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〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
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リソースは賢さ
サラ・オレインが歌う「The Final Time Traveler」をちらっと聞いて「お~!いい歌~!」と思って最近、携帯電話に入れて歩きながら聞いています。
歌詞の中に「目を閉じると、私がどこにいてもあなたの声が私を訪れてくれる」というところで「泣けてくる~!」となっていました。
まさに「Time Traveler」は時の旅人って訳すのか。
目を閉じればいつでもあの人に会うことができる。
実は、あのすごい男性スケート選手がこの曲で滑っていて「震災にあった方々へのレクイエム」的な感じで流れていたんです。
これは不思議なんですが、スケートのバックミュージックでかかってしまうと、歌詞が全く頭に入ってこないから、選手の滑走する様を見て「あ~!このスローなテンポの曲はあなたには合わないかも~!」といらないツッコミを入れていたんです。
でも、曲だけ聞いて、その歌詞の意味がわかった時に「あ!震災にあった方へ」と思ったら、なんだか涙が出てきてしまいました。
そう!目を閉じればあの人にいつでもつながれる。
時空を超えて。
いつでも、どんな時でも。
そんな声に導かれて、リソースのことを書いています。
この「リソース」は催眠のお師匠さんから教わったものなのですが、これまで私はこうして書くことはありませんでした。
なぜ、この「リソース」のことを私はこれまで書かなかったのか。
そして、なぜ、今ここで「リソースのことを書け」と声が聞こえてきたのか、それは後にわかると思います。
「やらなければいけないことはわかっているのに、いつまでもやることができない!」という方のリソースはなんでしょう?
一つは「時とものを大切にする」というのがあるのかも知れません。
私は、食事をしている時、子供の頃から大好きなものは一番最後に食べるのが楽しみでした。
だって、最初に食べちゃったら「楽しみがなくなっちゃう!」という感覚があるから、いつまでも楽しみにとっておく、という感覚。
ある時、私が食事をしているのを、ある子供が見ていて「その残しているのは嫌いなの?」と聞かれて「違うよ!一番好きだからとってあるんだよ!」と言ったら、その子は「私は、一番好きなのは一番最初に食べる~!だって最後まで取っておいたらお腹がいっぱいになっちゃうから!」と言われて「なるほど!」と思ったことがありました。
物と時間を大切にする、というのは、そのものの価値を知ること。
そのものの価値が低すぎたら「自分がやるに値しない虚しいもの」になります、そのものの価値が高すぎたら「もったいなくて手がつけられない」となります。
多分、普通の人は、自分がやるべきことの価値などは考えることをしないのかも知れません。
でも「やることができない!」という方は、その「やるべきこと」の価値について深く、さらに深く知ることで「人は何のために生きるのか?」という答えを探り出そうとしています。
その答えを導き出す時に「全て虚しい」というところに至り「すべての物事にやる価値などどこにも無い!」という究極の答えがその人の中にはすでに見出せているんです。
空の空、空の空、いっさいは空である。
日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるのか。
日はいで、日は没し、その出た所に急ぎゆく。
風は南に吹き、また転じて、北に向かい、めぐりにめぐって、またそのめぐるところに帰る。
川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることがない。川はその出てきたところにまた帰って行く。
すべてのことは人をうみ疲れさせる(倦み疲れさせる=疲れてうんざりすること)。人はこれを言いつくすことができない。目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない。
という有名な言葉が浮かんできます。
「やることができない!」という方は、その奥深くを感じているからこそ「そこに意味を感じない」となって入るのは、英知(wisdom)に満ち溢れて入るから(英知というのは、最も優れた知恵のことです)。
そうなんです。物事の本質を見極める英知を兼ね備えているからこそ「すべて虚しい」ということを知っています。
それでいて、その英知により「俗世間が何を求めているのか?」もわかってしまうからこそ、深い悩みを抱えることになるんです。
「やらなきゃいけないことがわかっているけど、いつまでもできない」という方は英知を兼ね備えています。
その英知が俗世間との兼ね合いから見出そうとする葛藤が、深い悩みを醸しだすんです。
英知といえば、映画のインディアナジョーンズの三作目を思い出します。
インディーが金やきらびやかな杯がたくさん並ぶ中で、一番地味な木で作られた杯を選んだ時に、それを杯を長年守ってきた騎士が言った「He chose wisely」というセリフが印象的でした。あのWiseって英知の賢さの表現だと思うんです(確かそんなセリフだったかも?)。
なんだかリソースの大切さがちょっと見えてきました。
さあ!今度は「人とうまくやることができないんです!人前で緊張しちゃうんです!」という方のリソースはなんでしょう?
(つづく)
24/11/08
24/10/18
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サラ・オレインが歌う「The Final Time Traveler」をちらっと聞いて「お~!いい歌~!」と思って最近、携帯電話に入れて歩きながら聞いています。
歌詞の中に「目を閉じると、私がどこにいてもあなたの声が私を訪れてくれる」というところで「泣けてくる~!」となっていました。
まさに「Time Traveler」は時の旅人って訳すのか。
目を閉じればいつでもあの人に会うことができる。
実は、あのすごい男性スケート選手がこの曲で滑っていて「震災にあった方々へのレクイエム」的な感じで流れていたんです。
これは不思議なんですが、スケートのバックミュージックでかかってしまうと、歌詞が全く頭に入ってこないから、選手の滑走する様を見て「あ~!このスローなテンポの曲はあなたには合わないかも~!」といらないツッコミを入れていたんです。
でも、曲だけ聞いて、その歌詞の意味がわかった時に「あ!震災にあった方へ」と思ったら、なんだか涙が出てきてしまいました。
そう!目を閉じればあの人にいつでもつながれる。
時空を超えて。
いつでも、どんな時でも。
そんな声に導かれて、リソースのことを書いています。
この「リソース」は催眠のお師匠さんから教わったものなのですが、これまで私はこうして書くことはありませんでした。
なぜ、この「リソース」のことを私はこれまで書かなかったのか。
そして、なぜ、今ここで「リソースのことを書け」と声が聞こえてきたのか、それは後にわかると思います。
「やらなければいけないことはわかっているのに、いつまでもやることができない!」という方のリソースはなんでしょう?
一つは「時とものを大切にする」というのがあるのかも知れません。
私は、食事をしている時、子供の頃から大好きなものは一番最後に食べるのが楽しみでした。
だって、最初に食べちゃったら「楽しみがなくなっちゃう!」という感覚があるから、いつまでも楽しみにとっておく、という感覚。
ある時、私が食事をしているのを、ある子供が見ていて「その残しているのは嫌いなの?」と聞かれて「違うよ!一番好きだからとってあるんだよ!」と言ったら、その子は「私は、一番好きなのは一番最初に食べる~!だって最後まで取っておいたらお腹がいっぱいになっちゃうから!」と言われて「なるほど!」と思ったことがありました。
物と時間を大切にする、というのは、そのものの価値を知ること。
そのものの価値が低すぎたら「自分がやるに値しない虚しいもの」になります、そのものの価値が高すぎたら「もったいなくて手がつけられない」となります。
多分、普通の人は、自分がやるべきことの価値などは考えることをしないのかも知れません。
でも「やることができない!」という方は、その「やるべきこと」の価値について深く、さらに深く知ることで「人は何のために生きるのか?」という答えを探り出そうとしています。
その答えを導き出す時に「全て虚しい」というところに至り「すべての物事にやる価値などどこにも無い!」という究極の答えがその人の中にはすでに見出せているんです。
空の空、空の空、いっさいは空である。
日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるのか。
日はいで、日は没し、その出た所に急ぎゆく。
風は南に吹き、また転じて、北に向かい、めぐりにめぐって、またそのめぐるところに帰る。
川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることがない。川はその出てきたところにまた帰って行く。
すべてのことは人をうみ疲れさせる(倦み疲れさせる=疲れてうんざりすること)。人はこれを言いつくすことができない。目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない。
という有名な言葉が浮かんできます。
「やることができない!」という方は、その奥深くを感じているからこそ「そこに意味を感じない」となって入るのは、英知(wisdom)に満ち溢れて入るから(英知というのは、最も優れた知恵のことです)。
そうなんです。物事の本質を見極める英知を兼ね備えているからこそ「すべて虚しい」ということを知っています。
それでいて、その英知により「俗世間が何を求めているのか?」もわかってしまうからこそ、深い悩みを抱えることになるんです。
「やらなきゃいけないことがわかっているけど、いつまでもできない」という方は英知を兼ね備えています。
その英知が俗世間との兼ね合いから見出そうとする葛藤が、深い悩みを醸しだすんです。
英知といえば、映画のインディアナジョーンズの三作目を思い出します。
インディーが金やきらびやかな杯がたくさん並ぶ中で、一番地味な木で作られた杯を選んだ時に、それを杯を長年守ってきた騎士が言った「He chose wisely」というセリフが印象的でした。あのWiseって英知の賢さの表現だと思うんです(確かそんなセリフだったかも?)。
なんだかリソースの大切さがちょっと見えてきました。
さあ!今度は「人とうまくやることができないんです!人前で緊張しちゃうんです!」という方のリソースはなんでしょう?
(つづく)