前になると「もしかしたら勝てるかもしれない!」と思うんですよね。

でも、結果はいつも「三等賞」と残念な結果で「悔しい!」と思って、悔し涙を流していました(どんだけ負けず嫌いやねん!)。

 

他の子から「あいつはこの運動会のためにお父さんと一緒にかけっこの練習を毎朝しているんだ!」と教えてもらった時に「へー!」と聞き流していました。

 

「練習」と言われた時に、私の頭の中では「三日坊主で続かない」というのがあったので、練習を始めても続かない、というのがすぐに頭に浮かんできてしまって「そんなのありえない」という感じで、その情報をスルーしてしまいました。

 

むしろ「練習までして一等賞を取りたいなんてダサい!」という周りの子たちの妬みを感じて「練習することはダサいんだ」と思って、自分の潜在能力がいつか爆発して、そしてものすごいスピードでゴールテープを切ることを夢見ます。

 

足が速い子って、みんなサッカーや野球をやっていて、そりゃ走る練習をたくさんしていたんです。

「走る練習だけするなんてダサい」と言いながら、自分たちもトレーニングで走っている。

全くそんな練習なんかしていない私は身体能力に差が出ますから「勝てるわけがない!」のですが「いつか自分の潜在能力が開花して!」とテレビのヒーローものの主人公になるような夢を持ってしまっていたんです。

 

ちょっとでも、コツコツ何か練習していれば、もっと早く走れたのに、と思うのですが「あんたは、何をやっても3日坊主だから」と親から呪いの暗示を入れられていたので「すぐに飽きて練習なんて続けられない!」となっていました。

 

実際、ちょっと走っただけで「もう息が苦しくてダメ」とすぐに弱音を吐いて諦めてしまいます。

 

そうなんです、誰も応援してくれる人がいなかったし、その苦しみの向こうに持久力や筋力が待っている、なんてことを教えてくれる人はいなかったんです。

 

父親がそんなトレーニングに付き合ってくれることなんて考えられなかったし、母親は運動は昔できたみたいだけど、その当時はいつも調子が悪くて、暗い部屋で横になっていてそれどころではありませんでした。

 

「一等賞を取ってみたい」と思ったことがあったのですが、私は他の子と同じように「速い子には勝てない」っていつのまにか諦めるようになっていました。

 

一等賞が取れる人って、確かに限られているんです。

私は、いつもそのグループの中に入ることができずに悔しい思いをしていた、というのがスクリプトの中身なんです。

 

「なんで、それがお金持になる暗示と通じるの?」ということになります。

 

この仕掛けが面白い。

 

実は、アメリカの統計的なデータで面白いのがあって「13歳の時点で人気者だった人は成功しない傾向がある」というのです。

 

このデータって皆さんの潜在意識の中にもあって「人気者だった子は確かに成功していない」というのを何処かで知っているんです。

 

それってなぜ?

 

子供の頃に、悔しい思いをしたら「おりゃ~!」っていうのがどこかに残っていて、それがいつも何かの原動力となります(おりゃ~!って「負けるものか!」という感覚なのかもしれませんね)。

 

誰かに指導してもらって競争で勝ってしまったら「あれ?成功が続かない!」という現象が起きます。

 

誰からも教えてもらわないで、自分でちっとも努力しないで「悔しい~!」と地団駄を踏んでいる方が、後になって「何くそ!」という感じで底力が発生して、そしていつのまにかあの人気者たちをはるかに越した世界を見ていることになったりするんです。

 

そうなんです「いつか自分の潜在能力がドカン!と発生して」というのは妄想じゃなくて、それは起きるんですよ~!という面白い暗示。

 

だって、これまで散々悔しい思いをしてきたでしょ。

 

その悔しい思いをしてきたことがあなたにとっての宝物。

 

その悔しい思いの象徴である旗(三等賞)を持ちながら「いつかは一等賞を取ってやる~!」と空を見上げている、その感覚の中に力がいっぱい宿っている、というスクリプト。

 

皆さんはこんな仕掛けがスクリプトの裏に隠れていたってわかっていらっしゃったと思います。

 

そうなんです、みんなそれを知っていらっしゃるんです。

不思議なことに。

 

 

Amazonの「行動できない」自分からの脱出法(清流出版)のレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

学習性無力症からの解放にとても役立ってくれています、と書いてくださってありがとうございます。「学習性無力」と「嫉妬の発作」が見事につながっていて素晴らしい理解をされています。読ませていただいて「この仕組みを知っているのと知らないのでは全然違う!」という気がしてきました。こうして書いてくださる方と繋がることで、どんどん面白いことがわかってきますね。脳のネットワークって最高。みなさんと一緒に書くっての楽しいです。こちらが「嫉妬の発作」をスルーできるようになると、本当に相手が変わるんですよね~!めちゃくちゃうれしいです。「関係の更新」のお話は感動しました!!本当にありがとうございます。いつもつながってくださってありがとうございます。全然関係ない話なんですが、サーフィンを私に教えてくださったお友達が「最近、サーフィンができないぐらい仕事が忙しくなった~!」と嘆いていらっしゃいました。「私を祝福するものは祝福され」というのが楽しくて仕方がないんです。いつも応援してくださってありがとうございます。感謝!!

 

虫歯菌、と書いてくださってありがとうございます。「心の声」というのは「心よ!」とタグを付けた自問自答みたいなものですから、適当でいいのかも?と思います(私は超適当過ぎるのですが)。だいたいで大丈夫です!そして「え?そんなこと?」と思うようなことでも、心が教えてくれたことを実践しているうちに、いつの間にか心との信頼関係が深まって「すげ~!」ということを教えてくれるようになります。映画の「空手キッド(ベストキッド)」でパット森田さんが演じる「先生」が「車にワックスをかけろ!」そして「ワックスを拭きとれ!」と一見「大したことないじゃん!」というようなことを心が言います。でも、やっていると面白いことになります。出来ましたら、この歯医者さんの件も「心に聞く!」がベストです。「心よ!歯医者を変えた方がいいの?」とか聞いてみるといいかもしれません。遺伝子のコードは「心理的な不安を緩和させるためのモノですよ~!」と書いておきます。虫歯の不安に対して「OFD1の還元」か「GJB1の還元」などで不安や恐怖が消えるかどうか。ちなみに虫歯に関係する可能性がある遺伝子は300あります。これまで頻繁に使っていたのはBDNFで家系に痛風の方がいらっしゃる場合はこれが効きます。

 

あくまでも「子宮筋腫が治る」ではなくて「不安が消える~!」ですよ~!

「ESR1の還元」と「PGRの還元」で不安が消えたらラッキ~!でも、ちゃんと心に聞いてくださいね~!

 

ちなみに、私は「ずるい人」が周りからいなくなる本(青春出版社)の花粉症のコードで「あ~!花粉の不安が消えた~!」となりました。昨日、サーフィンに行ったときに「あれ~!みんなマスクしているぞ~!花粉が流行っているんだ~!」と眺めている自分がいておかしくなりました。以前は、この時期は必ずティッシュのボックスが必要でしたから。

 

いつも応援してくださってありがとうございます。感謝!!

 

大嶋 信頼

 

 

 

 

 

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