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「お金持のスクリプト(真面目すぎる人編)」のメカニズム
「お金持のスクリプト(真面目すぎる人編)」は、どんな意図を持って作られたのか(真面目か!)。
短期精神療法のミルトン・エリクソン博士は、スクリプトを錬る時に、子供たちにそのクライアントさんの家まで行かせてカーペットの色まで調べさせた、という話を聞いたことがあります。
なぜ、お金持ちになれない?という理由って人によって全然違っていて「玄関のカーペットが赤だから運気を逃すんです!」なんてことがあったりするのかも(あるのか?)。
私たちはカウンセラーだから、別の調べ方、仮設の立て方をしていきます。
真面目すぎる人がなぜお金持ちになれないのか?
まずは、家族でおじいさんまでさかのぼって、親戚の中に「糖尿病の方、または甲状腺や婦人科などの内分泌の問題を持った方」がいらっしゃる可能性を探ります。
ここで、いた場合は「血糖値のコントロールが難しい!」という”低血糖症”などの身体的な問題があるのかも?という可能性を考えます。
これは、スクリプトを作るための仮設、なんです。
家系に内分泌の問題がある方がいらっしゃると「血糖値の乱高下が起こってまうやろ~!」という遺伝子を持っていらっしゃる可能性が疑われます。
そうなるとどうなるかというと、子供の頃にお友達がお菓子を食べていると、急激に血糖値が下がって「甘いものを食いたい~!」という衝動が起きます。「奪って食べたい!」ところまで行かないのですが「あれ欲しい!」という衝動がものすごく強くなる。
でも「そんな欲しがったらはしたない!」とか「人のものを欲しがるなんてみっともない!」と親から厳しく躾けられていると「自分の衝動ってみっともない!醜いものなんだ!」となってしまって、自分の衝動を抑制するようになります。
低血糖症の遺伝子があるから「あれ欲しい~!」となっているのですが「それを思ってしまう自分は醜い!」と自己否定をして、その衝動を抑える、ということになってしまうんです。
だから、食欲、睡眠欲、性欲なども全て「みっともないもの!」と心のどこかで否定するので「うまくコントロールできない!」となり、そのコントロールに力を取られて「お金持になることなんか無理!」となってしまったりするんです。
もう一つは、自分の欲動に対して「みっともない」と思っているから「自分に自信が持てないやんけ!」となります。外に出す自分はどこか偽っているような感じがしているのは、常に自分の中にいる猛獣を抑えているから。自分の本性を出してしまったら、周りの人から受け入れられない!という感覚から「絶対に本性なんか出せない!」とどこかで自分を嫌ってしまっているんです。
そうなるとせっかく生まれ持った「カリスマ性」が使えません。カリスマ性って欲動の中に隠れていたりするんですよね。
それを抑圧してしまう、ということはカリスマ性も隠してしまうことになりますから「お金持になるためのカリスマ性が発揮できないやろ~!」となっているんです。
お金持ちのスクリプトの中には「静かに自分の欲動を受け入れて従ってみる」という暗示が入ってます。
そして、この真面目すぎるタイプの人がお金持ちになれないのはなぜ?と精神科領域の分類でみると「強迫性障害」の可能性を疑います。
強迫性障害って、一般的に言ってしまうと「完璧主義!」です。
「曲がったものが大っ嫌い!」という感じ。「石橋を叩いて渡る」という感じなのですが、強迫性障害の方の場合、石橋を叩いているうちに「破れちゃった!」と感じの人。常に不安で、いろんなことを想像してシミュレーションしてるうちに「何もできない!」となってしまう「何もできない完璧主義者」とでもいうんでしょうかね。
スクリプトの中では「雨が降ってきたら靴が濡れちゃう」と心配になってしまう、というのがそれです。
昔だったら「神経質ね!あの人って!」と言われていたタイプ。
片付けができない、とか、ものが捨てられなくて、もので家が溢れている~!というタイプの人もこの強迫性障害、という遺伝子を抱えていたりするんです。
普通だったら「それって治すの難しくない?」となります。
まあ、それを言ってしまったら、低血糖症も「普通、治せないでしょ!」となりますよね。
じつは、低血糖症も強迫性障害も繋がっている部分があるんです。
低血糖症は「膵臓とかの内臓の問題でしょ!」となるのですが、腸から栄養や毒素が漏れちゃう~!という「リーキーガット」の可能性が最近では浮上しています(まあ、私の中なんですけどね!)。
どうして、腸から漏れちゃうの?というと「自己免疫が暴走して、自分で自分を傷つけちゃうから~!」というお話。
普通だったら、自分を守ってくれるはずの自己免疫が「あんたは間違っている!」と自分自身の細胞を攻撃して「壊してまうやろ~!」となっている現象。
強迫性障害の人って「汚いものをさわれない~!」となりますよね。
すると腸が「汚い!」と敏感になり、ありとあらゆることに「反応してまうやろ~!」となってしまう。
だから、あの本に書いてある「菌を採取しましょ!」というお話。
実は「子供たちが触った鉄棒を握る」というところにその意図が隠れているんです。
子供たちはトイレに行ってもあまり手を洗いませんでしたよね。
みんなでそんな手で鉄棒に触って、ということで菌を採取して自己免疫の暴走を防ぐ、ということができていたのかも。
菌の採取って、本当は子供のうちにしなければならない、っていう説があるんですが、大人の人たちを見ていると「大人からでも大丈夫かも?」と思えるんです。
このようにして「血糖値の問題」というのは身体的な疾患、そして「強迫性障害」というのは精神的な問題、さらには人格的な問題とつづきます。
そして、その人の社会的、家庭的な問題、が続いて、最後に対人関係スキルの5つがどのようにお金持になることを阻んでいて、そこからどうしたら自由になることができるのか?ということがスクリプトの中には含まれているんです。
(つづく)
「ずるい人」が周りからいなくなる本(青春出版社)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
「関係の更新」が教えてくれたこと、と書いてくださってありがとうございます。「名前負けしている!」っていいう劣等感わかります~!私はコマーシャルで「信頼」と聞くたびに「嫌だな~!」と思っていました。天皇家になぞらえてつけられた名前であの「玉音放送」が頭の中で流れた、ってすごいお話ですね~!それまでの苦しんでらっしゃってきた過程を考えると感慨深いですね。読んでいて鳥肌が立ってしまいました。「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」というのが、自分の関係の更新だ、という気づきを読んでしまったら涙が溢れてきました。本当にありがとうございます。うるうるきちゃってこれ以上書けなくなってしまいました。
いつも、ありがとうございます。
大嶋 信頼
24/11/08
24/10/18
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「お金持のスクリプト(真面目すぎる人編)」は、どんな意図を持って作られたのか(真面目か!)。
短期精神療法のミルトン・エリクソン博士は、スクリプトを錬る時に、子供たちにそのクライアントさんの家まで行かせてカーペットの色まで調べさせた、という話を聞いたことがあります。
なぜ、お金持ちになれない?という理由って人によって全然違っていて「玄関のカーペットが赤だから運気を逃すんです!」なんてことがあったりするのかも(あるのか?)。
私たちはカウンセラーだから、別の調べ方、仮設の立て方をしていきます。
真面目すぎる人がなぜお金持ちになれないのか?
まずは、家族でおじいさんまでさかのぼって、親戚の中に「糖尿病の方、または甲状腺や婦人科などの内分泌の問題を持った方」がいらっしゃる可能性を探ります。
ここで、いた場合は「血糖値のコントロールが難しい!」という”低血糖症”などの身体的な問題があるのかも?という可能性を考えます。
これは、スクリプトを作るための仮設、なんです。
家系に内分泌の問題がある方がいらっしゃると「血糖値の乱高下が起こってまうやろ~!」という遺伝子を持っていらっしゃる可能性が疑われます。
そうなるとどうなるかというと、子供の頃にお友達がお菓子を食べていると、急激に血糖値が下がって「甘いものを食いたい~!」という衝動が起きます。「奪って食べたい!」ところまで行かないのですが「あれ欲しい!」という衝動がものすごく強くなる。
でも「そんな欲しがったらはしたない!」とか「人のものを欲しがるなんてみっともない!」と親から厳しく躾けられていると「自分の衝動ってみっともない!醜いものなんだ!」となってしまって、自分の衝動を抑制するようになります。
低血糖症の遺伝子があるから「あれ欲しい~!」となっているのですが「それを思ってしまう自分は醜い!」と自己否定をして、その衝動を抑える、ということになってしまうんです。
だから、食欲、睡眠欲、性欲なども全て「みっともないもの!」と心のどこかで否定するので「うまくコントロールできない!」となり、そのコントロールに力を取られて「お金持になることなんか無理!」となってしまったりするんです。
もう一つは、自分の欲動に対して「みっともない」と思っているから「自分に自信が持てないやんけ!」となります。外に出す自分はどこか偽っているような感じがしているのは、常に自分の中にいる猛獣を抑えているから。自分の本性を出してしまったら、周りの人から受け入れられない!という感覚から「絶対に本性なんか出せない!」とどこかで自分を嫌ってしまっているんです。
そうなるとせっかく生まれ持った「カリスマ性」が使えません。カリスマ性って欲動の中に隠れていたりするんですよね。
それを抑圧してしまう、ということはカリスマ性も隠してしまうことになりますから「お金持になるためのカリスマ性が発揮できないやろ~!」となっているんです。
お金持ちのスクリプトの中には「静かに自分の欲動を受け入れて従ってみる」という暗示が入ってます。
そして、この真面目すぎるタイプの人がお金持ちになれないのはなぜ?と精神科領域の分類でみると「強迫性障害」の可能性を疑います。
強迫性障害って、一般的に言ってしまうと「完璧主義!」です。
「曲がったものが大っ嫌い!」という感じ。「石橋を叩いて渡る」という感じなのですが、強迫性障害の方の場合、石橋を叩いているうちに「破れちゃった!」と感じの人。常に不安で、いろんなことを想像してシミュレーションしてるうちに「何もできない!」となってしまう「何もできない完璧主義者」とでもいうんでしょうかね。
スクリプトの中では「雨が降ってきたら靴が濡れちゃう」と心配になってしまう、というのがそれです。
昔だったら「神経質ね!あの人って!」と言われていたタイプ。
片付けができない、とか、ものが捨てられなくて、もので家が溢れている~!というタイプの人もこの強迫性障害、という遺伝子を抱えていたりするんです。
普通だったら「それって治すの難しくない?」となります。
まあ、それを言ってしまったら、低血糖症も「普通、治せないでしょ!」となりますよね。
じつは、低血糖症も強迫性障害も繋がっている部分があるんです。
低血糖症は「膵臓とかの内臓の問題でしょ!」となるのですが、腸から栄養や毒素が漏れちゃう~!という「リーキーガット」の可能性が最近では浮上しています(まあ、私の中なんですけどね!)。
どうして、腸から漏れちゃうの?というと「自己免疫が暴走して、自分で自分を傷つけちゃうから~!」というお話。
普通だったら、自分を守ってくれるはずの自己免疫が「あんたは間違っている!」と自分自身の細胞を攻撃して「壊してまうやろ~!」となっている現象。
強迫性障害の人って「汚いものをさわれない~!」となりますよね。
すると腸が「汚い!」と敏感になり、ありとあらゆることに「反応してまうやろ~!」となってしまう。
だから、あの本に書いてある「菌を採取しましょ!」というお話。
実は「子供たちが触った鉄棒を握る」というところにその意図が隠れているんです。
子供たちはトイレに行ってもあまり手を洗いませんでしたよね。
みんなでそんな手で鉄棒に触って、ということで菌を採取して自己免疫の暴走を防ぐ、ということができていたのかも。
菌の採取って、本当は子供のうちにしなければならない、っていう説があるんですが、大人の人たちを見ていると「大人からでも大丈夫かも?」と思えるんです。
このようにして「血糖値の問題」というのは身体的な疾患、そして「強迫性障害」というのは精神的な問題、さらには人格的な問題とつづきます。
そして、その人の社会的、家庭的な問題、が続いて、最後に対人関係スキルの5つがどのようにお金持になることを阻んでいて、そこからどうしたら自由になることができるのか?ということがスクリプトの中には含まれているんです。
(つづく)
「ずるい人」が周りからいなくなる本(青春出版社)のレビューを書いてくださってありがとうございます。
「関係の更新」が教えてくれたこと、と書いてくださってありがとうございます。「名前負けしている!」っていいう劣等感わかります~!私はコマーシャルで「信頼」と聞くたびに「嫌だな~!」と思っていました。天皇家になぞらえてつけられた名前であの「玉音放送」が頭の中で流れた、ってすごいお話ですね~!それまでの苦しんでらっしゃってきた過程を考えると感慨深いですね。読んでいて鳥肌が立ってしまいました。「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」というのが、自分の関係の更新だ、という気づきを読んでしまったら涙が溢れてきました。本当にありがとうございます。うるうるきちゃってこれ以上書けなくなってしまいました。
いつも、ありがとうございます。
大嶋 信頼