催眠療法って難しいの?

心の傷を癒す心理相談室、株式会社インサイト・カウンセリングです

03-3433-2721

〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F

営業時間/AM10:00~PM18:00 定休日/日・祝

催眠療法って難しいの?

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/05/23 催眠療法って難しいの?

本当は、“催眠療法”なんかを書きたかったのですが、あまりにも他のことが面白くて、脱線続きで催眠のことが書けなくなっていました。

 

“催眠療法”って怪しいような感じがしますが、私たちが使っているのは「発作から解放されるための手法」と考えています。

 

ついこの間書いた「私が自分を犠牲にしてあの人を助けてあげなければ!」というのも”英雄妄想”の発作になります。

 

相手の話を真に受けちゃって「助けてあげなければ!」と発作を起こして危険を顧みないで突っ込んでいってしまい「あれ~!」となってしまいます。

人の話を聞いているうちに、“発作”を誘発されて“英雄妄想”が頭の中で上映されてしまいます。

 

でも、催眠療法を使って、発作から解放されて“現実の世界”を見てみると「なんだ!最初から助けなんていらなかったんじゃん!」ということが見えちゃいます。

 

学校でのいじめに遭ってしまうと「惨めさ」とか「誰からも助けてもらえない!」という状況で発作が誘発してしまいます。

そして、その発作によって、“悪夢”の中に入ってそこから出られなくなってしまうんです。

 

私も体験していましたが、いじめられた体験から10年が経過しても、その時の場面がリアルに目の前で上映されちゃいます(悪夢じゃ~!)。

 

そして、さらに”発作”を起こして「いじめは終わらない~!」って絶望して目の前にある自分の人生を生きることができなくなります。

 

そうなんです!悪夢から抜け出せなくて、目の前の人生を歩むことができなくなり、時間はどんどん過ぎ去っていくんです(悪夢じゃ~!)。

 

その”発作”が引き起こす”悪夢”から引き出してくれるのが“催眠療法”だよ~ん!って私は催眠のお師匠さんから教わったような気がします。

 

「え~?催眠療法なんって難しい~!」ってなりますが「いや!いや!いや!皆さん、いつも知らず知らずのうちに使っていますから!」っていうのがお師匠さんが教えてくださった新しい考え方。

 

「催眠療法は難しい!」っていう暗示を今、あなたは自分に掛けましたよね!

 

暗示をかけることで、自分自身の脳に制限をかけて「目の前にある“催眠”という楽しそうなおもちゃで遊べなくなる~!」という催眠状態をそこで展開しちゃうんです。

 

ちょっとした言葉で私たちは、人に暗示をかけたり、掛けられたりして目の前の現実が見えなくなって「あれ~!」といつのまにか悪夢から抜け出せなくなってしまいます。

 

私たちが使っている催眠療法は、催眠が深くなればなるほど”現実”の世界がちゃんと見えてくる、という面白いもの。

 

催眠によって発作から解放されて、現実の世界が見えて来れば「な~んだ!こんなに現実ってシンプルにできているんだ!」と縛られていたしがらみから自由になって、楽しく生きられるようになります。

 

限界がなくなって、ありとあらゆることに挑戦できる、そんなような感覚になっていけるんです。

 

(つづく)

 

 

 

 

TOP