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無茶振り
今、ある出版社から「無意識の本を書いてください」と依頼されて、編集者の方からお題をいただいて書いています。
編集者の方は「無意識さんの力で無敵になる」を読んで依頼して来たはずなのに「お師匠さんとのくだりはちょっとイメージしづらいのでカット!」となり、あとは「2人称、3人称がごちゃ混ぜになるから読者が混乱するからちゃんとはっきりさせてください」と言われて「ヒエ~!」となります。
編集者から、章立てで、項目に分けてお題をいただいて、そのお題に沿って書くような形なのですが、
頂いたお題が
「自分の長所を改めて探し求めることも大切」
とか
「無意識は成功のイメージが好き」
や
「もう他人の評価なんて気にしない」というぐあいで
「え?」となります。
もともと「無意識」について書こう!と思ったのは、学会に行った時に「あ~!みんなお師匠さんの催眠を知らないんだ~!」というのを知ってショックを受けたから。
発表者が「患者さんを催眠に入れる!」なんていう古典的な催眠の概念を語っていたので「それって、僕が知ってる催眠とは違うんですけど~!」と言いたかったのですが、それを書いた本がなかったので「しょうがないから自分で書くか!」ということで書いたのが「無意識さん」でした。
お師匠さんの催眠は、意識的な治療者がクライアントさんを「催眠に入れる!」という感じではありませんでした。
お師匠さんの無意識を使って、クライアントさんの意識と無意識が自然な形で統合されていきます。
お師匠さんのの「むにゃむにゃ(スクリプトのことを聞かされても一切覚えていないから”むにゃむにゃ”と呼んでいました)」を聞かされて「え?何のこと?寝ちゃったかもしれない?」となっていて、お師匠さんから何してもらった感覚は一切ないのに、その5年後とかに「あれ?」となるのはお師匠さんの催眠療法の技なんです。
私にとっては、お師匠さんのことを語ることが一つのスクリプトになっていて、「お師匠さん」というメタファーを使って催眠の世界に誘っていく、という感じなのですが「それを使うな!」と言われて「え?マジで!」となります。
さらに、出されたお題も「無意識さん」から程遠いお題で「これって意識的なお題ですよね?」となるから厄介。
苦労して、書き上げた原稿を渡したら「一人称、二人称がごっちゃになっていてわかりづらい!」とあって「ショック!」となります。
他の編集者の方って原稿を送ると「読んでいて内容はとってもためになりました~!」とか「面白かったです!」と返事をいただくのですが、出来上がった原稿を見ると「お~!文章がちゃんと直してあって、編集力ってすごい!」という感じになります。
ダメ出しをされると「意識的になって、無意識の力が使えないやんけ~!」となって筆が止まって「書けない!」となるから面白いんです。
でも今回は、ダメ出しをされても、書くテンションが下がっても「あ!無意識さんって本当に無敵なんだ!」と実感したんです。
私のいろんな技が封印されて、意識的なお題がずら~っと並ぶ中でも「無意識さんって、どんなお題にも無限に答えられて、そこからつながりをちゃんとつけてくれるんだ!」となっていきます。
意識的な私が、お題を見て「これでどうやって”無意識”のテーマで書くっちゅうねん!」とツッコミを入れていたのですが、無意識さんを使って書いていくと「お~!こんなふうになっていたんだ!」と新たな発見がずらずらと(今回の発見は本当に凄かったです!)。
書いているうちに、意識的に思えていた編集者の無意識の叫びというのが聞こえて来て「この編集者の無意識が外に出たくてこの本を書かせたのかもしれない!」という面白い可能性が見えて来ます。
「意識的な人がどうやって無意識さんの力を使って美味しくて美しい生活ができるようになるのか」。
書いているうちに私には全く見えなかった美しい生活への道筋が見えて来たので「この編集者はもしかしたら天才なのかもしれない!」と感じ始めたんです。
この原稿を読んで、あの意識的な編集者の方が、無意識さんの力を使うことができるようになるのだろうか?
それがちょっと楽しみです。
泣きながら書いています!
アマゾンの「無意識さんに任せればうまくいく」(PHP文庫)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
TOMOKOさん、素晴らしいです!このレビューを読んで私が「なるほど!」となっていました。本当に知らず知らずのうちに「考える」ことをしちゃっていますもんね。それが無意識さんを遠ざけて、意識の幻想に自分を閉じ込めていた、というのを読んで「ピシャ!」ってほっぺたを叩かれて目が覚めたような感覚になりました。
そうなんですよね。自分の抱えている問題は「無意識さん」なんていう甘いものじゃ絶対に解決できない!と私もお師匠さんの指導を受けていた時に内心思っていたんです(家族関係やトラウマ専門でしたからね)。「無意識なんかじゃ!」というのが意識のブロック、って「なるほど!」と納得。私の意識のブロックってすげー!と思いました。
「意識を使って抵抗さえしなければ」というのはものすごく心に響きました。本来の私たちの中に無意識さんは宿っているんですよね。
ここで「見て」、「聞いて」、そして「感じて」をつなげて感じていただけたのはすごく嬉しいです。そうなんですよね。無意識さんを思い出すことこそが意識の檻から解放してくれるきっかけになるんですよね。「相手の〇〇はわからない」という所のくだりは感動しました。無意識さんは力が抜けているんですよね。
意識から離れることは、狭い檻から自分を解放すること!ってすごいですね。そこから解放されて、本来の自分に戻ってくるっていいですね。そこに戻ってくるのを無意識さんが待っていてくれる、というのが感動です。
素晴らしいレビューを書いてくださってありがとうございます。読んでいて、私の目が開かれたような感じになりました。
感謝!!
大嶋 信頼
24/11/08
24/10/18
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今、ある出版社から「無意識の本を書いてください」と依頼されて、編集者の方からお題をいただいて書いています。
編集者の方は「無意識さんの力で無敵になる」を読んで依頼して来たはずなのに「お師匠さんとのくだりはちょっとイメージしづらいのでカット!」となり、あとは「2人称、3人称がごちゃ混ぜになるから読者が混乱するからちゃんとはっきりさせてください」と言われて「ヒエ~!」となります。
編集者から、章立てで、項目に分けてお題をいただいて、そのお題に沿って書くような形なのですが、
頂いたお題が
「自分の長所を改めて探し求めることも大切」
とか
「無意識は成功のイメージが好き」
や
「もう他人の評価なんて気にしない」というぐあいで
「え?」となります。
もともと「無意識」について書こう!と思ったのは、学会に行った時に「あ~!みんなお師匠さんの催眠を知らないんだ~!」というのを知ってショックを受けたから。
発表者が「患者さんを催眠に入れる!」なんていう古典的な催眠の概念を語っていたので「それって、僕が知ってる催眠とは違うんですけど~!」と言いたかったのですが、それを書いた本がなかったので「しょうがないから自分で書くか!」ということで書いたのが「無意識さん」でした。
お師匠さんの催眠は、意識的な治療者がクライアントさんを「催眠に入れる!」という感じではありませんでした。
お師匠さんの無意識を使って、クライアントさんの意識と無意識が自然な形で統合されていきます。
お師匠さんのの「むにゃむにゃ(スクリプトのことを聞かされても一切覚えていないから”むにゃむにゃ”と呼んでいました)」を聞かされて「え?何のこと?寝ちゃったかもしれない?」となっていて、お師匠さんから何してもらった感覚は一切ないのに、その5年後とかに「あれ?」となるのはお師匠さんの催眠療法の技なんです。
私にとっては、お師匠さんのことを語ることが一つのスクリプトになっていて、「お師匠さん」というメタファーを使って催眠の世界に誘っていく、という感じなのですが「それを使うな!」と言われて「え?マジで!」となります。
さらに、出されたお題も「無意識さん」から程遠いお題で「これって意識的なお題ですよね?」となるから厄介。
苦労して、書き上げた原稿を渡したら「一人称、二人称がごっちゃになっていてわかりづらい!」とあって「ショック!」となります。
他の編集者の方って原稿を送ると「読んでいて内容はとってもためになりました~!」とか「面白かったです!」と返事をいただくのですが、出来上がった原稿を見ると「お~!文章がちゃんと直してあって、編集力ってすごい!」という感じになります。
ダメ出しをされると「意識的になって、無意識の力が使えないやんけ~!」となって筆が止まって「書けない!」となるから面白いんです。
でも今回は、ダメ出しをされても、書くテンションが下がっても「あ!無意識さんって本当に無敵なんだ!」と実感したんです。
私のいろんな技が封印されて、意識的なお題がずら~っと並ぶ中でも「無意識さんって、どんなお題にも無限に答えられて、そこからつながりをちゃんとつけてくれるんだ!」となっていきます。
意識的な私が、お題を見て「これでどうやって”無意識”のテーマで書くっちゅうねん!」とツッコミを入れていたのですが、無意識さんを使って書いていくと「お~!こんなふうになっていたんだ!」と新たな発見がずらずらと(今回の発見は本当に凄かったです!)。
書いているうちに、意識的に思えていた編集者の無意識の叫びというのが聞こえて来て「この編集者の無意識が外に出たくてこの本を書かせたのかもしれない!」という面白い可能性が見えて来ます。
「意識的な人がどうやって無意識さんの力を使って美味しくて美しい生活ができるようになるのか」。
書いているうちに私には全く見えなかった美しい生活への道筋が見えて来たので「この編集者はもしかしたら天才なのかもしれない!」と感じ始めたんです。
この原稿を読んで、あの意識的な編集者の方が、無意識さんの力を使うことができるようになるのだろうか?
それがちょっと楽しみです。
泣きながら書いています!
アマゾンの「無意識さんに任せればうまくいく」(PHP文庫)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
TOMOKOさん、素晴らしいです!このレビューを読んで私が「なるほど!」となっていました。本当に知らず知らずのうちに「考える」ことをしちゃっていますもんね。それが無意識さんを遠ざけて、意識の幻想に自分を閉じ込めていた、というのを読んで「ピシャ!」ってほっぺたを叩かれて目が覚めたような感覚になりました。
そうなんですよね。自分の抱えている問題は「無意識さん」なんていう甘いものじゃ絶対に解決できない!と私もお師匠さんの指導を受けていた時に内心思っていたんです(家族関係やトラウマ専門でしたからね)。「無意識なんかじゃ!」というのが意識のブロック、って「なるほど!」と納得。私の意識のブロックってすげー!と思いました。
「意識を使って抵抗さえしなければ」というのはものすごく心に響きました。本来の私たちの中に無意識さんは宿っているんですよね。
ここで「見て」、「聞いて」、そして「感じて」をつなげて感じていただけたのはすごく嬉しいです。そうなんですよね。無意識さんを思い出すことこそが意識の檻から解放してくれるきっかけになるんですよね。「相手の〇〇はわからない」という所のくだりは感動しました。無意識さんは力が抜けているんですよね。
意識から離れることは、狭い檻から自分を解放すること!ってすごいですね。そこから解放されて、本来の自分に戻ってくるっていいですね。そこに戻ってくるのを無意識さんが待っていてくれる、というのが感動です。
素晴らしいレビューを書いてくださってありがとうございます。読んでいて、私の目が開かれたような感じになりました。
感謝!!
大嶋 信頼