私の口癖

心の傷を癒す心理相談室、株式会社インサイト・カウンセリングです

03-3433-2721

〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F

営業時間/AM10:00~PM18:00 定休日/日・祝

私の口癖

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2017/08/17 私の口癖

みなさんの応援のおかげで、昨日、一冊分の原稿が完成しました!

 

すごいです!!

 

なんとか三冊分を書き終えました。あと残り一冊です。

 

編集者さんの設定してくださった項目通りに書いているのですが「お~!口癖ってこんな仕組みになっているんだ~!」とわかってきて「面白い!」となります。

 

でも、今回は編集者さんが用意してくださった項目数が多くて「終わらないよ!勘弁してくださいよ!」と終盤は嘆きながら書いていました。

 

よく集中してかけるようになったな、と自分でも感心します。

 

学生の頃は集中力なんて3分しか持たなくて、ちょっと教科書を読んだだけで「もうだめだ!」となっていたあの頃がちょっと懐かしいです。でも、悪夢だったな~!あの頃は。本当に全然勉強ができなかったもんな~!。

「ミラーニューロンがあなたを救う」(青山ライフ出版)を読んでいただくと、私の酷さがわかります。本当に悲惨でした。

 

「口癖」の本を書いていて、あの頃の自分の口癖を振り返ってみると「くっそ~!」とか「ちくしょう~!」や「なんでだめなんだ!」と「どうしてできないんだ!」ばかりでした。

 

結局、口癖が「自己暗示」をかけちゃうから「くっそ~!」や「ちくしょう~!」と口癖を出してしまえば「私は負け犬になる~!」と自己暗示をかけて、そこから抜け出せなくなってしまいます。

「なんでだめなんだ!」とか「どうしてできないんだ!」というのは「何をやっても私は失敗をしてしまう子になる~!」という自己暗示をかけていたんです。

 

「自分は変われない!」というのもしょっちゅう言っていて、あれが最強の自己暗示だったかもしれません。

何をやってもダメ人間から抜け出すことができない、という暗示を自ら連発していました。

 

結局「変わらない」っていうのは「基準は何を持って変わらないと言っているの?」ということになります。

 

今だからわかるのですが「母親の満足のいくような人間にはなれていない!」という点で「変わらない!」ということだったんです。

その当時は、そのことに全く気がついていなくて「だめな自分はだめなままで変わらない!」とずっと思っていました。

 

母親の目線を基準にしてしまうと、もし自由に生きられるようにちょっとでも変化したら、母親の脳内で嫉妬の発作が起きちゃうから「ビビビッ!」て電気ショックが与えられて、硬直しちゃって「元の木阿弥じゃ~!」となってしまいます。

 

だから、母親を基準にしちゃったら「絶対に変われないじゃん!」という矛盾があるんですよね。

 

イエスがユダヤ人の指導者と話をしている時に「誰でも新しく生まれなければ、神の国を見ることができない」と言いました。

 

今だから「そりゃそうだ!」と思えるんです。

 

何故ならば、母親を基準にしてしまったら「嫉妬の発作じゃ~!」と電気ショックで元に戻されちゃうから。

神の国=心の中の平安、なんって得られるわけがない、という話なのかな?と思っています。

 

「変わった?」or 「変わらない!」って思う時って、私の場合は「母親の基準じゃん!」と思うから、それを打ち消すために「わからん!」とします。そして「どうでもいい!」という口癖に変えた時に、母親の基準から解放されて、学習性無力症の状態から自由になった気がするんです。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

TOP