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〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-3カーザベルソーレ4F
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求める力
私は子供の頃から「望んだものは手に入らない!」と思っていました。
もし、万が一望んだものが手に入っても「自分が本当に望んだ形では手に入らない!」と信じていました。
確かにそうだったんですよね。
ミニカーが欲しくて「友達の持っているミニカーいいな~!」とずっと思っていて「あんなのが欲しいな~!」と願っていると、母親から「人の持っているものなんか欲しがるものじゃありません!ビシ!」と頬にビンタを受けます。
まあ、親からしたら「人のものを欲しがって、盗んでしまって犯罪者になったらどうしよう?」という不安があるから「ビシ!」と叩くわけですが、叩かれた私は「こんなに酷いことをされるんだから、自分は犯罪者の素質があるんだ!」と思ってしまうんですよね。
人のものを欲しがって、盗みを働く子になってしまったらどうしょう?と心配するのは子供のことを信じていないから。
私は誰からも信用されないダメな子なんだ、と本気で思ってきました。
誰からも信用されない、ということは自分でも自分が信用できない。
だから、自分が求めているものが手に入ってしまったら、自分はとんでもない傲慢な人間になって「没落する~!」という恐怖がありました。
ある意味で自分が望んでいるものが手に入らないのは、自分を常に正しい方向に向けておくために大切なこと、と思っていたんです。
幼い頃は、汚い平屋の借家だったんで「両隣の2階建ての家いいな~!」とずっと思っていました。
友達の家に行って、部屋が2階にあると、そこから見下ろせる風景が羨ましくて仕方がありませんでした。
当時、借金まみれだった父親が、さらに借金をしてやっと購入した“2階建ての家”の2階には「祖母が越してきました!」となって「憧れの2階建ての家じゃな~い!」となります。
家族は結局狭い一階で暮らすことになって、以前よりも惨めな感じ。
望んでいるものが手に入ってしまったら、自分はさらにダメ人間になってしまうから、このような現象が起きるんだろうな、と解釈していたんです。
だから、幼かった私は「クリスマスが大っ嫌い!」となっていました。
だって、周りの子達は「サンタさんがお願いしたものを枕元に置いて行ってくれた!」となるのですが、うちは「サンタさんなんかいません!」とピシャリ!
うちは経済的にそんな他の子たちのような余裕はありません!と何一つ求めていたものって「あ~!手に入らないんだよな~!」と思っていたんです。
結局、おばあちゃんにおねだりをして、買ってもらうのですが、嫁姑間で問題があった母親にどこか申し訳ない気がしてしまって、どうしてか、自分の本当に欲しいものをおねだりすることができない。
だから、祖母から買ってもらっても「本当に欲しいものじゃないんだよな~!これって!」と思って嫌な気分になっていたんです。
最近、周りの人を見ていて「あ~!求めていたものがちゃんと手に入れられていて羨ましい~!」と思うことが多々あります。
その方が願っていたものがいつのまにか手に入っていて「すげ~!」と思うです。
でも、そんな方を見ていると、せっかく願っていたものを手に入れたのに「あれ?あんまり喜んでいないぞ!」となるのは「あ~!自分のことを信用していないからね!」ということを感じるんです。
心のどこかで「望んでいるものが手に入ってしまったらダメ人間になる!」って自分のことを信じていない。
せっかく手に入れたのに!と外から見ていて、思うのですが、それに対してぞんざいな扱いをしてしまっていて「う~ん!あの時の私と一緒だ!」と思うんです。
望んでいるものを手に入れてしまったら傲慢な人間になって、いつか痛い目にあう!というのを心のどこかで恐れているんでしょうね。
この暗示から解放されたら、いくらでも望んでいるものが手に入るような気がするんですよね。
なぜなら、心から望んでいるものを求めることができるから。
自分に対する信頼感がないから、求めることができない。
求めているようなんですけど「手に入れたらダメ!」とか「絶対に私のような人間は手に入れられない!」と暗示で思わされてしまっているから。
だから「望んでいるものを手に入れる」というためには、自分への信頼感をちゃんと構築する、ということが必要なのかも?と思うんです。
クリスマス前だから、そんなことをここで求めてみましょう。
「どうやったら、自分のことを信頼できるようになるのか?」ということを。
そして「自由に求める力!」を手に入れちゃいます。
(つづく)
「ずるい人」が周りからいなくなる本(青春出版社)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
ジェンさん、レビューを書いてくださってありがとうございます。いつも本を読んでくださってありがとう!!先日も「ずるい人」でインタビューを受けて「なんで”ずるい人”なの?」と聞かれて「え~と?」となっていました。実は、この「ずるい!」ってこの編集者さんの口癖で「その口癖をなんとかしたい!」という話でこの「ずるい人」は書き始めたんです。本当は「支配されちゃう人たち」(青山ライフ出版)に書いてある「支配者」のことを中心に書こうとしたら「あれ?いつのまにか、ずるい人に反応する自分のことを書いている!」という感じになってびっくり!だから、おっしゃるように「あまりイメージがわかない」というのは当然なんです。私自身が湧いていなかったから。でも、だんだん書いていくうちに、嫉妬の問題とかが見えてきたんですよね~!いつも繋がってくださっているおかげです。脳のネットワークって時間軸が関係ないんです。だから、今、読んでくださっても、この本を書いている当時の私の脳とつながってアイディアを分けてくださるんですよね。感謝です!!
いつもありがとうございます。
大嶋 信頼
24/11/08
24/10/18
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私は子供の頃から「望んだものは手に入らない!」と思っていました。
もし、万が一望んだものが手に入っても「自分が本当に望んだ形では手に入らない!」と信じていました。
確かにそうだったんですよね。
ミニカーが欲しくて「友達の持っているミニカーいいな~!」とずっと思っていて「あんなのが欲しいな~!」と願っていると、母親から「人の持っているものなんか欲しがるものじゃありません!ビシ!」と頬にビンタを受けます。
まあ、親からしたら「人のものを欲しがって、盗んでしまって犯罪者になったらどうしよう?」という不安があるから「ビシ!」と叩くわけですが、叩かれた私は「こんなに酷いことをされるんだから、自分は犯罪者の素質があるんだ!」と思ってしまうんですよね。
人のものを欲しがって、盗みを働く子になってしまったらどうしょう?と心配するのは子供のことを信じていないから。
私は誰からも信用されないダメな子なんだ、と本気で思ってきました。
誰からも信用されない、ということは自分でも自分が信用できない。
だから、自分が求めているものが手に入ってしまったら、自分はとんでもない傲慢な人間になって「没落する~!」という恐怖がありました。
ある意味で自分が望んでいるものが手に入らないのは、自分を常に正しい方向に向けておくために大切なこと、と思っていたんです。
幼い頃は、汚い平屋の借家だったんで「両隣の2階建ての家いいな~!」とずっと思っていました。
友達の家に行って、部屋が2階にあると、そこから見下ろせる風景が羨ましくて仕方がありませんでした。
当時、借金まみれだった父親が、さらに借金をしてやっと購入した“2階建ての家”の2階には「祖母が越してきました!」となって「憧れの2階建ての家じゃな~い!」となります。
家族は結局狭い一階で暮らすことになって、以前よりも惨めな感じ。
望んでいるものが手に入ってしまったら、自分はさらにダメ人間になってしまうから、このような現象が起きるんだろうな、と解釈していたんです。
だから、幼かった私は「クリスマスが大っ嫌い!」となっていました。
だって、周りの子達は「サンタさんがお願いしたものを枕元に置いて行ってくれた!」となるのですが、うちは「サンタさんなんかいません!」とピシャリ!
うちは経済的にそんな他の子たちのような余裕はありません!と何一つ求めていたものって「あ~!手に入らないんだよな~!」と思っていたんです。
結局、おばあちゃんにおねだりをして、買ってもらうのですが、嫁姑間で問題があった母親にどこか申し訳ない気がしてしまって、どうしてか、自分の本当に欲しいものをおねだりすることができない。
だから、祖母から買ってもらっても「本当に欲しいものじゃないんだよな~!これって!」と思って嫌な気分になっていたんです。
最近、周りの人を見ていて「あ~!求めていたものがちゃんと手に入れられていて羨ましい~!」と思うことが多々あります。
その方が願っていたものがいつのまにか手に入っていて「すげ~!」と思うです。
でも、そんな方を見ていると、せっかく願っていたものを手に入れたのに「あれ?あんまり喜んでいないぞ!」となるのは「あ~!自分のことを信用していないからね!」ということを感じるんです。
心のどこかで「望んでいるものが手に入ってしまったらダメ人間になる!」って自分のことを信じていない。
せっかく手に入れたのに!と外から見ていて、思うのですが、それに対してぞんざいな扱いをしてしまっていて「う~ん!あの時の私と一緒だ!」と思うんです。
望んでいるものを手に入れてしまったら傲慢な人間になって、いつか痛い目にあう!というのを心のどこかで恐れているんでしょうね。
この暗示から解放されたら、いくらでも望んでいるものが手に入るような気がするんですよね。
なぜなら、心から望んでいるものを求めることができるから。
自分に対する信頼感がないから、求めることができない。
求めているようなんですけど「手に入れたらダメ!」とか「絶対に私のような人間は手に入れられない!」と暗示で思わされてしまっているから。
だから「望んでいるものを手に入れる」というためには、自分への信頼感をちゃんと構築する、ということが必要なのかも?と思うんです。
クリスマス前だから、そんなことをここで求めてみましょう。
「どうやったら、自分のことを信頼できるようになるのか?」ということを。
そして「自由に求める力!」を手に入れちゃいます。
(つづく)
「ずるい人」が周りからいなくなる本(青春出版社)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
ジェンさん、レビューを書いてくださってありがとうございます。いつも本を読んでくださってありがとう!!先日も「ずるい人」でインタビューを受けて「なんで”ずるい人”なの?」と聞かれて「え~と?」となっていました。実は、この「ずるい!」ってこの編集者さんの口癖で「その口癖をなんとかしたい!」という話でこの「ずるい人」は書き始めたんです。本当は「支配されちゃう人たち」(青山ライフ出版)に書いてある「支配者」のことを中心に書こうとしたら「あれ?いつのまにか、ずるい人に反応する自分のことを書いている!」という感じになってびっくり!だから、おっしゃるように「あまりイメージがわかない」というのは当然なんです。私自身が湧いていなかったから。でも、だんだん書いていくうちに、嫉妬の問題とかが見えてきたんですよね~!いつも繋がってくださっているおかげです。脳のネットワークって時間軸が関係ないんです。だから、今、読んでくださっても、この本を書いている当時の私の脳とつながってアイディアを分けてくださるんですよね。感謝です!!
いつもありがとうございます。
大嶋 信頼