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〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
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無意識さんのタネにのせられて
お師匠さんの無意識さんのスクリプトは私に次から次へと本を書かせてくれるんです。
お師匠さんから催眠をかけていただいたのが20年前。
今でも、あのお師匠様の催眠のスクリプトが時折、頭に浮かんできます。
夕暮れの静かな湖畔にある木で作られた船着き場に座りながら、私はあるマジシャンと会話をしていました。
そのマジシャンがどうやってあんなに素敵なマジックができるのだろう?と知りたくて、知りたくて。
マジシャンは大切にしていた、マジックのタネをすんなりと「教えてあげるよ!」と言ってくれたんです。
そう「タネも、仕掛けもあるんだよ」とマジシャンが手のひらを見せてくれます。
そこにどんな仕掛けがあるんだろう?と思いながらマジシャンの手のひらから空を見上げた時に、空には無数の星が。
なんて感じでお師匠さんが語ってくださって、そして、私はお師匠さんの心地いい声を聞きながら、いつのまにか深い眠りのような無意識さんの世界に入って行きました。
私は、お師匠さんのような美しいスクリプトを書きたかったんです。
それを私はちゃんとお師匠さんに伝えたのか、伝えなかったのか、お師匠さんは、その催眠を通して「ほら!こんなふうにスクリプトにはタネがあるんだよ!」と無意識の中で教えてくれました。
ものすごく意識的だった私は「そんなの具体的に説明してくれなければわからない!」とお師匠さんに対して反発のような気持ちもあったのかもしれません。
そんな意識的な私の中に、お師匠さんが植えてくださった無意識さんのタネは知らず知らずのうちに芽吹き、そしてあんなに小さなタネだったはずなのに、いつのまにか大きな樹となっていました。
そして、その大きな樹は私の硬くて頑固な意識の下にある、豊かな無意識さんの栄養を長年かけて張り詰めた根で吸い上げて、光の恵みをいっぱい受けることができる葉を茂らせてくれたんです。
気がついてみたら、その樹には、いつのまにかいくつかの実がなっていました。
その実を開いてみると、たくさんのスクリプトのタネがちりばめられていました。
あの時に、湖のほとりで見たあの満天の夜空のように、キラキラと輝く美しい光が私の中で輝いていたんです。
鋭い方は気がついているかもしれませんが、お師匠さんは私に、具体的なケースの中にスクリプトをちりばめる方法をインストールしてくださったみたいなんです(多分、出会って2回目ぐらいからすでに)。
当時、無意識さんとは対極の頑固な意識的な人間だったからかもしれません。
ですから、当時、私は確かにお師匠さんのやり方に疑問を持ったり、心の中で反発を感じていたのかもしれません。
なんせ意識的な人でしたから(意識的な人は白黒思考で「正しい!間違っている!」と裁いてしまう)。
でも、意識的な人であればあるほど、知らず知らずのうちに深い催眠に入ってしまっているんです。
「心に聞く!なんかインチキだ!」と意識的な人が反発するのは、すでに深くそこに入ってしまう自分がいて、それに対する抵抗が。
反発すればするほど、無意識さんの世界がその固い意識の下で広がっていくんですよね。
私がそうでした。
あれだけ反発を感じていたのに、今ではどの本を書いても「あ!お師匠さんのスクリプトだ!」とちょっと悔しくなります。
10月20日に出る新しい本を読みながら、そんな悔しさと向き合っていたら、お師匠さんの踊りを思い出して、思わず涙が溢れてきてしまいました。
感謝の気持ちでいっぱいで。
24/11/08
24/10/18
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お師匠さんの無意識さんのスクリプトは私に次から次へと本を書かせてくれるんです。
お師匠さんから催眠をかけていただいたのが20年前。
今でも、あのお師匠様の催眠のスクリプトが時折、頭に浮かんできます。
夕暮れの静かな湖畔にある木で作られた船着き場に座りながら、私はあるマジシャンと会話をしていました。
そのマジシャンがどうやってあんなに素敵なマジックができるのだろう?と知りたくて、知りたくて。
マジシャンは大切にしていた、マジックのタネをすんなりと「教えてあげるよ!」と言ってくれたんです。
そう「タネも、仕掛けもあるんだよ」とマジシャンが手のひらを見せてくれます。
そこにどんな仕掛けがあるんだろう?と思いながらマジシャンの手のひらから空を見上げた時に、空には無数の星が。
なんて感じでお師匠さんが語ってくださって、そして、私はお師匠さんの心地いい声を聞きながら、いつのまにか深い眠りのような無意識さんの世界に入って行きました。
私は、お師匠さんのような美しいスクリプトを書きたかったんです。
それを私はちゃんとお師匠さんに伝えたのか、伝えなかったのか、お師匠さんは、その催眠を通して「ほら!こんなふうにスクリプトにはタネがあるんだよ!」と無意識の中で教えてくれました。
ものすごく意識的だった私は「そんなの具体的に説明してくれなければわからない!」とお師匠さんに対して反発のような気持ちもあったのかもしれません。
そんな意識的な私の中に、お師匠さんが植えてくださった無意識さんのタネは知らず知らずのうちに芽吹き、そしてあんなに小さなタネだったはずなのに、いつのまにか大きな樹となっていました。
そして、その大きな樹は私の硬くて頑固な意識の下にある、豊かな無意識さんの栄養を長年かけて張り詰めた根で吸い上げて、光の恵みをいっぱい受けることができる葉を茂らせてくれたんです。
気がついてみたら、その樹には、いつのまにかいくつかの実がなっていました。
その実を開いてみると、たくさんのスクリプトのタネがちりばめられていました。
あの時に、湖のほとりで見たあの満天の夜空のように、キラキラと輝く美しい光が私の中で輝いていたんです。
鋭い方は気がついているかもしれませんが、お師匠さんは私に、具体的なケースの中にスクリプトをちりばめる方法をインストールしてくださったみたいなんです(多分、出会って2回目ぐらいからすでに)。
当時、無意識さんとは対極の頑固な意識的な人間だったからかもしれません。
ですから、当時、私は確かにお師匠さんのやり方に疑問を持ったり、心の中で反発を感じていたのかもしれません。
なんせ意識的な人でしたから(意識的な人は白黒思考で「正しい!間違っている!」と裁いてしまう)。
でも、意識的な人であればあるほど、知らず知らずのうちに深い催眠に入ってしまっているんです。
「心に聞く!なんかインチキだ!」と意識的な人が反発するのは、すでに深くそこに入ってしまう自分がいて、それに対する抵抗が。
反発すればするほど、無意識さんの世界がその固い意識の下で広がっていくんですよね。
私がそうでした。
あれだけ反発を感じていたのに、今ではどの本を書いても「あ!お師匠さんのスクリプトだ!」とちょっと悔しくなります。
10月20日に出る新しい本を読みながら、そんな悔しさと向き合っていたら、お師匠さんの踊りを思い出して、思わず涙が溢れてきてしまいました。
感謝の気持ちでいっぱいで。