理解できない

「相手のことが理解できない」というのは非常に苦しいことです。一緒に暮らしていて、生活を共にしているはずなのに孤独感を感じるということにつながるのです。これは長年夫婦をやっていればあたりまえのことと思われがちですが、やはり、苦しいことです。一緒にいて相手のことが理解できず苦痛を感じるくらいであれば誰でも一人で暮らしたほうが楽であると思うに違いありません。一人で生活するという決断が出来たら楽になるのになかなか決断すらつけることが出来ません。実は、相手に問題があると思っていても、心のどこかで「自分にも被があるのでは」と思っているからどちらにも転べず苦しくなるのです。ここでカウンセリングが役に立ちます。カウンセラーに相手の問題を話して見ることです。自分では酷いと感じていても、他の人に話したらたいしたこと無いと思われるのではと恐れていたものが消え去り、本当に酷いということが実感できます。実際に酷さを実感して、相
手を変える方向で進めるのか、自分が同じような酷い相手を選ばないように心理的な治療をするのかのどちらかを選ぶことが出来るようになります。ここで、心理的な治療をすることで、同じような失敗を繰り返さなくなります。

相手の問題点の特定（5回）→心理的治療（5回）→フォローアップ（5回）

※心理療法の効果は個人差があります。