アホになる理由

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アホになる理由

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2018/01/31 アホになる理由

「一体感」というのは素敵な言葉なんです。

 

一体感を感じている時って、全てから解放されている感じで「安心」と「安らぎ」に心が満ち満ちている。

 

一体感の反対が「孤独感」になります。

 

「孤独」ということを考えた時に、私は、なぜか、アメリカの医療ドラマの「ドクターハウス」のエピソードが浮かんできます。

 

ある青年が救急病棟に運ばれてきて、医療チームが「なんだ?この症状は?」と検査をしたら「なんだ!お酒の飲み過ぎじゃん!」となって「さっさと家に帰れよ!このアホが!」という感じになっていました(だいぶ前に見たから大体こんな感じ~!)。

 

でも、ドクターハウスは、気になって、その青年を調べてみると、なんとその青年はものすごい高度な計算式を解いているノートを持っていた。その青年は計算だけではなくありとあらゆる知識を持っていて、普通の人から見たら「羨ましい!」と思われるような才能の持ち主だった。

 

でも、その青年には悩みがあった。それは、知的能力が高ければ高いほど「孤独」になるということ。

周りの人と話が合わない。

 

そりゃそうでしょ!

 

だって、知能指数が130の人が、普通の人(IQ100)の人と接していたら、知能指数が130の人を基準にして一般人との知能差を計算したら100ー30となる(知能を高い人を基準値(100)にしたら、その差が30だからマイナス30となる)。

 

すると、知能が高い人から一般人を見るとIQ70の人と会話をしているような感じになってしまう。

 

「話がちっとも噛み合わない!」

 

「話題が全然知的じゃないから楽しめない!」

 

「知能差がある人の話についていけない!」

 

孤独!(チ~ン!)となってしまう。

 

だから、青年は「お酒を飲んでアホになろう!」ということをしていた。

 

酒を飲んでアホでいれば、彼女と別れないで済むから、という話だった(多分そんな感じ)。

 

このドラマで描かれていなかったのは「嫉妬」という現象である。

 

知能差が30あったら、普通の人からしたら「何この人?頭のおかしいことを言って!」という感じで「頭のおかしい痛い人!」という感じで、普通の人は「自分よりも下の存在!」と無意識で見下してしまう(でも、これは普通の方の“優劣の錯覚”を持っている、というのが条件になります)。

 

頭のおかしい人なのに生意気なことを言って!「ビビビッ!」って発作を起こしてしまいます。

 

この発作を起こした時、一般の人って「チ~ン!」という能面顔になります。

そして、脳のネットワークからは、発作を起こした人からの「ビビビッ!」という電気ショックが伝わってくるから「悪いことをしちゃった!」という後ろめたい感覚になります。電気ショックを受けて「頭が真っ白になる!」という状態で何も考えられなくなり「会話が止まる!」という現象が起きているということを考えます。

 

嫉妬の発作を起こした時って、人格が変わってしまうのですが、とりあえず二つのパターンがあります。

一つが「神聖化する人格」です。相手を崇拝して持ち上げる、という行動をしてしまうんです。そしてもう一つが「破壊人格」であり、相手を徹底的に攻撃して破壊しようとするんです。

 

キリスト教では、この「嫉妬の発作」の描写がものすごくうまくできていて、イエスに対して「すごい!救い主!」となっていたと思ったら「十字架につけろ!死刑じゃ!」と群衆があっという間に変わってしまう。

 

イエスの弟子に至っては「イエスのために死ねます!」というぐらいの勢いがあったペテロが、群衆のイエスの対する嫉妬の発作の電気に感電して「私はあの人を知りましぇん!」と3回も嘘をついてしまった(「嘘」も発作によってついてしまうんです)。

 

人の「あんた頭が良くて羨ましいね~!」という裏には嫉妬の発作があって、「ビビビッ!」で感電させられちゃうから「すごく嫌なんですけど!」となっているんですよね。

 

芸能界のアイドルたちが「あーあ!また消えちゃった!」となるのは嫉妬の発作で散々感電させられちゃって「もう嫌~!」となるから。

 

嫉妬の発作を起こしている人は「そんなことわかって芸能界に入ったんだろう!」と責めるんですよね~!これも破壊人格に変身しているからどうしょうもない。

 

だから、イエスは「父よ、彼らをお許しください、彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」と十字架の上で言っていた。

 

周囲の嫉妬の発作を受けて群衆は「破壊人格に変身してまうやろ!」となっていたというお話。

 

知識があればあるほど人は豊かになれる、と思っているのですが、実際はそれは「逆ですから!」なんでしょうね。どんどん、嫉妬の発作を誘発して孤立感が強くなっていく。

 

優秀で真実を極めようとすればするほど、嫉妬の攻撃を受けて孤独になり「苦しくなる~!」となってしまっていたんですよね。

 

催眠のお師匠さんも確か4年ぐらいおやすみになっていた時期があった、というお話を聞いたことがあります。

 

周囲から理解されずに孤立する感じ。

 

でも、簡単に「孤立」というけど、実際は「電気ショック!」のケージに入れられたあのワンちゃんのような感じなんですよ!

単なる寂しいとは違っていて「電気ショック!」がものすごい勢いで襲ってきて「チ~ン!」という無力状態になるから「何もしたくない!」や「片付けられない!」とか「掃除ができない!」なんてことになる。

 

今回、「口癖」の本や現在書いている「自己肯定感」の原稿を読み直していたら「あれ?もしかしてこの状況って簡単に変えられちゃうのかも?」ということに気がついちゃいました(「自己肯定感」の発案者である編集長の脳ってすごいんです!そして、ここで読んでくださっているみなさんの脳がすごい!)。

 

「一体感って、簡単に感じられるのかも!」

 

(つづく)

 

アマゾンの「リミットレス!あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク」(飛鳥新書)のレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

タイプ別の対策が知りたかった、と書いてくださってありがとうございます。章のタイプ別の分類と、3章で書いてある対策の分類が違っています。確かに皆さんが知りたいのは「嫉妬から解放される具体的な方法」ですよね。この本は、もともと以前編集者さんが担当した「神様に聞く」的な本のフォーマットをそのまま「心に聞く!」で使いましょう!という話になっていました。私がそういう本を読んでしまうと、原稿が影響されてしまうので読んでいないのですが「神様がいろんな質問に答えてくれて、どんどん成長させてくれる」という本がめちゃくちゃ売れたんですよ!」と言われて「へ~!」と興味津々になりました。私は「心に聞くも面白いよ!」そして「心に聞くとリミットレス!」ということで提案したので、本来は、様々な問題に対して「心に聞いて心から回答をもらってリミットレスになっていく!」という体なんです。出版社の方は「心に聞く」をあまり知らないから「それだけじゃ、読者が飽きちゃうのでは?」という感じで「タイプに分ける」とか色々な装飾が付くことになったんです。私の心は「心よ!出版社のこの案でいいの?」と聞いてもリミットレスだから「いいよ!」となんでも「OK」なんだから。

私自身は心に聞きながら書いているので「これは一体全体どうなっているの?」という全容が見えてないことが多いです。心が布石を置いている感じ。その布石の意味が解らなくて「何でやネン!」となっているのですが、後で点が線でつながって、さらにそれが立体になって「オー!」となります。出来ましたら「心よ!なんで2章の対策を書いていないの?」と聞いていただけるとありがたいです。心が面白いことを教えてくれるかもしれません。「嫉妬の対策」についてはこれからジャカジャカ出てきます。いつも応援してくださってありがとうございます。感謝!!

 

アマゾンの「いちいち悩まなくなる口ぐせリセット」(大和書房)のレビューを書いてくださってありがとうございます。

 

先生が書いた本じゃないみたい!と書いてくださってありがとうございます。私も、この本を読んで同じことを思いました。「厳し~!」という感じ。この原稿を脱稿したのが去年の夏休みの終わりですからね。編集者の方はものすごく熱意を込めて編集してくれたみたいなんです。初代青山ライフの本だと「おいおい!全く編集してないやんけ~!」と焦っていました。「編集していないから読みにくい!」とおしかりを受けたこともたくさんあります。最近は、編集者の編集って凄い!と思うんです。読んでいて「あれ?これどこを編集したの?全く分からないけど物凄く読みやすいんだけど?」というのもありますし「誰が書いた本やネン!」という編集もあります。そんな原稿を読んだときに、以前だったら「え~?まじで?」という口癖だったのですが、それだと気が重くなって「真っ暗だ~!」になっていたんです。その口ぐせを最近では「面白い!」に変えています。すると気分も軽く「キャッピ~!」になります。でも、この本を読んだ後に「トラウマちゃんのせいかも」を無性に読みたくなる、ってものすごくうれしいです。何だかそれがよくわかります。いつも応援してくださってありがとうございます。感謝!!

 

大嶋 信頼

 

 

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