03-3433-2721
〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
営業時間/AM10:00~PM18:00 定休日/日・祝
飛行機に乗るのが怖い!
催眠療法で「飛行機に乗るのが怖い!」を治療しましょう、という場面では「催眠なんて効かない!」そして「私の怖さは誰も変えることができない!」という意識的な抵抗を下げるために、催眠を深めて行きます。
「催眠を深めるって?」
よくあるのが「呼吸とともにあなたの手が軽くなり、だんだんと上がって行きま~す」とか「だんだん体が重くなってきて、下に下がって行きま~す」なんて何度も言われているうちに「抵抗するのが面倒くさい!」と意識レベルが下がってきたのを「催眠が深くなった~!」という解釈を私はしています(専門家から言わせれば違うのかもね!)。
意識レベルが下がって催眠が深くなったところで「飛行機が怖い!」に対してたくさんのアプローチがあります。
一つは「あなたは、飛行機のチケットを手にして、そのチケットの匂いを嗅いだ瞬間にウキウキっとした気分になり、飛行機に乗るのが楽しみになります」という”暗示”を入れる(わかりやすくするために、ものすごくベタな暗示にしてあります)。
この手法が多分一般的な催眠のイメージなのかな?と思ったりします。
催眠療法の人が“暗示を入れることにより、飛行機に乗る場面で暗示が花開いて、それまでできなかったことができるようになる、という感じ。
もう一つが「無意識さんに助けを借りる」という手法になります(「無意識さんの力で無敵に生きる」参照)。
意識では「あんな高いところに鉄の塊で上がって、落ちて死んでしまうのが怖いに決まっているじゃないですか!」と思っていて「そんな怖さは変わるわけがない!」となっています。
そんな意識レベルを下げて“無意識状態”にして見て「無意識さん!私は飛行機に乗るのが怖いの?」と聞いてみるんです。
すると無意識さんは「いいえ!」と意外な答えを教えてくれたりするんです。
催眠で無意識の状態になっていただき「じゃあ、どうして怖いって言ってるのか教えてもらっていいかな?」と尋ねてみると「飛行機に乗るのが怖い、と言っていた方が男らしいから!」という意外な答えが返ってきます。
催眠にかけている私の方に、チャキチャキの江戸っ子の頑固親父の姿が浮かんできて「てやんでい!あんな鉄の塊なんかに乗るもんか!」と粋がっているんです。
「へ~!男性性を誇示するために“飛行機なんかに乗れるかい!”となっているんだ!」と面白くなります。
乗れるようになっちゃったら男性性が揺らいじゃうから「あんなもん怖くて乗れない!」となっている、と無意識状態で教えてくれます。
ということは、そのチャキチャキの頑固親父の陰には、繊細で女性っぽい姿が隠れていて、ということになります。
そこで、無意識の状態のまま、そのチャキチャキの頑固親父と繊細で女性っぽい私を“統合”してみます(統合=「くっつけてみる」とか「混ぜ合わせてみる」なんて簡単なこと)。
統合してみると、そこには特徴が無いつまらない普通のおっさんが新聞を読みながら座っています。
普通のおっさんが出てきたときに「私は面白い人になりたいから“飛行機が怖い”と言っていたのかもしれない」と思えてきてちょっと”怖い”というのがアホらしくなってきます。
そして「ひと~つ!爽やかな空気が呼吸とともに流れてきま~す!」と催眠療法の人が声をかけます。
「ふた~つ!呼吸とともに体全体に爽やかな空気が流れて行きま~す!」
そして「みっつ~!大きく深呼吸をして!頭がすっきりと目覚めま~す!」と催眠状態から覚醒してもらいます。
催眠から覚醒しても感動もへったくれもありません。
なんせ普通のおじさんですから。
飛行機に乗らなければ、と思ったら、無意識状態で統合された、あの特徴のない普通のおっさんの姿が出てきてしまい、妙にテンションが下がったままになってしまいます。
テンションが下がったまま、いつのまにか飛行機に乗って、何も感動がないまま飛行機から降り立って、目的地に向かいます。
「何にも感動がないや~!」というのがこの治療の醍醐味になるんです。
本来の自分に戻るだけですからね!
お師匠さんの催眠療法って面白いんです。
(つづく)
みなさん!いつも応援してくださってありがとうございます!!!
新しい本がアマゾンなどのネット書店や全国の書店で6月22日に発売されることが決定いたしました!
感謝!!!タイトルは「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法(すばる舎) です!
みなさんが素晴らしいレビューを書いてくださったり、応援してくださったおかげで、また新しい本を出すことができます。
本当にありがとうございます。
みなさんの脳と繋がって書いていったので「え!こんな展開になったの?」と自分でもびっくり。
この本にちりばめてある“暗示の言葉”を「唱えるしかないでしょ!」と今は唱えまくっています。
サーフィンはそれでちょっと上達したかも!
後はお金持ちになりたい!って唱えまくっています。
私もまた本を読むのが楽しみです。
これからも応援よろしくお願いいたします。
大嶋 信頼
24/11/08
24/10/18
TOP
催眠療法で「飛行機に乗るのが怖い!」を治療しましょう、という場面では「催眠なんて効かない!」そして「私の怖さは誰も変えることができない!」という意識的な抵抗を下げるために、催眠を深めて行きます。
「催眠を深めるって?」
よくあるのが「呼吸とともにあなたの手が軽くなり、だんだんと上がって行きま~す」とか「だんだん体が重くなってきて、下に下がって行きま~す」なんて何度も言われているうちに「抵抗するのが面倒くさい!」と意識レベルが下がってきたのを「催眠が深くなった~!」という解釈を私はしています(専門家から言わせれば違うのかもね!)。
意識レベルが下がって催眠が深くなったところで「飛行機が怖い!」に対してたくさんのアプローチがあります。
一つは「あなたは、飛行機のチケットを手にして、そのチケットの匂いを嗅いだ瞬間にウキウキっとした気分になり、飛行機に乗るのが楽しみになります」という”暗示”を入れる(わかりやすくするために、ものすごくベタな暗示にしてあります)。
この手法が多分一般的な催眠のイメージなのかな?と思ったりします。
催眠療法の人が“暗示を入れることにより、飛行機に乗る場面で暗示が花開いて、それまでできなかったことができるようになる、という感じ。
もう一つが「無意識さんに助けを借りる」という手法になります(「無意識さんの力で無敵に生きる」参照)。
意識では「あんな高いところに鉄の塊で上がって、落ちて死んでしまうのが怖いに決まっているじゃないですか!」と思っていて「そんな怖さは変わるわけがない!」となっています。
そんな意識レベルを下げて“無意識状態”にして見て「無意識さん!私は飛行機に乗るのが怖いの?」と聞いてみるんです。
すると無意識さんは「いいえ!」と意外な答えを教えてくれたりするんです。
催眠で無意識の状態になっていただき「じゃあ、どうして怖いって言ってるのか教えてもらっていいかな?」と尋ねてみると「飛行機に乗るのが怖い、と言っていた方が男らしいから!」という意外な答えが返ってきます。
催眠にかけている私の方に、チャキチャキの江戸っ子の頑固親父の姿が浮かんできて「てやんでい!あんな鉄の塊なんかに乗るもんか!」と粋がっているんです。
「へ~!男性性を誇示するために“飛行機なんかに乗れるかい!”となっているんだ!」と面白くなります。
乗れるようになっちゃったら男性性が揺らいじゃうから「あんなもん怖くて乗れない!」となっている、と無意識状態で教えてくれます。
ということは、そのチャキチャキの頑固親父の陰には、繊細で女性っぽい姿が隠れていて、ということになります。
そこで、無意識の状態のまま、そのチャキチャキの頑固親父と繊細で女性っぽい私を“統合”してみます(統合=「くっつけてみる」とか「混ぜ合わせてみる」なんて簡単なこと)。
統合してみると、そこには特徴が無いつまらない普通のおっさんが新聞を読みながら座っています。
普通のおっさんが出てきたときに「私は面白い人になりたいから“飛行機が怖い”と言っていたのかもしれない」と思えてきてちょっと”怖い”というのがアホらしくなってきます。
そして「ひと~つ!爽やかな空気が呼吸とともに流れてきま~す!」と催眠療法の人が声をかけます。
「ふた~つ!呼吸とともに体全体に爽やかな空気が流れて行きま~す!」
そして「みっつ~!大きく深呼吸をして!頭がすっきりと目覚めま~す!」と催眠状態から覚醒してもらいます。
催眠から覚醒しても感動もへったくれもありません。
なんせ普通のおじさんですから。
飛行機に乗らなければ、と思ったら、無意識状態で統合された、あの特徴のない普通のおっさんの姿が出てきてしまい、妙にテンションが下がったままになってしまいます。
テンションが下がったまま、いつのまにか飛行機に乗って、何も感動がないまま飛行機から降り立って、目的地に向かいます。
「何にも感動がないや~!」というのがこの治療の醍醐味になるんです。
本来の自分に戻るだけですからね!
お師匠さんの催眠療法って面白いんです。
(つづく)
みなさん!いつも応援してくださってありがとうございます!!!
新しい本がアマゾンなどのネット書店や全国の書店で6月22日に発売されることが決定いたしました!
感謝!!!タイトルは「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法(すばる舎) です!
みなさんが素晴らしいレビューを書いてくださったり、応援してくださったおかげで、また新しい本を出すことができます。
本当にありがとうございます。
みなさんの脳と繋がって書いていったので「え!こんな展開になったの?」と自分でもびっくり。
この本にちりばめてある“暗示の言葉”を「唱えるしかないでしょ!」と今は唱えまくっています。
サーフィンはそれでちょっと上達したかも!
後はお金持ちになりたい!って唱えまくっています。
私もまた本を読むのが楽しみです。
これからも応援よろしくお願いいたします。
大嶋 信頼