対等に自由に生きる

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対等に自由に生きる

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/08/28 対等に自由に生きる

「人と対等になって自由に生きられるようになりたい!」とずっと思っていました。

 

“対等になって”というのは「他の人と同じように人並みの幸せを感じられるようになって、人目を気にしないで生きられるようになりたい」っていう感覚。

 

周りの人と比べると、いつも私はどうでもいいことで怒ったり怖がってチャンスを逃し、みんなが簡単に手に入れられている”幸せ”を手に入れることができない、という感覚があります。

 

いつも、人目を気にして怯えていたり、怒って、人と「対等」という感覚を味わったことがなく「自分は周りの人と比べてだめだ!」という劣等感でいっぱいで「なんでもっとちゃんと努力をしないんだ!」と常に自分にダメ出しをしていました。

 

ダメ出しをすればするほど「片付けができない!」、「勉強することができない」、「運動しなきゃいけないのにそれもできない」となります。「やらなきゃ!」と思えば思うほど、不思議と体が動かなくなり「やろうとしていつもやらないダメな自分」となってしまっていました。

 

みんなはちゃんと片付けて綺麗にしているのに、自分はできない。

 

みんな勉強をしているのに、自分はいつまでたってもちゃんと勉強しないで、同じところをぐるぐる回っている。

 

みんな運動して健康的な生活を送っているのに「しなきゃ!」と言いながら言い訳ばかりしてやろうとしない。

 

どんどん自分が惨めで汚い存在に思えて醜くなっていく感覚がありました。

 

でも、どうすることもできませんでした。

 

なぜ、できなくなるのか?

 

このメカニズムがちょっと面白いんです。

 

この「片付けられない」、「勉強できない」、「運動もしなきゃいけないのにやれない」というのがコンプレックス(劣等感)だとします。

 

すると、私の中では「これを見られたらみんなから馬鹿にされて蔑まれる!」ということで「隠さなきゃ!」というのが自動的に働いちゃいます。

 

私の中のコンプレックスを周りの人に悟られないように「まともな人を演じなきゃ!」となるわけです。

 

ここが問題で「まともな人!」を演じれば演じるほど、周囲の人は、そんな私を見て”嫉妬の発作”を起こして「ビビビッ!」となります。

 

「何この人、すかした態度をして!(すかした態度とは、気取った態度とかキザな態度、などと同じ)」と批判されちゃいます。

 

人って陰口を叩かれていても、精神的なダメージを受けます。

 

「”悪口を言われている気がする”というのは私の被害妄想なのかな?」と疑ったりするのですが、“嫉妬の発作”が起きている時って、脳のネットワークを通じて「電気ショック!」が伝わってくるので、本当に”痛い!”んです。

 

まともな人を演じれば演じるほど嫉妬されて、その人たちから「電気ショック!」の攻撃がやってくる。

 

すると、無意識の中で「まともになればなるほど痛い目にあう」という”恐怖”が植えつけられてしまいます。

 

学習性無力症の実験で「自由になろう!」と思って外に出ようとしたら「ビビビッ!」で電気ショックを受けちゃった犬のように「自由を求めて動いたら電気ショックがやってくる!」となって「ち~ん!」となってしまうんです(「ち~ん!」って無力状態のことです)。

 

「片付けよう!」と思う時に「ビビビッ!」の周囲の嫉妬の電気ショックが思い出されちゃって「ち~ん!」となる。

 

「勉強をしよう!」とか「運動をしよう!」と思うと「気が重い!」となるのは、勉強が億劫なんじゃなくて、電気ショックが面倒臭いだけ。

 

でも、意識の中では「自分がまともじゃないから人から批判される!」となってしまいます。

 

だから「まともにならなければ!」と思って、まともな人を演じれば演じるほど「ビビビッ!」とショックを受けて、という悪循環。

 

私の「大人にならなきゃ!」というのは完全に間違っていた、ということになるんです。

 

「みんな子供なんだ!」という認識を持った時に「自分以外の何かにならなきゃ!」という演じる努力が必要なくなります。

 

演じなければ嫉妬される必要もなく「ありのままの自分」でいることができて「あ!自分のしたいことが自由にできる!」と。

 

自分のしたいことをしたってもう嫉妬を恐れる必要がなくなります。

 

なぜなら「みんな子供」だから。

 

大人が「あいつ生意気!潰してやれ!」と思っている、とずっと恐れてきました。

 

いや!違っていたんです。

 

「いいな~!それ!」って子供が羨ましがっている姿がそこにあります。

 

「いいでしょ!これ!」

 

子供同士だったら無邪気に自慢している自分がいます。

 

「みんな子供なんだ!」

 

ただ、子供が羨ましがっていだけ。

 

そんなことを感じながら自由になっていくんです。

 

「みんな子供なんだ!」と認識するだけで十分だったんです。

 

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