年功序列

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年功序列

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2016/08/04 年功序列

夏休みの時期ってなんか好きなんです。

電車はいつもよりちょっと空いているし、街もどこかちょっと静か。

 

なんだかワクワクしてきます。

 

子供のころは「この夏が延々と続けばいいのに」と思っていました。

 

あ~!夏休み!

 

 

ある受験生の方が「左右盲を直してください!」とおっしゃってくださいました。

 

左右網とは「右と左がとっさに判断できなくなってしまう」という特徴があります。

これって、結構不便なんです。

 

タクシーに乗っていて「あ!運転士さん、そこを○×まがってください!」ととっさに「右!」が出てきません。

頭の中で「お箸を持つ手は右だよな!」と考えて「あ!右です」とギリギリになって運転士さんに伝えます。

 

頭の中は恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。

 

これが、遺伝子的な特徴だって知らなかったから「なんで右左もわからないの!」と母親からよく怒られていいました。

小学生の時に体育祭でダンスの披露があって、その振付の右左が覚えられなくてものすごく恥ずかしい思いをしました。

そうか!ダンスが苦手って左右盲のせいだったんだ!

 

「今では遺伝子コードがあるから便利だよな~!」と頭の中でぶつぶつと言いながら左右盲の遺伝子コードのリストを探して、受験生と一緒に検証します。

 

「左右盲」と思っていただいて、どんな感覚になるかを感じていただいて、遺伝子コードを唱えた後に、その感覚が楽になるかどうかを確かめていきます。

 

いくつか左右盲以外の遺伝子コードを試しても「変わりません!」となりますが、やっぱり左右盲のNo.1のコードで「あ!楽になった!これかも!」とおっしゃっていただきました。

 

「ほ~!」

 

そしたら、受験生は「内申点が上がらないです!」とのことでした。

どうやら、ほかの生徒のように先生に媚を売ることができずに、先生から悪い意味で目をつけられてしまっていました。

「懐かしいな~!僕もそんなことがあったな~!」と思いながら話を聞きます。

 

その受験生の方はものすごく頭が良いので「先生を尊敬できないことが問題だから、それを何とかしてください!」ストレートにオーダーをいただきました。

 

この方のお父さんもちょっと上司との問題があったな~!なんて考えながら、やっぱり遺伝なんですね?と自分の頭の中でぶつぶつ独り言を言っています。

私の仮説では、この受験生の知能が高いから先生が嫉妬をして足を引っ張っているのでは?と仮説を立てていました。

でも、この頭のいい受験生は”尊敬”の問題、とおっしゃっていただいたので「尊敬」で遺伝子コードを検索してみます。

 

「な!なんと!え~?」とリストを見てびっくりしてしまいました。

 

尊敬で引いた遺伝子コードのリストのトップは、左右盲の遺伝子と同じでした(あれ~!)。

 

そんなわけないだろ!と思いながら、戦士の遺伝子を唱えていただき、もう一度「先生」と思っていただくと「やっぱりむかつきます!」と変わりません。

 

最近注目の「親密感」の遺伝子コードを唱えていただいても「全然ダメ!」と。

 

そこで左右盲の遺伝子を唱えていただくと「え!この遺伝子って何ですか?」と受験生は自分の内面の変化にびっくりして私に思わず質問をしてきました。

 

私は思わず「さっき唱えたじゃないですか!これ!」。

 

受験生はすっかり忘れていて「え?さっき唱えました?」。

 

え~!左右盲の遺伝子ですか!

 

ここで、ものすごい仮説が立てられてしまいます。

 

左右盲の遺伝子があると、右左がわからなくなるだけじゃなくて”序列”もわからなくなってしまう、という仮説です。

 

年功序列があるとすると、高い順番に右から左へとずらりと並んでいます。

 

右左がわからないから、どっちが順番が上で、ということがわからずに序列が上の人を無視してしまい「尊敬できない」となってしまいます。

 

序列を無視したことで敵視されて、集団からはじかれてしまう、ということがもしかして私に起きていたの?と思ったら左右盲の遺伝子を持っている私はちょっとショックを受けてしまいました。

 

ちょっと~!もっと早く言ってよ~!

 

もっと早く知っていれば、こんなに苦労することなかったんジャン~!

 

とぐずる私。

 

あはは~!

 

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