03-3433-2721
〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
営業時間/AM10:00~PM18:00 定休日/日・祝
パンで生きる?
「人はパンのみで生きるのでは非ず」というのは、有名な本の中に出てくる。 イエスが荒野で40日40夜断食して、空腹になった時に、試みる者がやってきて「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」と言った。
その時にイエスは「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」と書いてある、と答えた。
この試みる者とイエスのやり取りは非常に興味深い。
この話をもとに「人は何で生きるのか」という問いを再度考えてみる。
私がこの話からトルストイのタイトルを見て感じたのは、パンのように人が作ったものだけじゃなくて、それ以外で生きる、ということになる。
「パンを作る人がいないと生きられない」というように「人は人に依存していないと生きられない」ということから「人から失望されて見捨てられてしまったら死んでしまう」という考えになる。
「人が作った物だけじゃなくて、それ以外で生きる」を対人関係に当てはめてみると、目の前にいる人の反応は、単なるホワイトボードに人が書いた黒い小さなドットだったら、その小さなドット以外となるとホワイトボードに広がる白い部分、もしくはそのドット以外の部屋全体、さらには世界から、宇宙まで広がっていく。
無意識さんの本にも書いたが、意識はホワイトボードに書いてある黒いドットで、それ以外が無意識さんである。
目の前の人の反応は、小さな小さなドットで、それ以外のすべてで自分は生きている、と「人は何で生きるのか」というタイトルから気が付いた。
目の前の人の反応以外で生きるって、ちょっと面白い思考なのかもしれない。
でも、そこにはものすごい自由が広がっていた。
無限の自由がそこにある。
「人は何で生きるのか」という言葉は奥深い。
24/11/08
24/10/18
TOP
「人はパンのみで生きるのでは非ず」というのは、有名な本の中に出てくる。
イエスが荒野で40日40夜断食して、空腹になった時に、試みる者がやってきて「もしあなたが神の子であるなら、これらの石がパンになるように命じてごらんなさい」と言った。
その時にイエスは「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」と書いてある、と答えた。
この試みる者とイエスのやり取りは非常に興味深い。
この話をもとに「人は何で生きるのか」という問いを再度考えてみる。
私がこの話からトルストイのタイトルを見て感じたのは、パンのように人が作ったものだけじゃなくて、それ以外で生きる、ということになる。
「パンを作る人がいないと生きられない」というように「人は人に依存していないと生きられない」ということから「人から失望されて見捨てられてしまったら死んでしまう」という考えになる。
「人が作った物だけじゃなくて、それ以外で生きる」を対人関係に当てはめてみると、目の前にいる人の反応は、単なるホワイトボードに人が書いた黒い小さなドットだったら、その小さなドット以外となるとホワイトボードに広がる白い部分、もしくはそのドット以外の部屋全体、さらには世界から、宇宙まで広がっていく。
無意識さんの本にも書いたが、意識はホワイトボードに書いてある黒いドットで、それ以外が無意識さんである。
目の前の人の反応は、小さな小さなドットで、それ以外のすべてで自分は生きている、と「人は何で生きるのか」というタイトルから気が付いた。
目の前の人の反応以外で生きるって、ちょっと面白い思考なのかもしれない。
でも、そこにはものすごい自由が広がっていた。
無限の自由がそこにある。
「人は何で生きるのか」という言葉は奥深い。