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変わってしまった世界
この前、雑誌の「怒り!」の取材を受けていて「やっぱり、時代は変わってしまったんだ!」とあらためて感じたんです。
僕らが学生時代だった頃って、まだ、ギリギリ「先生は正しい!」という“教師に対する尊敬”が残っていました。
教師は絶対的存在で、そして、教師は正しい!と思っていました。
だから、教師から文鎮で殴られたって「私が悪かった!」と思い切り反省したんですが、今はもう(でも、あれは痛かった!)。
取材に来たライターの方は世代が違うから「え~?教師に対する尊敬ですか~?」とあまりピンとこない感じ。
多分、教師の威厳がどんどん無くなっていったのって、第二次世界大戦の天皇の敗戦宣言から始まり(対戦中は教師が“天皇は神”と教えていたから)、そして1960年代の学生運動で着火して、テレビ世代になって「○八先生!」のドラマを多くの人たちが観ることで、教育の舞台裏を知ってしまって「な~んだ!教師って大したことないじゃん!」と教師をバカにするようになったのかな?なんて考えるんです。
なんで教師に対する“尊敬”が大切かというと、尊敬によって特徴的な遺伝子のスイッチがオフになるから。
まあ、もうちょっとわかりやすくするために“尊敬”を無くした世界を想像して見てください!
「おりゃ~!その食べ物は俺のじゃ~!」と弱肉強食の世界が展開します。
戦士の遺伝子がスイッチオン!になって「生きるために戦う!」というのが必要になるから、映画の「マッドマックス」のような世界になるのかも?
逆にいうと、尊敬がない野蛮人(バーバリアン)の世界で生きるためには戦士の遺伝子が必要で「おりゃ~!」と怒りまくっていなければやられてしまいます。
でも、今は、生きるために食べ物を奪う、というのが犯罪、とされてしまっている場合は、そのスイッチが入っちゃったら「怒りはどう発散したらいいの~!」ということになります。
最も単純な解決方法がゲームです。
ゲームの世界だったら、暴力的な発散ができる~!となって「ゲームがやめられない!」というのがあります。お子さんがずーっとゲームをやり続けてしまって「学校にも行かなくなってしまった!」というのは、そりゃそうだよね!と思ったりするんです。
ネットの世界で「人に対する攻撃がやめられない!」というのも特徴的な遺伝子が入ってしまったおかげ。
攻撃すればするほど、どんどん“尊敬”から離れていってしまうから、特徴的な遺伝子のスイッチが入りまくって「素敵な野蛮人になっていく~!」となるんです。
戦士の遺伝子のスイッチが入っているのに「人を傷つけてはいけない」という矛盾した社会で生きている私たち。
だから、ストレスが溜まって、そのストレスで蝕まれていきます。
発生した怒りは、発散されずに“負の怒り”となり、どんどん人を蝕んでいく、というストーリー。
怒りで満ち満ちているので、“尊敬”などとは全くかけ離れた世界で生きることになるから、特徴的な遺伝子のスイッチは入りまくり、ますます不適応を起こしちゃう。
どうすりゃいいんだ~!というふうになるんです。
でも、これって、ただ世界全体で時代が変わっただけ。
時代遅れの“尊敬の時代”を生きている人が、今時の人との信頼関係を深めるために「ダメじゃないか!」と怒ると、怒られた相手は、特徴的な遺伝子のスイッチが入りまくっているので、体調を崩して壊れちゃう。
かなり前に、バレエの先生ともお話をしていて「昔は怒ったら、生徒が優秀になっていったけど、今は怒ったら生徒が潰れちゃって教室に来なくなっちゃう!」とぼやいていました(今は、褒めて持ち上げないと生徒さんは来なくなりますよ~!)。
これって、今、先進国どこでも同じ状態。
フランスのバレエスクールでも同じようなことをおっしゃっていた。
ネットの社会で情報がいくらでも手に入っちゃうから「この人どんなすごい人なんだろう?」というブラックボックスが無くなっちゃって「な~んだ!大したことない人なんだ!」と誰もかれもがお互いに尊敬することができなくなる。
いくらでも悪口が書いてあるから、そんなの読んじゃったら尊敬なんてできなくなるのはあたりまえ。
そして、戦士の遺伝子のスイッチがどんどん入って、脳内で野蛮人に変身しちゃう。
「プラダを来た悪魔」なんて映画がありましたけど、プラダを着た野蛮人がたくさん道を歩いています。
そして獲物を探して彷徨っている。
何が言いたいかというと、カウンセリングも従来のやり方では効果を出せなくなっている、という現実があります。
だって、「お互いに信頼関係を築いて」ということを使って“尊敬”を構築して、そして遺伝子のスイッチをオフにしましょう、というのが多分、本来のカウンセリングの効果の出し方なのでは?と思っています。
カウンセラーとの信頼関係ができたら「あ!楽になった!」というのは、不具合を起こしていた遺伝子のスイッチがオフになるから。
現代のデジタル的に説明しちゃうと、そんな味気のない話になってしまいます。
でも、万が一、カウンセラーとの信頼関係で特徴的な遺伝子のスイッチがオフになっても、街に出たら「プラダを着た野蛮人ばかりや~!」だからすぐに遺伝子のスイッチが入り「おりゃ~!」となってしまいます。
それらを全て計算して、そして、相手にも影響を及ぼせる遺伝子のスイッチのオフの方法がカウンセリングでは要求されているんです。
ですから「多分、従来のやり方だと今の時代は難しいぞ~!」と私はめちゃくちゃ悩んで苦しんだ時期があるんです。
もうすっかり、アナログじゃなくてデジタルの時代なんですよね(こんな「デジタル」といってしまう私がバリバリ昭和でアナログなんですけど)。
編集者さんが持って来てくださる本の設計図を元に書いていると「あ~!なるほど!時代が違うから、従来のやり方じゃあ楽にならないんだ!」と改めて気づかされるんです(編集者の方は、”本当に楽になる本”を求めていらっしゃる!)。
そして、新しい本の設計図には「静かな心は伝播する」と書いてあって「あ~!この編集者の方も、一人の人が変わることで全体が変わる!」という必要性を感じているんだ、ということを知って感動するんです。
上に書いたようなことを踏まえて、本の設計図を書いてくださる編集者に毎回、驚嘆するんです(すげ~!)。
「こんなこと気がつかなかったよ~!」とちょっと悔しい思いをしています。
そうなんです。
時代が変わってしまったから、新しい時代に適応できて、そして、その新しい世界を楽しむことができるようになるための本の設計図をいただいて私は書かせていただいています。
その本の向こうに見ているのは、どの国よりも元気な日本の姿なんです。
なんだか、真面目な編集者の方の脳につながっていたら、ものすごく真面目なことを書いちゃいました。
いつも、読んでくださってありがとうございます。
いつも、つながってくださって応援してくださっている皆さん、ありがとうございます。
アマゾンで「ちいさなことにイライラしなくなる本」(マガジンハウス)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
イミグレーションの話、カッコイイですね~!海外出張行ってみたいです!!(って違うやろ!そこかい!)私がいた頃って、まだテロが無かった時代だったけど、イミグレーションはイライラしていましたね~!その当時は「そこにいる人たち全体の怒りに包まれている!」なんて気が付きませんでした。あっという間に順番が来ていたなんて、凄いです!!イミグレの審査官からレストランの情報を教えてもらえるなんて、すごい!そんなエピソードを書いてくださってうれしいです!!算数障害の呪文って面白いですよね。意外なところで変化が起きるから、不思議ですね。算数障害が変わると確かに体感時間が変わりますね。うれしいです。ありがとうございます。
読みやすく生きやすくなる本と書いてくださってありがとうございます。読み終わってから「動けるようになった」というのはものすごくうれしいです。怒りに満ち満ちていると本当に動けなくなりますよね!私も大満足!ありがとうございます。
アマゾンの「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法(すばる舎)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
お金持ちの呪文やリミットレスの呪文を使って気づくことがたくさん、と書いてくださってありがとうございます。あの呪文は本当に面白いですよね。いろんな呪文は試しつつ使っていただければ嬉しいです。「声に出すのか?頭の中だけなのか?」ということなのですが、私のイメージでは「声に出す」は「自分の力で変えようとしちゃう!」で「頭の中で」は「脳のネットワークを使って外部にゆだねちゃう!」というイメージがあります。どちらも有効なのですが、私がやっているのは「頭の中で」になります。脳のネットワークを使った方が「自動運転や~!」という感じで楽だからです。すみません、漠然としていて。ありがとうございます。
「なんて胡散臭いんだろう」と書いてくださってありがとうございます。書いてくださってめちゃくちゃうれしいです。風景が美しく見えるようになっていく、って素敵です!!私は「○○の優しさ」で涙腺が自動的に緩んでしまいます。これを読んで、さらにそれを実感しています。本当にありがとうございます。
いつも応援してくださってありがとうございます。
今日のおまけの遺伝子は「食べ過ぎちゃって、太っちゃう~!」というお悩みの方に「痩せるかもしれない!」というところで~!「PPARG(パパーグ)の還元」×7になります。「腹減った~!」というときに唱えて、食べちゃっても唱えてみると面白いかも!
これからがたのしみです!!
大嶋 信頼
24/11/08
24/10/18
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この前、雑誌の「怒り!」の取材を受けていて「やっぱり、時代は変わってしまったんだ!」とあらためて感じたんです。
僕らが学生時代だった頃って、まだ、ギリギリ「先生は正しい!」という“教師に対する尊敬”が残っていました。
教師は絶対的存在で、そして、教師は正しい!と思っていました。
だから、教師から文鎮で殴られたって「私が悪かった!」と思い切り反省したんですが、今はもう(でも、あれは痛かった!)。
取材に来たライターの方は世代が違うから「え~?教師に対する尊敬ですか~?」とあまりピンとこない感じ。
多分、教師の威厳がどんどん無くなっていったのって、第二次世界大戦の天皇の敗戦宣言から始まり(対戦中は教師が“天皇は神”と教えていたから)、そして1960年代の学生運動で着火して、テレビ世代になって「○八先生!」のドラマを多くの人たちが観ることで、教育の舞台裏を知ってしまって「な~んだ!教師って大したことないじゃん!」と教師をバカにするようになったのかな?なんて考えるんです。
なんで教師に対する“尊敬”が大切かというと、尊敬によって特徴的な遺伝子のスイッチがオフになるから。
まあ、もうちょっとわかりやすくするために“尊敬”を無くした世界を想像して見てください!
「おりゃ~!その食べ物は俺のじゃ~!」と弱肉強食の世界が展開します。
戦士の遺伝子がスイッチオン!になって「生きるために戦う!」というのが必要になるから、映画の「マッドマックス」のような世界になるのかも?
逆にいうと、尊敬がない野蛮人(バーバリアン)の世界で生きるためには戦士の遺伝子が必要で「おりゃ~!」と怒りまくっていなければやられてしまいます。
でも、今は、生きるために食べ物を奪う、というのが犯罪、とされてしまっている場合は、そのスイッチが入っちゃったら「怒りはどう発散したらいいの~!」ということになります。
最も単純な解決方法がゲームです。
ゲームの世界だったら、暴力的な発散ができる~!となって「ゲームがやめられない!」というのがあります。お子さんがずーっとゲームをやり続けてしまって「学校にも行かなくなってしまった!」というのは、そりゃそうだよね!と思ったりするんです。
ネットの世界で「人に対する攻撃がやめられない!」というのも特徴的な遺伝子が入ってしまったおかげ。
攻撃すればするほど、どんどん“尊敬”から離れていってしまうから、特徴的な遺伝子のスイッチが入りまくって「素敵な野蛮人になっていく~!」となるんです。
戦士の遺伝子のスイッチが入っているのに「人を傷つけてはいけない」という矛盾した社会で生きている私たち。
だから、ストレスが溜まって、そのストレスで蝕まれていきます。
発生した怒りは、発散されずに“負の怒り”となり、どんどん人を蝕んでいく、というストーリー。
怒りで満ち満ちているので、“尊敬”などとは全くかけ離れた世界で生きることになるから、特徴的な遺伝子のスイッチは入りまくり、ますます不適応を起こしちゃう。
どうすりゃいいんだ~!というふうになるんです。
でも、これって、ただ世界全体で時代が変わっただけ。
時代遅れの“尊敬の時代”を生きている人が、今時の人との信頼関係を深めるために「ダメじゃないか!」と怒ると、怒られた相手は、特徴的な遺伝子のスイッチが入りまくっているので、体調を崩して壊れちゃう。
かなり前に、バレエの先生ともお話をしていて「昔は怒ったら、生徒が優秀になっていったけど、今は怒ったら生徒が潰れちゃって教室に来なくなっちゃう!」とぼやいていました(今は、褒めて持ち上げないと生徒さんは来なくなりますよ~!)。
これって、今、先進国どこでも同じ状態。
フランスのバレエスクールでも同じようなことをおっしゃっていた。
ネットの社会で情報がいくらでも手に入っちゃうから「この人どんなすごい人なんだろう?」というブラックボックスが無くなっちゃって「な~んだ!大したことない人なんだ!」と誰もかれもがお互いに尊敬することができなくなる。
いくらでも悪口が書いてあるから、そんなの読んじゃったら尊敬なんてできなくなるのはあたりまえ。
そして、戦士の遺伝子のスイッチがどんどん入って、脳内で野蛮人に変身しちゃう。
「プラダを来た悪魔」なんて映画がありましたけど、プラダを着た野蛮人がたくさん道を歩いています。
そして獲物を探して彷徨っている。
何が言いたいかというと、カウンセリングも従来のやり方では効果を出せなくなっている、という現実があります。
だって、「お互いに信頼関係を築いて」ということを使って“尊敬”を構築して、そして遺伝子のスイッチをオフにしましょう、というのが多分、本来のカウンセリングの効果の出し方なのでは?と思っています。
カウンセラーとの信頼関係ができたら「あ!楽になった!」というのは、不具合を起こしていた遺伝子のスイッチがオフになるから。
現代のデジタル的に説明しちゃうと、そんな味気のない話になってしまいます。
でも、万が一、カウンセラーとの信頼関係で特徴的な遺伝子のスイッチがオフになっても、街に出たら「プラダを着た野蛮人ばかりや~!」だからすぐに遺伝子のスイッチが入り「おりゃ~!」となってしまいます。
それらを全て計算して、そして、相手にも影響を及ぼせる遺伝子のスイッチのオフの方法がカウンセリングでは要求されているんです。
ですから「多分、従来のやり方だと今の時代は難しいぞ~!」と私はめちゃくちゃ悩んで苦しんだ時期があるんです。
もうすっかり、アナログじゃなくてデジタルの時代なんですよね(こんな「デジタル」といってしまう私がバリバリ昭和でアナログなんですけど)。
編集者さんが持って来てくださる本の設計図を元に書いていると「あ~!なるほど!時代が違うから、従来のやり方じゃあ楽にならないんだ!」と改めて気づかされるんです(編集者の方は、”本当に楽になる本”を求めていらっしゃる!)。
そして、新しい本の設計図には「静かな心は伝播する」と書いてあって「あ~!この編集者の方も、一人の人が変わることで全体が変わる!」という必要性を感じているんだ、ということを知って感動するんです。
上に書いたようなことを踏まえて、本の設計図を書いてくださる編集者に毎回、驚嘆するんです(すげ~!)。
「こんなこと気がつかなかったよ~!」とちょっと悔しい思いをしています。
そうなんです。
時代が変わってしまったから、新しい時代に適応できて、そして、その新しい世界を楽しむことができるようになるための本の設計図をいただいて私は書かせていただいています。
その本の向こうに見ているのは、どの国よりも元気な日本の姿なんです。
なんだか、真面目な編集者の方の脳につながっていたら、ものすごく真面目なことを書いちゃいました。
いつも、読んでくださってありがとうございます。
いつも、つながってくださって応援してくださっている皆さん、ありがとうございます。
アマゾンで「ちいさなことにイライラしなくなる本」(マガジンハウス)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
イミグレーションの話、カッコイイですね~!海外出張行ってみたいです!!(って違うやろ!そこかい!)私がいた頃って、まだテロが無かった時代だったけど、イミグレーションはイライラしていましたね~!その当時は「そこにいる人たち全体の怒りに包まれている!」なんて気が付きませんでした。あっという間に順番が来ていたなんて、凄いです!!イミグレの審査官からレストランの情報を教えてもらえるなんて、すごい!そんなエピソードを書いてくださってうれしいです!!算数障害の呪文って面白いですよね。意外なところで変化が起きるから、不思議ですね。算数障害が変わると確かに体感時間が変わりますね。うれしいです。ありがとうございます。
読みやすく生きやすくなる本と書いてくださってありがとうございます。読み終わってから「動けるようになった」というのはものすごくうれしいです。怒りに満ち満ちていると本当に動けなくなりますよね!私も大満足!ありがとうございます。
アマゾンの「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法(すばる舎)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
お金持ちの呪文やリミットレスの呪文を使って気づくことがたくさん、と書いてくださってありがとうございます。あの呪文は本当に面白いですよね。いろんな呪文は試しつつ使っていただければ嬉しいです。「声に出すのか?頭の中だけなのか?」ということなのですが、私のイメージでは「声に出す」は「自分の力で変えようとしちゃう!」で「頭の中で」は「脳のネットワークを使って外部にゆだねちゃう!」というイメージがあります。どちらも有効なのですが、私がやっているのは「頭の中で」になります。脳のネットワークを使った方が「自動運転や~!」という感じで楽だからです。すみません、漠然としていて。ありがとうございます。
「なんて胡散臭いんだろう」と書いてくださってありがとうございます。書いてくださってめちゃくちゃうれしいです。風景が美しく見えるようになっていく、って素敵です!!私は「○○の優しさ」で涙腺が自動的に緩んでしまいます。これを読んで、さらにそれを実感しています。本当にありがとうございます。
いつも応援してくださってありがとうございます。
今日のおまけの遺伝子は「食べ過ぎちゃって、太っちゃう~!」というお悩みの方に「痩せるかもしれない!」というところで~!「PPARG(パパーグ)の還元」×7になります。「腹減った~!」というときに唱えて、食べちゃっても唱えてみると面白いかも!
これからがたのしみです!!
大嶋 信頼