発作を起こしてアホになる~!

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発作を起こしてアホになる~!

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2018/06/02 発作を起こしてアホになる~!

美しいお花をいただきました。

ありがとうございます🤗

 

小学生の国語の授業で「おい!大嶋!18ページから最後まで読んでみろ!」と言われて、席で立ち上がって教科書を読もうとします。

 

それは国語の教科書にあった「スーホーの白い馬」だったのかもしれない。

 

私、よりも前の子はスラスラ読んでいたので「自分も同じように読める」と思っていたのだが、まるでハンディーキャップの子がたどたどしく文章を喋るようにしか口から出てこない。

 

そして「あれ?全然漢字が読めない」と慌てて頭の中で「なんて読むんだっけ?」と考えていて「あ!」と思って読んだら「間違えている!」と周りの子から指摘されて「わーい!間違えてやんの!」と囃し立てられてしまう。

 

私は、そこで涙が溢れてきてしまう。

 

「なんでバカにするんだよ!」とみんなや先生に対する怒り。

 

そして、他の子のようにスラスラと読めなかったバカな自分に一番怒っていたのかもしれないけど「みんなからバカにされている」ということが一番ショックだった。

 

これは何度も他の本にも書いていますが、母親が病弱でいつも辛い顔をしていて「母親を悲しませたくない」という気持ちがありました。みんなからバカにされた、ということで「母親を悲しませてしまった!」ということから私はパニックを起こして「うわ~!」と教科書を泣きながら投げつけて、そして何も考えずに教室を飛び出して、家に向かって走り出してしまいます。

 

教室には40人いて、教室から私のように飛び出した経験がある子は、たぶん一年間でゼロでした。

ということは「飛び出してしまう奇異な行動をとればますますバカにされる!」ということになるのを私はその時に考えられない状態になっていた。

 

さらに、教室を飛び出して家に帰ってしまえば、教師から家に電話があって、それを受けた両親はショックを受けて「自分たちの育てかたが悪かった!」となる。そして両親は「教育が足りなかった!」と反省して、子供に暴力を振るって「なんで教室から飛び出したんだ!」と散々怒鳴り散らす。私は「飛び出したら殴られる結果になる」ってちょっと考えればわかるようなものを「あーあ!やっちゃった!」とやってしまう。

 

この小学生の私の問題は「短絡的」である。

 

短絡的とは「深く考えることなしに、性急に二つの事柄を関連づけてしまうさま(大辞林から)。

 

「みんなが笑った」=「バカにしている」と「これしかない!」と決めつけてしまっている。

 

もしかしたら「間違えかたが面白かった!」かもしれない。「読み方がバカを演じるコメディアンに似ていた」かもしれない。笑った子が「自分と同じ間違いをしている」と笑えてきたのかもしれない。「誰かが笑ったから自分も笑わなければ」と笑ったかもしれない。「あの子、勉強ができそうなのに全然できないのね!」と嫉妬の発作を起こして笑ったかもしれない。そんな可能性我慢と考えられる中で「バカにしているに違いない!」と「笑い」から短絡的な結果に結びつけてしまう。

 

子供の私が「短絡的すぎる!」という別な点で言えば「教科書をみんなの前で読む」=「練習しないでもスラスラ読める」と判断してしまう。スラスラ読んでいる子が「練習しないで読めてる」と判断して「自分も練習しないでできるはず」と短絡的になってしまう。

「家でお母さんと一緒に練習してから学校に来ている」とか「自分で何度も漢字の読み方を調べて教室に来ている」などとは考えないで「勉強しないでスラスラ読めるに違いない」と判断してしまう私。

 

「教室を飛び出す」=「先生が追いかけて止めてくれる」と短絡的に判断して飛び出してしまう。疑いもしないで、やってしまって「え?現実は違うの?」という状況に直面するのだが「今度こそは!」と同じことを繰り返してしまう。「教師は他の勉強ができる子供たちのことも考える」とか「親に問題を提示するだけで自分の仕事が終わる」と考えている、などとは想像もしないで「私のことを心配して追いかけて来てくれるに違いない」と短絡的に考えてしまう。

 

この短絡的に考えてしまう特徴が私の知能の低さだと思っていた。

 

知能が低ければ低いほど、選択肢が少なくなり「短絡的」という特徴がある。

 

ですから、仕事をしていた時でも「上司が給料を上げてくれない」ということから「私は搾取されているに違いない!」と短絡的になってしまう(搾取とは自分の大切なものを搾り取られちゃって、上司だけが私服を肥やすこと)。

 

同僚が私だけに挨拶をしてくれない、となると「私は同僚からバカにされて嫌われている」と短絡的に判断をしてしまう。

 

子供の頃からの、この「短絡的」な判断の結果「成績は上がらない!」となって「偏差値が低い」でした(わかりやす~い!)。

 

成長してからは、職を転々としてしまって「年収が同じ年齢の人よりも低い」となっていて「職を変えるたびにどんどん条件が低くなる」という結果に(最悪~!)。

 

世間一般的の短絡的な判断では「この人はバカなんじゃないでしょうか?」となります。

専門家だったら「この子の知能指数に問題があってハンディキャップがあるのでは?」となるわけですね。

 

「どうしてあの子はスラスラ教科書が読めるようになったのか?」ということを深く考えることができない。

 

「何時間も勉強している」ということを推測せずに「あの子は頭がいいから」と短絡的に考えてしまう。そして「自分は勉強が苦手だから」と短絡的になってしまって「勉強をしない」となる。

 

「上司が自分だけ認めてくれない」ということで「こんなところで仕事をしたって無駄!」と思って仕事をしなくなり、ますます上司から目をつけられてしまって「貧乏!」という結果になっていた。

 

私の知能指数のイメージ的には平均100のところ80ぐらいの感覚で「ハンディキャップ」でした。

 

大学2年の時にアメリカで英語の知能テストを受けた時に「ちょうど100で高校生と同じぐらいの知能」と言われた時に「喜んでいいの?それとも悩んだほうがいいの?」と訳のわからない気分になったことがあった(とりあえずお約束で落ち込んでいましたけど)。

 

でも、英語が自分の思うように喋ることができなかったので「私はハンディキャップ」という感覚が常にあった。

 

だから「お金持ちになりたい!」と思う人が「勉強しなきゃ!」という気持ちがすごくよくわかるんですね。

 

自分の知的ハンディーキャップをなんとか改善して、お金持ちになりたい!ってね!

 

だから、本をたくさん買って来て「これを読めば知的なものが改善されて、いつかお金持ちになるに違いない!」と思ってしまう。でも「自分は本を最後まで読むのが苦手」という短絡的に考えてしまって「買っても読まない」ということで「どんどん積み上げられていく!」となる。

 

「本を読んでも内容がちっとも頭に入っていない」という短絡的な考えて「自分はやっぱり無駄にお金を使ってしまってお金がちっともたまらない!」という現実が。

 

知能というのは「結晶性知能」というのがあって「結晶」だから「変わらない!」というのがあるから「自分は基本的にバカなんじゃないか?」と思ってしまう。

 

でも、私は、知能が高くても短絡的な判断を要所要所でしちゃって「う!貧乏!」になっている人をたくさん見ています。

 

ということは、いくら結晶知能が高くても「発作」を起こした時に「瞬間的に知能が下がって短絡的な判断をしちゃう!」という現象が起きるのでは?と考えていたんですね。

 

本を読んでいても、あるキーワードをきっかけに「ビビビッ!」と発作を起こしちゃって「知能が下がる~!」ってなって「この本の意味がわからない!」となる。そして、途中で投げ出しちゃったり「全然ほんと意図と違う捉え方をしちゃっているんですけど!」となってしまう。

 

発作を起こすキーワードとしては「孤独」、「過去の怒りを想起させる」、「嫉妬」、「恥」などなどでしょうね。

 

本を読んでいても、ドラマを見ていても「ビビビッ!」って発作を起こして「私のことをバカにしている!」と短絡的な判断をしちゃって、となる私。

 

「でも、これって発作ですから~!」自分でコントロールすることができない。

 

私の心は「知能が下がって短絡的になる」という私の仮説を真っ向から覆して「真実を見極める力」が高いから「う!貧乏!」になる、という。

 

この私が立てた仮説を、心がいう「真実を見極める力」である「愛.Q(アイキュー)」を使ってどのように説明して、そして、この状況をどのように打開するのかを説明してくれるらしい(ちょっと怖~い!)。

 

要するに愛.Qが高ければ「う!貧乏!」になる確率が高いのだが、それをある法則で変えることができる、というのだ。

 

楽しみ~!

 

ほんとかな?

 

でも、それができたら究極のお金持ちのような気がします。

 

(つづく)

 

たくさんのレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

書いてくださるみなさんの脳とつながって、ますます私はわけのわからない方向へと導かれていきます。

 

みなさんの脳が導いてくださる未知の世界へ。

 

レビューを書いてくださると脳のネットワークが強化されるのを感じますね。

 

このブログを書いていて、ものすごく怖くなりますからね。

 

「自分が書いているんじゃな~い!」ってね!

 

感謝!!

 

ちなみに「愛.Q」が高いからセールスが難しい、の解決策は多分これから出てくると思います。

これはみなさんの脳のせいで私にも未知です。

これまでの考え方の次元とは全然違っているから。

 

大嶋 信頼

 

 

 

 

 

 

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