一歩一歩お金持ちへ近く

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大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/10/25 一歩一歩お金持ちへ近く

「お金持ちになる」ためには、何事にも動じない Superior Attitude(優越的態度)が必要かも、と昨日書きましたが「なんのこっちゃ!」と説明が必要になります。

 

結論から言ってしまうと、Superior Attitude(優越的態度)が発作を起こさせないようにするから「自分」という軸がぶれなくなり、自分が求めている方向へと自然に流れていけるようになる、という仕組み。

 

これをもっと詳しく説明する必要があるのかもしれません。

 

職場である人が電話を取って、話を聞いています。

 

横で話を聞いていた上司が「あ!これは〇〇さんの担当だから、この人が電話で話を聞いていても埒があかんでしょ!」と思って、電話を取っているその人に「担当さんから連絡させる、と伝えて!」とお願いします(埒が明かない、とは「事態が進展しない」ということです)。

 

それでも電話を受けている人は「はい、はい」と上司の話を無視して相手の話を聞き続けちゃっていて「え?上司の指示を無視しちゃうの!」という感じになります。

 

上司がイラっとして「だから!担当に電話をさせます!って伝えてって言ってるでしょ!」と再び伝えても、まだ「はい、はい」と話を聞き続けちゃっています。

 

上司が切れて「いい加減にしなさい!」と怒ったら、やっと「担当者から折り返させます」と伝えることができたのですが、その後に、上司を「キッ!」と睨みつけちゃいます。

 

ここで解説です。

 

電話を受けている人は「私が一生懸命に話を聞いているのに、横から上司に余計なことを言われた!」ということでイラっとして「発作が起きてまうやろ~!」となります。実は、これって普通の動物的な発作で「自分が遊んでいるおもちゃを取られた!ガルルルル~!」と噛み付いてくるワンちゃんの脳の状態と一緒。動物的は本能は、実は動物的な発作で「自分のもの!」となっているものを横から取られたら「ビビビッ!」と脳内で電気発射が起きて、飼い主でもなんでも噛み付いてしまう。まあ、電気的な発作じゃなくても、ホルモン的なことでも説明はできるのですが、後先の判断ができなくなる、ということで「発作」という見方がわかりやすいんです。ワンちゃんもトレーニングをすることでこの発作を起こすことがなくなり「おもちゃを取り上げられた!」となっても、見て見ないふりができるようになります。

 

電話を受けている人のもう一つの発作のポイントが「二つのことを同時にする」ということで脳内で発作が起きちゃいます。

電話で話を聞いているときに、上司から他の指示をされる、ということで「混乱」が生じで「ビビビッ!」と発作が起きて「まともな判断ができなくなるやろ~!」となるんです。

 

他には「上司から怒られる!」という“恐怖”で発作が起き、さらに、上司の「部下なのに指示に従わないのはずるい!」という上司の嫉妬の発作が脳のネットワークで伝わってきて「ビビビッ!」となり「発作が起きてまうやろ~!」と不適切な言動をしちゃうんです。

 

発作のメリットは「野性的に生きられるぜ!」となります(ワイルドだろ~!って古いか!)。個性的で特徴的な生き方を崩すことなく、周りに染まらずに個を保てることになるんです。

 

発作のデメリットは、発作を起こすことで「記憶のシャッフルが起きてまうやろ!」となります。

怒りや恐怖を感じる扁桃体と記憶を整理する海馬の周辺で「ビビビッ!」と電気発射が起きて、記憶がシャッフルして、過去のいじめの記憶と上司とが結びついちゃうと「パワハラじゃ~!」という記憶に書き換えられて「こんな酷い人の下では働けない~!」となってしまいます。白黒の駒で遊ぶオセロのように、さっきまで白がたくさんあったのに、一つの駒が黒くなったら「ひえ~!真っ黒になってもうた!」という感じで、上司の印象が真っ黒になって「悪魔のような人じゃ~!」となります(ここら辺の詳しいことは、心理学の”印象形成”を参照)。

 

もう一つのデメリットは、記憶を整理する海馬周辺で「ビビビッ!」となるからちゃんと経験が記憶として整理されないから「学習されないやろ~!」となって同じことを何度も繰り返しちゃうこと。

同じ失敗を何度も繰り返して、というのは、同じ条件で発作が起こるのもあるのですが、記憶としてちゃんと整理されていないので「過去の経験が使えない」という不便な状態になるんです。

 

以前、中華料理店に行ったら、厨房から、若い衆が「はい!了解しました!」と活きのいい声が聞こえてきて「珍しいな!」と思いました。「はい!回鍋肉の注文をいただきました!」なんて感じでいうと、他のシェフが「了解しました!」と声を揃える。

 

店主らしき方が「うちは、若い連中が入社すると、離島で合宿して挨拶から指導するんです」と教えてくださった。

注文が殺到するときに、間違えたものをお客さんに出したら大変だから、このような訓練をしている、という話でした。

 

多分、一般の人にはちょっとわかりにくいかもしれませんが、この流れで説明するとちょっとわかってもらえるかも。

 

同時に二つ違うことを言われると発生する「ビビビッ!」が、威勢のいい「はい!了解しました!」と声を出してしまうことで発作を起こさせないようにすることができる、という仕組みなんです。

 

やっていることは軍隊式の訓練で、戦闘状態になってありとあらゆる方向から攻められて、爆音や耳をつんざくような銃声が響いていても「はい!了解しました!」というルーティンの掛け声で「発作が起きない!」となって無意識でその場で適切な対応をすることができる、という優れもの。

 

実は、ここに Superior Attitude(優越的態度)の奥義が隠れています。

 

軍隊式の訓練をした人を見るときに、Superior Attitude(優越的態度)というのは「相手によって態度を変えない!」という姿勢になります。相手の状況、立場、そして感情を考えれば考えるほど「意識」が働いてしまいます。意識が働くことで「私には無理!」とか「どうやってこの大変な状況を抜け出せばいいんだ!」と考えちゃいます。すると、脳に過剰な負の電流が流れで「ビビビッ!」と発作を起こす仕組み。

 

相手によって、状況によって態度を変えない Superior Attitude(優越的態度)があれば「無意識さん」状態だから「考えないで自動的に行動するのみ」となり「無意識さんには限界がない!」となります。限界がなければ、脳に過剰な電力が流れないので「スムースに物事が進む!」となるんです。

 

とりあえず、この Superior Attitude(優越的態度)には、朝、「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法(すばる舎)の「お金持ちのコード」を唱えてみる、というだけでいいみたいなんですよね。

 

ほんとかよ!とあまり信じられない私。

 

でも、ちょっと面白くなってきた。

 

(つづく)

 

「行動できない」自分からの脱出法(清流出版)のレビューをアマゾンで書いてくださってありがとうございます。

 

けんさん、レビューを書いてくださってありがとうございます。そうなんです、暗示はあれとあれが合わさって掛けられているから、みんな意識することが難しいんです(催眠の誘導じゃ~!あれ、とか、それ、を使ってそこにないものをイメージさせることで誘導していきます)。子供が父親の作った借金を「返すぞ!」と背負おうとしていたって、読んで何だか涙があふれてきてしまいました。本当に思っていたんですものね。誰にもその重圧を理解されないけど、それを感じていたんですよね。願望を背負わされる、そして万能感になって、という仕組みは詳しく書いたことはあったかな?無かったかな?もしかしたら、青山ライフに渡してある原稿にはそれに近いことが書いてあったような気がしますが、書いていなかったら、詳しく書いていきたいと思います。

私は、いつの間にかみなさんの後を笑顔で追いかけているような感じです。「お~い!どこまで行くんですか~!」ってな感じで。一緒に走っていて、どんどん楽しくなっていきます。本当にいつも応援してくださってありがとうございます。感謝!!

 

真面目で苦しんでいる人向け?と書いてくださってありがとうございます。本当に母親がやることって「私の為なんだ」って疑わないですよね!!人間なんですよ!母親も、ということにやっと気が付くことが私もできました。お互いに人間なんだ、ということに気が付くことで、子供たちも自由に飛びたてることができるような気がします。娘さんの人間関係がすごく良くなってきたって凄いですね。書いていてよかった~!「菌の採取」ってぶっ飛んでますでしょ!この編集者さんの脳ってものすごいです。書いてて止まらなくなりましたからね、この話を。ここに書いてくださったエピソードを読んで腹を抱えて笑っちゃいました。「凄いです!!」。私もヤンママ菌が欲しいです。どこで採取しよ?確かに、この本は、真面目に真剣に苦しんでいる人向けですよね。書いてくださってありがとうございます。感謝!!

 

いつも応援してくださってありがとうございます。

 

大嶋 信頼

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