03-3433-2721
〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
営業時間/AM10:00~PM18:00 定休日/日・祝
3年後の私
催眠のお師匠さんと一緒に食事をしている時に「10年後の大嶋さんは何をしていますかね?」と何度となく質問されたことがあります。
私は、幼い頃から母親に「来年のことを言うと鬼が笑う」と教えられていて「先のことを考えるものじゃない!」と思っていました。
だから、お師匠さんの前で夢を語ることなんかできなくて「10年後も同じカウンセリングの仕事をしているんじゃないですかね~!」とつまらない答え方をしていた。
あの時、勿体無いことをしたな~!なんて後悔をします。
もっと、お師匠さんと夢を語り合えたらよかったのに。
でも、小さい頃から「一寸先は闇」というような感じで、いつも「希望を持ったら潰される」という繰り返し。
「嫌なことがない日がない!」という感じの毎日。
学校でいじめられたり、親から怒られてひっぱたかれたり、成績が悪くて気分が落ち込んだり、散々な日々でした。
希望的なことが見えると、必ずと言っていいほど絶望的なことが訪れるんです。
だから、いつの間にか希望を持たない人間になっていて「今しかわからない!」を信条にするようにしたんです。
「今しかわからない!」から英語が全く喋れなくたってアメリカに行ってしまいました。「ダメになって帰ってきてしまうかもしれない!」と思いながらアメリカに渡ります。
暗雲が立ち込めて「学力がなくて大学にちゃんと入学できないかも?」という不安の中で一生懸命に勉強をします。
そして、大学に入っても「卒業できないかもしれない」と思いながらスタートして、卒業した時は「お~!奇跡じゃ~!」となっていたんです。
いつも、失敗とか挫折している自分がすぐそばにいて、私は、その自分と戦っていたんです。
勉強が全くできない自分がそこにいて「そんな自分には負けないぞ!」と思いながら、自分を打ち負かすつもりで勉強に集中していました。
「あんな負け犬にはなりたくない!」って(この人の闇は深いですね~!)。
だから、将来の計画なんて立てたことはなかったんですよね。
仕事をしていて、スタッフの手前「なんか目標を立てておかなきゃ!」と思って「アメリカ進出!」なんってアホなことを言っていたことはありましたが、私自身は常に「負け犬の自分と戦う」が日常でした。
「昨日の負け犬の自分をどう打ち負かせるか?」そんな毎日だったんです。
なんでこんなことを書いているのか?
それは、さあ!書こう!と思った時に、お師匠さんがふっと浮かんできて「3年後のあなたは?」と問いかけてきます。
「ひえ~!お師匠さんじゃ~!」と思いながら「先のことなんて考えて大丈夫なんですか?」と相変わらずの私がここにいます(20年前と変わっていませんね!)。
「私が質問をしているんだからいいに決まっているじゃないですか!」の体でお師匠さんが「三年後は?」と再び問いかけてきます。
私は恐る恐る、三年後に目を向けてみたんです。
これまで、こんなこと怖くてやったことがないのに。
すると「いらない世界が消えていく~!」というイメージが浮かびます。
もくもくとと立ち込める黒い雲か煙かわからない空の向こうに、うっすらと太陽の光が見えています。
え~?世界が消えていくって人類が滅亡しちゃうの~?
「だから、先のことを考えるのが嫌だったんだよな~!」なんて愚痴ります。
すると再び「三年後は?」と声が響いてきたので、先ほどの目を背けたあの世界にもう一度目を向けたら「あ~!いらない世界が消えて行って限りない自由が広がっている~!」というイメージが浮かんできます。
そうなんです、水平線のようにダー!っと広がる全く何もない自由な世界がそこには広がっていたんです。
具体的に何が起こるのかな?ともう一度、その世界を恐る恐るみてみたら「あ~!自分の心の中にあった足枷が外れただけなんだ!」というのがわかります。
劇的なことが起こるのかも?とビビリな私は恐れていたのですが、何の事は無い。
私を引っ張っていた足枷が取れた!そして、自由な世界が広がっていた、ということだけだったんです。
ちょっとホッとしたのですが、同時にがっかりした感じもあります。
「なに?もっとすごいことが起きるんじゃないの?こんなに地味なことなの!」と愚痴りたくなります。
「え?」
ちょっと待ってくださいよ!私はこれから3年間も足枷をつけたままってことじゃないですか~!ちょっと~!
お師匠様~!
も~!って朝から愚痴っていました。
しょうがないから、足枷をつけて3年間はトレーニングします。
筋肉をつけちゃろ!
アホだな~!俺って。
アマゾンで「小さなことで感情をゆさぶられるあなたへ」(PHP研究所)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
笑顔の力、って書いてくださってありがとうございます。顔のエクササイズをやっているだけで周りに人が寄ってきた、というのはものすごくうれしいです。本当に口角を上げるだけで何かが変わってきますよね。私も紀伊國屋書店の講演会の時のの自分の顔を見て「ここでもこの人、顔のエクササイズやっている!」と笑ってしまいました。面白いですよね。自分や他人に対しての“尊敬”を連発しているって素敵です!確かに朝の嫌な感じはなくなりますね。自分に対しての尊敬って大事なんですね。書いてくださってありがとうございます。
感謝!!
大嶋 信頼
24/11/08
24/10/18
TOP
催眠のお師匠さんと一緒に食事をしている時に「10年後の大嶋さんは何をしていますかね?」と何度となく質問されたことがあります。
私は、幼い頃から母親に「来年のことを言うと鬼が笑う」と教えられていて「先のことを考えるものじゃない!」と思っていました。
だから、お師匠さんの前で夢を語ることなんかできなくて「10年後も同じカウンセリングの仕事をしているんじゃないですかね~!」とつまらない答え方をしていた。
あの時、勿体無いことをしたな~!なんて後悔をします。
もっと、お師匠さんと夢を語り合えたらよかったのに。
でも、小さい頃から「一寸先は闇」というような感じで、いつも「希望を持ったら潰される」という繰り返し。
「嫌なことがない日がない!」という感じの毎日。
学校でいじめられたり、親から怒られてひっぱたかれたり、成績が悪くて気分が落ち込んだり、散々な日々でした。
希望的なことが見えると、必ずと言っていいほど絶望的なことが訪れるんです。
だから、いつの間にか希望を持たない人間になっていて「今しかわからない!」を信条にするようにしたんです。
「今しかわからない!」から英語が全く喋れなくたってアメリカに行ってしまいました。「ダメになって帰ってきてしまうかもしれない!」と思いながらアメリカに渡ります。
暗雲が立ち込めて「学力がなくて大学にちゃんと入学できないかも?」という不安の中で一生懸命に勉強をします。
そして、大学に入っても「卒業できないかもしれない」と思いながらスタートして、卒業した時は「お~!奇跡じゃ~!」となっていたんです。
いつも、失敗とか挫折している自分がすぐそばにいて、私は、その自分と戦っていたんです。
勉強が全くできない自分がそこにいて「そんな自分には負けないぞ!」と思いながら、自分を打ち負かすつもりで勉強に集中していました。
「あんな負け犬にはなりたくない!」って(この人の闇は深いですね~!)。
だから、将来の計画なんて立てたことはなかったんですよね。
仕事をしていて、スタッフの手前「なんか目標を立てておかなきゃ!」と思って「アメリカ進出!」なんってアホなことを言っていたことはありましたが、私自身は常に「負け犬の自分と戦う」が日常でした。
「昨日の負け犬の自分をどう打ち負かせるか?」そんな毎日だったんです。
なんでこんなことを書いているのか?
それは、さあ!書こう!と思った時に、お師匠さんがふっと浮かんできて「3年後のあなたは?」と問いかけてきます。
「ひえ~!お師匠さんじゃ~!」と思いながら「先のことなんて考えて大丈夫なんですか?」と相変わらずの私がここにいます(20年前と変わっていませんね!)。
「私が質問をしているんだからいいに決まっているじゃないですか!」の体でお師匠さんが「三年後は?」と再び問いかけてきます。
私は恐る恐る、三年後に目を向けてみたんです。
これまで、こんなこと怖くてやったことがないのに。
すると「いらない世界が消えていく~!」というイメージが浮かびます。
もくもくとと立ち込める黒い雲か煙かわからない空の向こうに、うっすらと太陽の光が見えています。
え~?世界が消えていくって人類が滅亡しちゃうの~?
「だから、先のことを考えるのが嫌だったんだよな~!」なんて愚痴ります。
すると再び「三年後は?」と声が響いてきたので、先ほどの目を背けたあの世界にもう一度目を向けたら「あ~!いらない世界が消えて行って限りない自由が広がっている~!」というイメージが浮かんできます。
そうなんです、水平線のようにダー!っと広がる全く何もない自由な世界がそこには広がっていたんです。
具体的に何が起こるのかな?ともう一度、その世界を恐る恐るみてみたら「あ~!自分の心の中にあった足枷が外れただけなんだ!」というのがわかります。
劇的なことが起こるのかも?とビビリな私は恐れていたのですが、何の事は無い。
私を引っ張っていた足枷が取れた!そして、自由な世界が広がっていた、ということだけだったんです。
ちょっとホッとしたのですが、同時にがっかりした感じもあります。
「なに?もっとすごいことが起きるんじゃないの?こんなに地味なことなの!」と愚痴りたくなります。
「え?」
ちょっと待ってくださいよ!私はこれから3年間も足枷をつけたままってことじゃないですか~!ちょっと~!
お師匠様~!
も~!って朝から愚痴っていました。
しょうがないから、足枷をつけて3年間はトレーニングします。
筋肉をつけちゃろ!
アホだな~!俺って。
アマゾンで「小さなことで感情をゆさぶられるあなたへ」(PHP研究所)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
笑顔の力、って書いてくださってありがとうございます。顔のエクササイズをやっているだけで周りに人が寄ってきた、というのはものすごくうれしいです。本当に口角を上げるだけで何かが変わってきますよね。私も紀伊國屋書店の講演会の時のの自分の顔を見て「ここでもこの人、顔のエクササイズやっている!」と笑ってしまいました。面白いですよね。自分や他人に対しての“尊敬”を連発しているって素敵です!確かに朝の嫌な感じはなくなりますね。自分に対しての尊敬って大事なんですね。書いてくださってありがとうございます。
感謝!!
大嶋 信頼