もっと簡単な催眠療法はあるかね~!

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もっと簡単な催眠療法はあるかね~!

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/05/25 もっと簡単な催眠療法はあるかね~!

「飛行機に乗るのが怖い!」っていったら「高所恐怖症!」とか「閉所恐怖症でしょ!」なんてことを私たちは決めつけちゃいます。

 

すると、そこで“高所恐怖症”や“閉所恐怖”が”暗示”としてその人の中に入っちゃって「飛行機が怖いから確かに暗くて狭いところが怖いかも~!」と意識するようになったらトンネルの中も怖くなってしまいます。

 

「飛行機に乗るのが怖い!」というのに対して催眠療法では“怖さ”を打ち消すカウンター暗示を入れる場合もあるのですが、入れられた暗示を解いていく催眠療法もあるんです。

 

飛行機が怖いおじさんの場合、子供の頃から母親から「あなたは繊細で優しい女の子みたいだね~!」と言われます。でも、女々しくしていると周りの子からいじめられてしまうので「元気なガキ大将!」を演じます。「女の子みたい」を打ち消すために「男らしいガキ大将!」を演じれば演じるほど、水面下では「繊細な女の子」も増幅していきます。

 

すると「男らしいガキ大将!」を演じている方が“偽の自分”になってしまって、本当の自分は「きゃ~!怖い~!」の女の子なんだ~!なってしまうのは、それを打ち消すために男らしさを演じているから。

 

でも、元々は「きゃ~!怖い~!」のキャラクターは母親から入れられた“暗示”が一人歩きしてしまっているだけ。

 

水面下で「きゃ~!怖い~!」ってなっているのを「おら!おら!」という男性性で打ち消そうとするからおかしなことになって、「飛行機に乗ろう!」と思っただけで冷汗が出てきてしまったり、手足が震えたり、なんてことになります。

 

催眠療法で母親から入れられたオネエキャラと、それを打ち消すために演じている頑固オヤジを統合してみると「普通のおっさん!」で怖さもへったくれもなくなり、全く面白みのないキャラクターへと戻ってしまう、というのはものすごく興味深いんです。

 

催眠療法って、無意識状態にして相手を思うように操ったりするんじゃなくて、本来の姿である、無意識さんの状態に戻っていただき、自由に生きられるようにサポートするもの。

 

ここで一つのポイントが意識レベルを下げていって、そして催眠状態を深めていく、というプロセス。

 

普段の私たちの意識状態だったら、あの飛行機が怖いおじさんのような面白いストーリー展開はあまり見られません。

 

何らかの方法で意識の抵抗を下げて、そして無意識さん状態を作り出す必要があるんです。

 

それが面倒くさいから催眠療法の敷居が高い!と私はずっと思っていました。

 

だって「手が上がって、そして下がって~!」ってなんども繰り返すのは大変だし、子供に物語を聞かせていつの間にか寝かせるように、クライアントさんのためにカスタマイズをした物語を作って読み上げて、意識レベルを下げていって(「無意識さんの力で無敵に生きる」青山ライフ出版 参照)という方法もなかなか大変なんです。

 

私って本当に面倒くさがり屋なんです。

 

誰でも簡単にできる方法というのを追求したくなっちゃうんです。

 

そして、最近、おもしろい発見をしたんです。

 

(つづく)

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