アメリカ版のシャーロック・ホームズのドラマの名前は“エレメンタリー”

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アメリカ版のシャーロック・ホームズのドラマの名前は“エレメンタリー”

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/05/17 アメリカ版のシャーロック・ホームズのドラマの名前は“エレメンタリー”

アメリカのドラマが好きでお風呂に入りながら観ているのですが、最近のアメリカ版のシャーロック・ホームズのドラマの薬物依存症の描写が「うまいな~!」と思うんです(どこをみているの!あんたは!)。

 

ドラマの中でホームズが薬物依存症になってしまって、薬物依存症のミーティングに通っています。

「ちょっとでも油断してしまうと薬物依存症にあっという間に戻ってしまうよ!」という心理描写がめちゃくちゃすごい!

 

薬物依存症の遺伝子を検索してみると6500もヒットします(関係ない遺伝子もたくさん引っかかっている可能性がありますけど)。

そのうちの21%が”発作”と関係してる遺伝子になります。

 

私が考えるに、薬物依存症は”発作”が薬物に条件づけられちゃているから、ちょっとでもやっちゃったら「おりゃ~!」と連続発作が起きちゃうから「薬物が止まらない!」となるので「薬物依存症って大変ですよね~!」になります。

 

アルコール依存症も一緒!!

薬物依存もアルコール依存も発作がそれに関連するものに条件づけられているから、薬物友達と接触するだけで「発作が起きちゃうよ~!」となります。アルコール依存の場合はお酒の自動販売機やお酒の宣伝を見ただけで「おりゃ~!飲んじゃるぜ~!」と脳が着火しちゃうんです。

 

そして、例えば”失恋”や“恋愛”なんかでも”発作”が起きちゃうから「また、いつのまにか薬物に戻っちゃった~!」とあっという間に戻ってしまうんです。

 

逆に言ってしまうと、失恋やショックなことで脳が“発作”を起こしている時に、薬物やアルコールでさらに発作を強化することで、発作がアルコールや薬物に条件づけられちゃって「依存症のいっちょあがり!」となってしまう可能性があるんです。

 

人ごとのように聞こえますが、私も「人の気持ちを考えるのが止められな~い!」というのは”発作”ですから、もちろん依存症と同じ扱いになっちゃうんです(やめられない!止まらない!〇〇えびせん!って違うか!)。

 

人の気持ちを考えて脳が「ビビビ~!」と発作を起こしてしまって「怒りじゃ~!」とか「不安じゃ~!」になって考えることが止まらなくなります。

 

先々のことを考えてしまって「不安じゃ~!」とか「なんで僕はこんなに不幸なんだ~!」も発作が連発してしまうので同じこと。

 

もちろん嫌なことを考えて”苦痛”になった時に分泌される脳内麻薬が欲しいから「嫌なことを考えるのが止められな~い!」というタイプもありますけど、私の場合、それだけじゃない気がしてます。

 

「ビビビッ!」と発作を起こすことで別人格になってしまうから「止めたくても止められない!」となってそこから抜け出すことができなくなるんです。

 

アルコール依存症の方や、薬物依存症の方が「発作の遺伝子を唱えていたら、記憶が飛ぶことがなくなって、一定量以上、酒が飲めなくなった!」というびっくりすることが起きます。

 

ほんまかいな~!?と不謹慎なことを思いながら「あれ?そういえば自分も算数障害と発作の共通遺伝子を唱えていたら、人の気持ちを考えてぐるぐる考えることがなくなっているじゃん!」となっていることにびっくり(やっぱり自分では自分の変化は気がつかないものなんですね~!)。

 

あんなに一生懸命に、電車の中でも「人の気持ちを考えないようにしなきゃ!」と努力していたのに、気がついたら、いつの間にか「考えるのが止まらな~い!」となってしまっていたのに。

 

あはは~!

 

でも、ここで「なんで算数障害の遺伝子が人の気持ちを考えない!発作が起きない!ということと関係しているの?」という疑問が湧きます。

 

そうなんです!

 

そこが面白いところなんですよ~!

 

(つづく)

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