優劣の錯覚は「私は平均よりも上!」と思えちゃう優れもの

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優劣の錯覚は「私は平均よりも上!」と思えちゃう優れもの

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/10/12 優劣の錯覚は「私は平均よりも上!」と思えちゃう優れもの

いや~!嫉妬のメカニズムが見えてきたら、すごいことになっています!!

 

身体がボロボロで「怠くて動けない!」となっていた方が「人に弱みを見せない!」を実践していただいたら「動けてる!」となったりするんです(すげ~!)。

 

これってすごいことなんです!

だって、これまで何をやっても身体の怠さ痛みや頭の具合の悪さは治らなかったんですから!

 

もちろん私的には「遺伝子のコードを唱えていただいたから身体の調子が上がった!」と思いたい(遺伝子のコードは「ずるい人」が周りからいなくなる本(青春出版社)を参照)。

 

でも、症状の変化の流れを見ていると、どうも「やっぱり、人に弱みを見せたら嫉妬の攻撃を受けちゃって、その電気ショックで身体の調子が悪くなるんだ!」という仮説が立てられる。

 

そうなんです。

もちろん親身になって心配してくれる親にも、親友でも。

 

本人たちには悪意は一切ないんです。

 

動物的な発作だから。

 

自分よりも立場が低い相手が、自分よりも寵愛(ちょうあいは、特別に愛されることです)されたり優れたものを持っていると「ビビビッ!」って脳内で電気発射を起こしちゃって、脳内でそして実際に攻撃しちゃいます。

 

以前、発達障害の青年がお母さんを買い物に連れて行った時に、母親が過呼吸発作を起こして倒れた時に「殴る蹴るの暴行!」をしちゃった、という話を書いていました。

 

この現象って結構あるんです。

奥さんが調子が悪くなると、旦那さんが突然不機嫌になって「切れる!」ということが。

 

これって発達障害の方が「自分のせいで相手の状態が悪くなった、と責められている」と感じることで「ビビビッ!」と発作を起こして暴力的になる、って思っていました。

 

でも、もしかしたら多分違っているかもしれないんです。

 

お母さんが発作を起こして倒れて、「自分よりも立場が下」という条件で、周りの人が「かわいそうに」と哀れみの目で見る、という状況は「自分よりも寵愛を受けている」ということになり“嫉妬”が起きちゃうんですね。

 

まあ、この嫉妬の状態を単純に表現しちゃえば「自分だって大変なのにあんたばっかりずるい!」という感じ。

 

これは考えてなるものではなくて動物的な反応でなってしまうから、自分ではどうやったってコントロールできるものじゃありません。

 

あ!ちなみに「私の方が大変!」というのは、自動的に感じてしまうことで、それもコントロールできません(いや~!本当に危ないことを書いています!)。

 

大病をしている人がいて、口では「大変ね~!」と言っているのですが、自動的に「いいわよね~!面倒を見てくれるパートナーがいてくれて!」となってしまいます。私がそんな状況になったらパートナーは何もできなくて、もっと悲惨なことになっているはず!ずるい!ってなるのが興味深い(もちろんこれも水面下)。

 

どうしてこうなってしまうのか?

それは「動物的な発作だから」というのが一番簡単な説明なんですけど、もう一つは、以前にも書いていた“優劣の錯覚”というものが影響しているんだと思います。

 

「優劣の錯覚」って「私は平均よりも上!」という一般人が持っている錯覚です。

どんなグループに入っても「私は平均よりも上!」とこの錯覚を持っていらっしゃる方は、そう感じてしまうんです。

 

それと同じように「私の方が大変なんだから!」と大変度合いが「平均よりも上!」となる。

 

どんなに相手にハンディーがあっても「私の方が大変なんだから!」と錯覚を起こしてしまうから「嫉妬の発作!」が自分よりも下の立場の人に起きてしまう。

 

発達障害の青年が過呼吸発作を起こして倒れた母親に対して実際に殴る蹴るの暴行をしてしまったけど、多くの場合は「私ってこんなに大変なんだけど」と相談した相手はそれを脳内でやっていて、脳のネットワークで「ビビビビビ~ム!」の攻撃を受けちゃって「身体がボロボロになる~!」となります。

 

「ビビビビビ~ム!」なんてアホなことを言っていないで、ちゃんと真面目に書くと、嫉妬の発作が起きている時って、怒りで相手の脳の扁桃体が過活動を起こしてるわけだから、それを脳のネットワークで真似しちゃうと、自分の扁桃体も過活動を起こしてしまう。

 

問題は、相手は怒っては見えないし「私の大変さをわかってくれるかもしれない!」と思っていること。

 

だから、扁桃体の過活動は「どっから来たね~ん!」とわからないからパズルのピースがはまらない、という状態で過活動が止まらなくなる。嫉妬した相手は怒って扁桃体が過活動を起こしていたけど、それが脳のネットワークで伝わってきた時は「恐怖と不安」や「苛立ち」になってしまうから「緊張が止まらないやろ!」となって身体が緊張状態をずっと続けてしまうことでボロボロになっていくし睡眠もちゃんととれなくて辛くなる、という仕組み。

 

もっと詳しく書きたいです!

 

みなさんの脳とつながっているとどんどん危ないことが出てきちゃいます!!

 

(つづく)

 

アマゾンで「ずるい人」が周りからいなくなる本(青春出版社)のレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

暗示と遺伝子コード両方が載っているのが最大の強みかも、と書いてくださってありがとうございます。確かにゆるキャラの役目は凄いですよね。先入観を抱きにくくなりますよね。「なるほど!コードを唱えるたびにチェックリストのタイプが変わるんですね!」興味深いです。確かに!!「ずるい!」という言葉はどこから来たんでしょうね。そうなんです!発作を起こしてる時の感情って思っていただければ幸いです。「関係の更新」は「気づくものだからコードはいらない!」って言われちゃうんです。でも、ブログでいつかそこら辺のことを書いていけたら、と思っています(心は気まぐれだからな~!も~!)。「発作を起こしているだけ!」と最悪な性格だと思っていた人のことを見られるようになったのはうれしいです。本来の自分ですね~!すごいです!!録音アプリはいいですね。効果があるかもしれませんね。心に聞けるようになったのは最高です!!書いてくださってありがとうございます。感謝!!

 

いつも応援してくださってありがとうございます。

 

大嶋 信頼

 

 

 

 

 

 

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