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大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2016/10/08 いい加減になる

ある方が「インターネットの不快な情報を検索するのが止められないんです~!」と仰っていました。

 

夜にそれをやってしまうと、頭がぐるぐるして眠れなくなってしまうのに、止められない。

 

そんな時に自己免疫のシステムをその方に説明してみた。

 

小腸のパイエル板は「バイキン!」や「悪い細胞!」などを判別して「それを退治しろ~!」と自己免疫を発動させます。

 

でも、小腸にリーキーガット(腸管壁浸漏症候群)などの問題があると、花粉やほこりなどでは死なないのに、それを感知すると「大変だ~!やっちまえ~!」と過剰に反応して正常細胞にまでダメージを与えてしまいます(思いっきり説明をはしょっています)。

 

小腸の「バイキン!」を判定する機能は、もしかしたら私たちの思考にも影響している可能性が考えられます。

その影響を受けているのは「正しい or 間違っている」の判断かもしれません。

 

「合っている or 間違っている」や「善 or 悪」なんかの判断も小腸の影響を受けるのかも?なんて面白いことを考えてみます。

 

アトピー性皮膚炎の子供を持ったお母さんが、一生懸命に「除菌!除菌!」とやっていた時は皮膚の炎症がものすごく酷くなっていたけど、「泥遊び、泥遊び」と雑菌にまみれさせた時に「あれ?炎症がなくなった」と面白い現象が起きたりします(どのケースにもあてはまるわけではありません)。

 

「正しい or 間違っている」の思考って「除菌!除菌!」というのと同じだな~!って感じるんです。

 

インターネットの中では「正しい or 間違っている」の情報があふれていて「あ~!自己免疫が暴走している~!」なんて思うんです。

暴走して正常細胞まで攻撃しています。

 

自己免疫が暴走したところの炎症を気にして触ってしまえばさらに反応して患部が広がります(ひえ~!)。

 

もし、腸内の免疫システムが思考に影響するんだったら、逆のことも考えられちゃって、強迫的にインターネットの中で「正しい or 間違っている」を追求すればするほど、その強迫的な思考が腸にダメージを与えてリーキーガットを増やし「自己免疫の暴走祭りだ~!」という状態になるから「眠れない!」になってしまうことが考えられます。

 

でも、もっと考えてみるとリーキーガットの問題があるから「間違っているものを正さなければいられない!」という思考になってしまうから「インターネットを見るのが止められない!」となっているかもしれません。

 

腸にはものすごくたくさんの種類のフローラがあります。

 

インターネットの中でも、ものすごい種類のフローラがバランスを取り合っています。

そして、免疫が暴走しているのも見受けられます。

 

そんなフローラと免疫がみんな一つのシステムとしてうま~く動いて機能しています。

 

これを聞いていた方は「先生は、ウ○チの中身を探るな!と僕に言っているんですね!」とさわやかな顔をして仰った。

 

私の理解を越えた何かを掴んだみたいな笑顔がとても印象的だった。

 

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