義人はいない、一人もいない、から「一体感」

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義人はいない、一人もいない、から「一体感」

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2018/03/13 義人はいない、一人もいない、から「一体感」

ある「食べちゃったら吐いちゃうぞ~!」という摂食障害の方が「モデルのオーディションに行ってこんなことをやっているのは私だけなんです!だから私はオーディションも落ちてしまうんです!」とおっしゃっていた。

 

そして「自分だけ仕事がない」という「孤独」から「ビビビッ!」と発作を起こして「暴食レンジャー!」に変身!して「食べるのが止まらな~い!」となります。

 

そこで、私は「もしもし?」となります。

 

え~と!モデル体型の人の人差し指、中指のあたりをチェックしたことがありますか?

 

結構な確率で「吐きタコかあるやろ~!」と言いたい。

 

もちろん、それをしていないモデル体型の人もたくさんいますけど、電車に乗っていても、指をチェックすると「あった~!」と見つけることができます。

 

外から見たら「めちゃくちゃきれいでどうやっているの?」という人でも「義人はいない!一人もいない」なんですよね。

 

「自分だけが変!」と思った瞬間から「孤独」になるから「ビビビッ!」の発作が止まらなくって「暴食レンジャー!」に変身しちゃう。

 

でも、暴食レンジャーなんて街にたくさんいます。

 

じゃなければ、コンビニなんて発展しないはずだし、宅配ピザだってそんなにメジャーにはならないはず。

 

そんな時は、ブッダの話を思い出します。

 

子供を亡くした女性が、子供の亡骸を持ってブッダのところに「この子を蘇らせてくれ!」言います。

 

ブッダは「この村の誰も家族を亡くしたことのない人の家からカラシ種を借りて来なさい!そしたら、それをしてあげるから」と伝えて、女性は村の家の戸を叩きまくります。

 

どの家も戸を開けて、首を振ります。

 

みんな子供などを亡くした経験があったんです。

 

戸を叩くたびに「私だけじゃない!」となっていって「孤独」から解放された時に、女性はブッダの弟子になることを決心した、というお話。

 

このお話も「私の一番大切な子供を亡くした!」という体験が「孤独」で発作を起こさせます。

この女性の場合は、その前に夫も亡くしているので「孤独」が倍増して「発作がひどくなるぞ~!」となっていて「貪欲レンジャー!」に変身しちゃいます。

 

貪欲レンジャーは変身すると「死者を蘇らせろ!」と非常に難易度が高い要求を当たり前のようにしてしまうのだ!(ヒーローの能力の解説風に)

 

この話は、このブログで書いたり本にも何度か書かせていただいております。

 

普通の精神科で診断されたら「短期精神病性障害(最近診断基準が変わったのでこれは古い診断かも?近いうちちゃんと最新の診断基準を勉強します!)」になってしまいます。

 

「死者が蘇るはず」というのは、精神科領域からしたら「妄想」になりますから、その「妄想」に取り憑かれる病の人は0.2%ぐらいで500人に一人になりますから「孤独!」になるのは当然。

 

ですから、この発作を起こせば「孤独」が増幅するから「発作が止まらない~!」となって「神に無茶振りするのがやめられない!」となります(どんだけ~!)。

 

ブッダの「発作を止める戦略」は最高でした。

 

「妄想」の部分にアプローチするのではなく「子供を亡くした孤独」にターゲーットを絞って「あんただけじゃないよ!」そして「みんな亡くした悲しみがあるよ!」と「孤独」を村人に接させることで打ち消して「発作」から解放して「貪欲レンジャー!」から自由にさせたんですね!

 

ブッダだったら「“あなたの理想的な体型の人”の中で、暴食レンジャーになったことがない人を連れて来なさい!食べても太らない体質にしてあげるから!」という感じになるんでしょうね。

 

え?あんたも吐いてたの?

 

え?あんたも?

 

あんたは痩せてるけど、私の理想的な体型じゃないもんね!

 

え?あなたのなの?という感じ。

 

みんな、それをオープンにしちゃうと「孤独」になると思っているから隠しているだけ。

 

みんな「発作」で変身しちゃって「孤独」が増強させられちゃう。

 

変身の種類をカソリックでは「罪」に定めた(こんなこと書いたら怒られるー)。

 

多分、カソリックの定義では「罪」は「神から切り離されて孤独になる!」ですかね。

 

でも、実際は「孤独」で変身しちゃうと、発作で自分をコントロールできなくなるから「神と一体感を得るしか止める方法はない!」という体なんでしょうね。

 

ここはユングがよくわかっていた。

 

「義人はいない、一人もいない」で発作が消えるかも!というのがブッダがやったことなんでしょうね。

 

 

ほら!見てごらん!あんなにみんなきれいに発作を起こしている~!

 

 

どんだけ~!

 

「義人はいない」といってもいなさすぎ~!じゃなくて「一人もいない!」なんです。

 

七色に輝く「七レンジャー!」が発作を起こしながらきれいに輝いている~!(七つの大罪が参考になっております)

 

今朝のニュース、あの副総理もきれいに輝いていた~!

 

お星さ~ま!き~らキラ~!

 

あはは~!

 

(つづく)

 

アマゾンの「いつも『ダメなほうへいってしまう』クセを治す方法」(廣済堂)のレビューを書いてくださってありがとうございます!!

 

「発作」だから、これは本当の私じゃない!」と書いてくださってありがとうございます。TOMOKOさんいつもありがとうございます。めちゃくちゃ簡潔にこの本の意図を読み取って書いちゃいましたね!すごすぎる!読んでいて「なるほど!こんなふうになっているんだ!」と私が感心しちゃいました。この「相手が不機嫌になることを恐れて」というのよくわかります。いや~、まさにこれが「自己犠牲」だったんですね。私の場合は、これをすればするほど友達から嫌われるのに、それをやめられませんでした。本当に苦しかったですね。自分の意思でやっているようですけど「嫌われる」と心のどこかでわかっていながらもやめられなかったのは「発作」なんでしょうね。書いていただいているように、私の本は「発作」がなくなる方法で「凪」が心のなか(頭の中)に訪れるを目的に書いています。発作は連続すると「止まらない!」となりますが、発作から自由になってくると「これまでとちょっと違う世界が見えて来た!』となるから不思議ですね。この本に書いてある手のポーズは私もびっくりしました。ブッダ関係はなかなかやりますね~!「ミラーニューロン」を読んでいただけたんですね。嬉しいです!!あの子はいい子です!でも、あれを読むと私は泣けてしまう。

シューベルトの子守歌をやっていただけたのは嬉しいです!!あれやると、ちょっと違いますよね。睡眠時無呼吸症候群から解放されたらいいな~!といったら心があれを教えてくれて、と面白い展開ですね。みんな繋がってすごいことになっています!いつも繋がってくださってありがとうございます!!感謝!!

 

大嶋 信頼

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