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〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
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片付けができないお子さんのリソースは?
「片付けができない!」というあるお子さんがいます。
机の中はぐっちゃぐちゃ。
カバンの中も、学校に提出するはずの書類がしわくちゃになって、5点と書かれた算数のテストとともに丸まっています。
漫画を読んだら読みっぱなし、そして、鼻をティッシュでかんだらゴミ箱に入れずそこらへんに投げてある。
そして、お菓子を部屋で食べちゃって、お菓子のカスやお菓子の袋がいくつもそこらへんに口を開けたまま散乱しています。
「どうして、この子は部屋が片付けられないんでしょう?」
「どうして、この子は整理整頓ができないんでしょう?」とお母さんは悩みます。
もちろん、お母さんは、この子が小さい頃から「ちゃんと片付けなさい!」と叱って来ました。
でも「やっぱり部屋が汚くなる~!」となるんです。
なんどもお母さんが片付けを手伝うんですが、時間が経つと「ぐちゃぐちゃになる~!」となるんです。
だったら、お母さんが定期的に掃除をすればいいのかも?と思って部屋に入ると「入るな!」とお子さんは怒るんです。
「だったら自分で片付けなさいよ!」と怒るんですが「ぐちゃぐちゃ~!」は続くんです。
お師匠さんがこんな子をみた時に、この子の中にある「リソース(秘められた能力)」が自然と浮かんでくるんです。
この子の場合「秩序を見極める能力がある」というように考えるんです。
「秩序って何ですか?この子の部屋もカバンも混沌としているんですけど!」とお母さんが突っ込みます。
でも、この子の「混沌とした部屋(一件ぐちゃぐちゃに見える部屋)」にこの子は秩序を見出しているんです。
なぜ、混沌(ぐちゃぐちゃ)とした状態を作り出すか、そして、その混沌を収拾しようとしないのか?というのは、そのゴミひとつ動かすことで家族にそして世の中に大きな影響を及ぼしてしまうのが見えるから。
混沌を学問とした研究の中でバタフライ効果というのがあります。
バタフライ効果は「蝶の羽ばたきさえも、遠くの気象に影響しちゃう」というものです。
一般の人は「そんなバカな!」と気にもとめませんが、その羽ばたきひとつで気象が変わっちゃう、というぐらいの影響を見出す人がその子だったりするんです。
ゴミひとつ捨てることで「母親の自分に対する期待値が上がる!」となり「期待値が上がれば、失敗した時の絶望感も大きくなる」となります。その母親の絶望感が、父親との精神的な微妙なバランスを崩して、父親との関係を悪化させます。父親はその母親との関係をきっかけに不義を働き、その後ろめたさから家族に冷たく接するようになります。そして、家の緊張感が高まり、そのストレスにより弟が精神的なバランスを崩して学校でいじめられて、そして精神的病に。
他の人から見たら「そんなの妄想でしょ!」と思ってしまうのですが、その子には、一つのことを動かした時の「バランスを崩した未来」が見えてしまうから「動かせない!」と無意識のうちになっているんです。
この子供のリソースを母親が理解した時に「あ!子供がやっていることに意味があるんだ」となります。
「母親の教育の仕方が」とか「だらしがないあの人の遺伝子を受け継いじゃったのかも?」なんてことを悩んでいたのですが、そうじゃなくて「秩序を乱さないようにしている!」ということ。
それがわかったら「こっちが勝手に秩序を乱したろ!」と母親は外に羽ばたいて楽しむようになります。
それまで子供に遠慮をして友達となんか遊びに行かなかったのに、堂々と「友達と遊んでくる!」と行けるようになります。
キッチンや寝室にあった無駄なものを一切捨てて、自分のカオス(混沌)を全部整理しちゃいます。
「あんたがティッシュひとつ捨てたってこっちの精神状態には全く影響しないんだから!」という具合で楽しんでいたら「あれ?子供の部屋の外にゴミ袋がいくつもある!」となります。
そして、掃除機を使った後がある!というのでびっくり。
「本当にこの家の秩序を乱さないように、掃除もしないし勉強もしなかったんだ!」と思ったら「ひえ~!」ってなるんです。
リソースって面白い。
アマゾンの「無意識さんに任せればうまくいく」(PHP文庫)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
個人の一体験です…と書いてくださってありがとうございます。立派な革製のブックカバーも買ってくださったんですね!!すごい!文庫本にはカバーの楽しみがありますよね。私も素敵なカバーをいただきました。
「リラックスした時に胸の奥からポコポコ」ですか。身体の芯から軸を揺るがされるような嫌な感覚は私も時折感じます。「結局楽になっても最後は捕まってしまう」というのはすごいですね。これが本当に起きるんですよね。
ちょっと読んでいて怖くなったのですが「え?これって今、私が新しい“嫉妬”の本(来年完成予定)に書いている新技のことじゃない!」と鳥肌が立っております。その技をここで書いてしまったら、編集者の方に怒られてしまうので書けないのですが「あれ?同じことをやってらっしゃる!」とびっくり。マジですか?あんなに悩んで苦労して編み出した方法なのに!!すごいです!!本当に脳って繋がっているんですね。私のアイディアだと思っていたら、皆さんから伝わってきたアイディアだった、というのは何となくわかっていましたが、これだけストレートに書いていただくと「あ!私のじゃないんだ!」と改めて気づかされます。別な意味で「無意識さん最強!」です。書いてくださってありがとうございます。
感謝!!
大嶋 信頼
24/11/08
24/10/18
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「片付けができない!」というあるお子さんがいます。
机の中はぐっちゃぐちゃ。
カバンの中も、学校に提出するはずの書類がしわくちゃになって、5点と書かれた算数のテストとともに丸まっています。
漫画を読んだら読みっぱなし、そして、鼻をティッシュでかんだらゴミ箱に入れずそこらへんに投げてある。
そして、お菓子を部屋で食べちゃって、お菓子のカスやお菓子の袋がいくつもそこらへんに口を開けたまま散乱しています。
「どうして、この子は部屋が片付けられないんでしょう?」
「どうして、この子は整理整頓ができないんでしょう?」とお母さんは悩みます。
もちろん、お母さんは、この子が小さい頃から「ちゃんと片付けなさい!」と叱って来ました。
でも「やっぱり部屋が汚くなる~!」となるんです。
なんどもお母さんが片付けを手伝うんですが、時間が経つと「ぐちゃぐちゃになる~!」となるんです。
だったら、お母さんが定期的に掃除をすればいいのかも?と思って部屋に入ると「入るな!」とお子さんは怒るんです。
「だったら自分で片付けなさいよ!」と怒るんですが「ぐちゃぐちゃ~!」は続くんです。
お師匠さんがこんな子をみた時に、この子の中にある「リソース(秘められた能力)」が自然と浮かんでくるんです。
この子の場合「秩序を見極める能力がある」というように考えるんです。
「秩序って何ですか?この子の部屋もカバンも混沌としているんですけど!」とお母さんが突っ込みます。
でも、この子の「混沌とした部屋(一件ぐちゃぐちゃに見える部屋)」にこの子は秩序を見出しているんです。
なぜ、混沌(ぐちゃぐちゃ)とした状態を作り出すか、そして、その混沌を収拾しようとしないのか?というのは、そのゴミひとつ動かすことで家族にそして世の中に大きな影響を及ぼしてしまうのが見えるから。
混沌を学問とした研究の中でバタフライ効果というのがあります。
バタフライ効果は「蝶の羽ばたきさえも、遠くの気象に影響しちゃう」というものです。
一般の人は「そんなバカな!」と気にもとめませんが、その羽ばたきひとつで気象が変わっちゃう、というぐらいの影響を見出す人がその子だったりするんです。
ゴミひとつ捨てることで「母親の自分に対する期待値が上がる!」となり「期待値が上がれば、失敗した時の絶望感も大きくなる」となります。その母親の絶望感が、父親との精神的な微妙なバランスを崩して、父親との関係を悪化させます。父親はその母親との関係をきっかけに不義を働き、その後ろめたさから家族に冷たく接するようになります。そして、家の緊張感が高まり、そのストレスにより弟が精神的なバランスを崩して学校でいじめられて、そして精神的病に。
他の人から見たら「そんなの妄想でしょ!」と思ってしまうのですが、その子には、一つのことを動かした時の「バランスを崩した未来」が見えてしまうから「動かせない!」と無意識のうちになっているんです。
この子供のリソースを母親が理解した時に「あ!子供がやっていることに意味があるんだ」となります。
「母親の教育の仕方が」とか「だらしがないあの人の遺伝子を受け継いじゃったのかも?」なんてことを悩んでいたのですが、そうじゃなくて「秩序を乱さないようにしている!」ということ。
それがわかったら「こっちが勝手に秩序を乱したろ!」と母親は外に羽ばたいて楽しむようになります。
それまで子供に遠慮をして友達となんか遊びに行かなかったのに、堂々と「友達と遊んでくる!」と行けるようになります。
キッチンや寝室にあった無駄なものを一切捨てて、自分のカオス(混沌)を全部整理しちゃいます。
「あんたがティッシュひとつ捨てたってこっちの精神状態には全く影響しないんだから!」という具合で楽しんでいたら「あれ?子供の部屋の外にゴミ袋がいくつもある!」となります。
そして、掃除機を使った後がある!というのでびっくり。
「本当にこの家の秩序を乱さないように、掃除もしないし勉強もしなかったんだ!」と思ったら「ひえ~!」ってなるんです。
リソースって面白い。
アマゾンの「無意識さんに任せればうまくいく」(PHP文庫)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
個人の一体験です…と書いてくださってありがとうございます。立派な革製のブックカバーも買ってくださったんですね!!すごい!文庫本にはカバーの楽しみがありますよね。私も素敵なカバーをいただきました。
「リラックスした時に胸の奥からポコポコ」ですか。身体の芯から軸を揺るがされるような嫌な感覚は私も時折感じます。「結局楽になっても最後は捕まってしまう」というのはすごいですね。これが本当に起きるんですよね。
ちょっと読んでいて怖くなったのですが「え?これって今、私が新しい“嫉妬”の本(来年完成予定)に書いている新技のことじゃない!」と鳥肌が立っております。その技をここで書いてしまったら、編集者の方に怒られてしまうので書けないのですが「あれ?同じことをやってらっしゃる!」とびっくり。マジですか?あんなに悩んで苦労して編み出した方法なのに!!すごいです!!本当に脳って繋がっているんですね。私のアイディアだと思っていたら、皆さんから伝わってきたアイディアだった、というのは何となくわかっていましたが、これだけストレートに書いていただくと「あ!私のじゃないんだ!」と改めて気づかされます。別な意味で「無意識さん最強!」です。書いてくださってありがとうございます。
感謝!!
大嶋 信頼