頼るものが何もない不安

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頼るものが何もない不安

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/09/09 頼るものが何もない不安

朝起きてみたら「あれ?なんだか不安感が!」。

 

漠然とした不安感で、自分が「頼るものが何もない」という宙ぶらりんの感覚になっていた。

 

この不安感に注目して「この頼るべきものがない不安感はいつから始まったのだろう?」と探ってみると8歳の自分が浮かんできます。

 

「お~!なんで8歳なんだ?」と思っていると、嵐の日の暗い教室で周りの生徒と馴染めず四面楚歌になっている自分が悲しそうな顔で立っていました。

 

すると8歳の自分が「昨日、人の話を真に受けない!の呪文を唱えさせたから“猪突猛進”ができなくなって、僕が出てきたんだよ!」と悲しそうな顔をして言った。

 

8歳の君よ!意味がわからないんだけど?

 

すると頭の中に8歳の君からの解説が浮かんでくる。

 

世の中のルールや自分の目標だけを忠実に守っている時は、自分の“心”に注目を向ける必要がなかったでしょ!

 

でも「人の話を真に受けない!」という呪文を唱えたら“世の中”とか“人が自分のことをどう思うか”などの基準で考えなくなるよね!

そしたら、自分の心に注目が向くでしょ!「これまで、自分の外にばかり注目を向けていて、自分の心が未成熟だから頼りない不安感を感じているんだと思うよ!」と説明してくれた。

 

その時に、8歳の自分が夜眠れなかったんだ!ということを思い出します。

 

学校であった嫌なこと、親に叱られたこと、などが次から次へと浮かんできて「眠れない!」となっていて「どうしよう?」とパニックになりそうになっていたんです(週の半分ぐらいは親に殴られて泣き寝入りをしていたから、この心配はなかったんですけどね)。

そんな時に「あ!象さんを思い浮かべればいいんだ!」と象の大きな姿を思い浮かべていました。

 

象の大きな姿を想像して、布団の横にある土壁のひんやりした感触に触れた時に、私は不思議と眠りに落ちていきます。

 

「あ~!あの頃から“頼るべきもののない不安”を私は感じていたんだ!」

 

「何を唱えてもらったら、この不安が消えるんだろう?」と考え始めます。

 

でも、欲張りな私は「この頃から、リミットレス(能力の限界を超える)の呪文を唱えさせたら勉強に集中できるようになって、成績が上がってこの不安がなくなるかも?」と邪(よこしま)なことを考えます(よこしま=心が正しくないこと=悪いこと)。

 

8歳の自分にリミットレスの呪文を唱えてもらおうとすると8歳の私は「巾着袋と接着剤?」と言います。

 

「おい!違うでしょ!」とちゃんとした呪文を教えるのですが「ちっちゃい冷麺と春夏秋冬?」と返ってきて「おい!ドリフのコントじゃないんだから!」と怒りたくなります(ドリフのコントを知らない人もいますよね!)。

 

あ!そうか!失読症の問題があるから、小学校の時にみんなの前で教科書を読んだ時に間違えて文章を読んでバカにされたんだっけ。

 

失読症があるから難しい単語は覚えられないのよね!と理解します。

 

失読症の問題はそのうちにやるとして、とりあえずは「すぐに不安になってしまう」が一瞬で消える方法(すばる舎)の「不安で眠れない時の呪文」を教えてあげて「寝る時の象さんもいいけど、これを寝る時に唱えてもらえると今の私が楽になるからお願い!」と素直にお願いします。

 

いい子なんですよね!8歳の自分は。

自分のために、ということは何ひとつまともにできないのですが「人を助けるために」と言われると忠実にこなしてくれるんです。

 

みるみる私の心は軽くなっていきます。

 

そして8歳の自分がちょいワルになっているのを感じます。

 

「真面目で正しくなければ愛されない」ってずっと思ってきたもんね!

 

「それが必要ない!って感じられたんだ!」と私は8歳の自分を見つめながら嬉しくなります。

 

そう!「どんな自分でも愛されている」って自由に駆け回っている姿を見つめながら、私はとっても豊かな気持ちになっていたんです。

 

 

 

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