03-3433-2721
〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
営業時間/AM10:00~PM18:00 定休日/日・祝
町興しと呼吸合わせ
朝から何をやっているんだか。
お師匠さんの呼吸合わせのテクニックは凄かったんです。
「あ~!やっている~!」って、お師匠さんが呼吸を合わせ始めた段階で「催眠に入れられる~!」とわかっているんです。
でも、フッと気が付くと、お師匠さんのオフィスにいたと思ったら、満天の夜空の下で星空を眺めていて、そして流れ星が流れていく光を肌で感じながら、不思議と溢れてくる涙がほほに流れていきます。
そして、いつの間にかあたたかい、心地よい光に包まれてさわやかに目覚めたら、あっという間に時間がたっている、という感じになります。
あれ?この40分間、僕は夢を見てたの?という感じなんです。
これに何の意味があるんだろう?と思っているのですが、10年後にフッと星空を見た時に「あ~!お師匠さん、あの時、催眠暗示入れたな~!」って気が付くんです。
お師匠さんがくださった催眠のスクリプトの中に素敵な暗示がちりばめられています。
その暗示によって、いつの間にか私は、私にとって必要でないものを手放して、本当に求めていたものを手にしていることに気が付くんです(ふっしぎ~!)。
お師匠さんの催眠療法を受けた方々は、このお師匠さんがちりばめたスクリプトの技に10年後でも気が付くのかな?
もしかして、自分だけが気が付いているのかもしれない、とみんなそんなことを思いながらほくそえんでいる姿がふっと浮かんできます。
星空を見上げながら、お師匠さんに感謝するでもなく、その技に気が付いている自分がちょっと誇らしくなっているのもお師匠さんのスクリプトの一部(やるよね~!って失礼やろ!)。
そんなお師匠さんが「大嶋さん、あのすたれてしまった温泉町を一緒に再生しませんか?」と仰ってくださったことがあった。
「はい?」
あまりも突拍子もない話にびっくりしてしまう。
お師匠さんが大好きだった温泉街がいつの間にかすたれてしまったので、そこの観光協会に働きかけてその温泉街を再生する計画を立てないか?という面白いお話でした。
催眠のお師匠さんの技は確かにすごいんです。
でも、町おこしをするっていうのには、対応できるのかな?ってちょっと疑っていました。
私の仕事が忙しくなってしまって、その話はいつの間にか私の頭から忘れ去られてしまいました。
でも、フッと、今になって、あの温泉街は、それなりに再生していったけれども、あのお師匠さんの計画ってどんなんだったんだろうな?と想像を巡らします。
すると、頭の中にボレロの曲が流れてくるんです。
あの、ラヴェルのボレロの「タン、タタタ、タン、タタタ、タンタン、タン、タタタ、タタタタタタタタタ」というリズムが繰り返し頭に刻まれてきて、やがて木管楽器のあの素敵なメロディーが頭の中に響いてくるんです。
「わけがわからん」と思って、自分の仕事に戻ります。
そして、あるとき、フッとあの温泉街を思い出した時に、やっぱりあのリズムが頭の中を流れてくるんです。
あの街とボレロは全く関係ないのに。
すると、やがてそのボレロに合わせてバレエダンサーのジョルジュ・ドンが私の頭に踊り始めてびっくり!
「なんじゃ!こりゃ!」
その時、すべてが腑に落ちたんです。
「お師匠さんの計画ってこれだったんだ~!」(なんのこっちゃ!)。
あのダンサーは淡々とリズムに合わせて淡々と踊り始めます。
そして、一人の人が相手の呼吸に合わせて踊ることで、そこに何かが生み出されていきます。
そして、次から次へと、呼吸を合わせることで不思議な一体感が。
やがて、どんどん人は集まり、いい具合にその呼吸に巻き込まれていき不思議な情熱と力を生み出します。
あの曲とともに。
お師匠さんのあの一見地味に見える呼吸合わせのテクニックから広がる壮大な計画。
それが今になって、私の頭の中で広がっていきます。
あの軽快なリズムとともに。
「タン、タタタ、タン、タタタ、タン、タタタ、タタタタタタタタタ」
そして、静かに淡々と情熱が広がっていったときに街が本来あるべき姿になるんです。
みんなが求めていた街へと戻っていく。
そんな素敵な姿をお師匠さんは、今になって私に見せてくださっていたんです。
あの不思議な呼吸合わせとともに。
24/11/08
24/10/18
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朝から何をやっているんだか。
お師匠さんの呼吸合わせのテクニックは凄かったんです。
「あ~!やっている~!」って、お師匠さんが呼吸を合わせ始めた段階で「催眠に入れられる~!」とわかっているんです。
でも、フッと気が付くと、お師匠さんのオフィスにいたと思ったら、満天の夜空の下で星空を眺めていて、そして流れ星が流れていく光を肌で感じながら、不思議と溢れてくる涙がほほに流れていきます。
そして、いつの間にかあたたかい、心地よい光に包まれてさわやかに目覚めたら、あっという間に時間がたっている、という感じになります。
あれ?この40分間、僕は夢を見てたの?という感じなんです。
これに何の意味があるんだろう?と思っているのですが、10年後にフッと星空を見た時に「あ~!お師匠さん、あの時、催眠暗示入れたな~!」って気が付くんです。
お師匠さんがくださった催眠のスクリプトの中に素敵な暗示がちりばめられています。
その暗示によって、いつの間にか私は、私にとって必要でないものを手放して、本当に求めていたものを手にしていることに気が付くんです(ふっしぎ~!)。
お師匠さんの催眠療法を受けた方々は、このお師匠さんがちりばめたスクリプトの技に10年後でも気が付くのかな?
もしかして、自分だけが気が付いているのかもしれない、とみんなそんなことを思いながらほくそえんでいる姿がふっと浮かんできます。
星空を見上げながら、お師匠さんに感謝するでもなく、その技に気が付いている自分がちょっと誇らしくなっているのもお師匠さんのスクリプトの一部(やるよね~!って失礼やろ!)。
そんなお師匠さんが「大嶋さん、あのすたれてしまった温泉町を一緒に再生しませんか?」と仰ってくださったことがあった。
「はい?」
あまりも突拍子もない話にびっくりしてしまう。
お師匠さんが大好きだった温泉街がいつの間にかすたれてしまったので、そこの観光協会に働きかけてその温泉街を再生する計画を立てないか?という面白いお話でした。
催眠のお師匠さんの技は確かにすごいんです。
でも、町おこしをするっていうのには、対応できるのかな?ってちょっと疑っていました。
私の仕事が忙しくなってしまって、その話はいつの間にか私の頭から忘れ去られてしまいました。
でも、フッと、今になって、あの温泉街は、それなりに再生していったけれども、あのお師匠さんの計画ってどんなんだったんだろうな?と想像を巡らします。
すると、頭の中にボレロの曲が流れてくるんです。
「はい?」
あの、ラヴェルのボレロの「タン、タタタ、タン、タタタ、タンタン、タン、タタタ、タタタタタタタタタ」というリズムが繰り返し頭に刻まれてきて、やがて木管楽器のあの素敵なメロディーが頭の中に響いてくるんです。
「わけがわからん」と思って、自分の仕事に戻ります。
そして、あるとき、フッとあの温泉街を思い出した時に、やっぱりあのリズムが頭の中を流れてくるんです。
あの街とボレロは全く関係ないのに。
すると、やがてそのボレロに合わせてバレエダンサーのジョルジュ・ドンが私の頭に踊り始めてびっくり!
「なんじゃ!こりゃ!」
その時、すべてが腑に落ちたんです。
「お師匠さんの計画ってこれだったんだ~!」(なんのこっちゃ!)。
あのダンサーは淡々とリズムに合わせて淡々と踊り始めます。
そして、一人の人が相手の呼吸に合わせて踊ることで、そこに何かが生み出されていきます。
そして、次から次へと、呼吸を合わせることで不思議な一体感が。
やがて、どんどん人は集まり、いい具合にその呼吸に巻き込まれていき不思議な情熱と力を生み出します。
あの曲とともに。
お師匠さんのあの一見地味に見える呼吸合わせのテクニックから広がる壮大な計画。
それが今になって、私の頭の中で広がっていきます。
あの軽快なリズムとともに。
「タン、タタタ、タン、タタタ、タン、タタタ、タタタタタタタタタ」
そして、静かに淡々と情熱が広がっていったときに街が本来あるべき姿になるんです。
みんなが求めていた街へと戻っていく。
そんな素敵な姿をお師匠さんは、今になって私に見せてくださっていたんです。
あの不思議な呼吸合わせとともに。