暗示なの?条件付けなの?

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暗示なの?条件付けなの?

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2016/12/03 暗示なの?条件付けなの?

ビルの上でミカンがたわわに実っていました。

ビルの上でもみかんが栽培できるんですね~!

 

普通のカウンセリングの場合には「心理療法って何で効果があるの?」という理由はいくつか考えられます。

 

例えば「人が怖いんです~!」という問題があったのならば、不安を「大丈夫だよ~!」ってなだめる役割をしているホルモンの分泌のバランスが崩れてしまっている、って考えます。

 

もし、カウンセリングに行って、カウンセラーがものすごく緊張させる人だったら、緊張のホルモンがカウンセリング中に出てしまいます。それを何度も何度も繰り返していたら「あれ?普通の人と会ってもそれほど緊張しないぞ!」って変化が感じられたりします(これはたぶん脱感作療法っていうんだろうな~)。

 

また、カウンセラーが恋のホルモンを分泌させる人だったら、恋のホルモンは脳内麻薬だから「痘痕もエクボ」に見えちゃう効果で「あれ~!人が怖くなくなったぞ~!」って変化が起きます(精神分析家は大喜び~!)。

 

この人って、すごい!というカウンセラーに出会ったら”尊敬”で不安をなだめるホルモンの遺伝子のスイッチが元に戻って「あれ?人なんてどうでもよくなったかも~!」ってなったりします(あなたを困らせる遺伝子をスイッチオフ!参照)。

 

言ってみれば、カウンセラーにホルモンが条件づけられて、そしてホルモンバランスの不具合が修正されれば「ラッキ~!」ってなります。

 

あとは、カウンセラーがそれぞれの手法の中で「暗示」というものを使って、ホルモンの条件付けを変えてしまう、というテクニック的なものもあります。

 

これらの効果って本当に長く続くのだろうか?って思ったりするんです。

 

でも、考えてみたら、催眠のお師匠さんのスクリプトは、その場のホルモンのバランスをいじるんじゃなくて、後後になってじわじわと効いてきて、そして花が咲きます。

この技って、すごいですよね~!

問題は、ほとんどの人が、その効果と変化に気が付かないってことかな?素晴らしい技なのに~!

 

 

カウンセラーを尊敬して遺伝子のスイッチがオフになったとしても、外の世界で、人から傷つけられたりしたら「何じゃこいつは~!」ってなったら「スイッチ!オン!」になってしまうから、難しいんです(だから「あなたを困らせる遺伝子をスイッチオフ!」を書いたんですけどね)。

 

 

あの8歳の師匠のケースを見た時に「カウンセラーに条件づけられているホルモンが関係ない!」って面白いです。

 

いくら、カウンセラーが症状の変化を心から願ったって、変わらない症状は全然変わらなかったんです。

 

でも、遺伝子のコードが的確にヒットしたときに「ヒエ~!」っていう変化が起きるから興味深いんですよね~!

 

自分で”唱える”というテクニックを試しても「これって暗示とは違うんだ~!」って実感します。

 

的確なコードを唱えるとおなかの痛みが治まって、ピットインが無くなります(ピットインはコンビニや公園などのご不浄に駆け込むことです)。

 

言葉の力って、本当に面白いです。

 

8歳の師匠がそんなことを教えてくれています。

 

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