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離人症は自分じゃない感覚
この白鳥を見ていたら、頭の中にヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」が流れてきました。
ワルツだな~!(ってなんのこっちゃ!)
たぶん、優雅だな~!という意味だと思います。
静かな湖面を優雅に浮かんでいる美しい鳥。
時が止まっているようで静かに動いています。
優雅に静かに流れる時。
白鳥つながりで「踊りを習っているけれど自分の思うように踊れない」という問題の方がいらっしゃいました(なんで白鳥やねん!)。
ご本人は「緊張症でうまく踊れないのだと思う」と話をされますが、目の前の方には緊張症の兆候があまり見られません。
しゃべりもうまいですし、ちゃんと目と目を合わせることも臆することなくできています。
極度の恥ずかしがり屋の私には到底人前で踊るなんて無理!と思うので「なんでこの方は”緊張症”っていうのだろう?」と不思議に思っていました。
そこで「人前で踊る」というイメージをしていただくと「淡々と踊っている」とおっしゃいます。
「でも、踊りに感情移入ができていない!」とおっしゃられます。
「緊張しているから感情移入ができないのかも?」と思って緊張症の遺伝子であるCLCN1の還元を唱えていただきます。
「変わりません!」とものすごくドライにおっしゃられます。
ほかの緊張症の遺伝子でSCN4Aの還元を試しても「変わりません!」とおっしゃられて、さらにほかのといくつか試したのですが「変わりません!」が返ってきてしまいます(ひえ~!)。
この方が、生まれる前に母親は男の子を亡くしています。
「もしかしたら、罪悪感が関係しているのかも?」とフッとひらめきます。
罪悪感の遺伝子であるTP53の還元を唱えていただいたら「あれ?ちょっと優雅に踊れているかも?」とおっしゃったので「あ!こっち方面だ!」ということがわかります。
生まれた時から母親は子供の喪失感で苦しんでいたので「私が生まれてきたことで苦しんでいる」となってしまいます。
すると、罪悪感から母親に尽くすことだけしか考えなくなり、母親を助けるために自分を殺すようになります。
常に、母親の気持ちばかりを考えるので自分自身の感覚がなくなり「自分であって自分じゃない感覚」が常に付きまといます。
だから、うまく踊れない、と思っていらっしゃるんだ!と腑に落ちます。
そこで「自分であって自分じゃない感覚」は”離人症性障害”という診断名が付くので、その遺伝子コードを唱えていただくと、その方は「あ!これこれ!私が踊っている!」とびっくりされます。
あ!私自身もこれだったんだな~!となんだか泣けてきてしまいました。
24/11/08
24/10/18
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この白鳥を見ていたら、頭の中にヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」が流れてきました。
ワルツだな~!(ってなんのこっちゃ!)
たぶん、優雅だな~!という意味だと思います。
静かな湖面を優雅に浮かんでいる美しい鳥。
時が止まっているようで静かに動いています。
優雅に静かに流れる時。
白鳥つながりで「踊りを習っているけれど自分の思うように踊れない」という問題の方がいらっしゃいました(なんで白鳥やねん!)。
ご本人は「緊張症でうまく踊れないのだと思う」と話をされますが、目の前の方には緊張症の兆候があまり見られません。
しゃべりもうまいですし、ちゃんと目と目を合わせることも臆することなくできています。
極度の恥ずかしがり屋の私には到底人前で踊るなんて無理!と思うので「なんでこの方は”緊張症”っていうのだろう?」と不思議に思っていました。
そこで「人前で踊る」というイメージをしていただくと「淡々と踊っている」とおっしゃいます。
「でも、踊りに感情移入ができていない!」とおっしゃられます。
「緊張しているから感情移入ができないのかも?」と思って緊張症の遺伝子であるCLCN1の還元を唱えていただきます。
「変わりません!」とものすごくドライにおっしゃられます。
ほかの緊張症の遺伝子でSCN4Aの還元を試しても「変わりません!」とおっしゃられて、さらにほかのといくつか試したのですが「変わりません!」が返ってきてしまいます(ひえ~!)。
この方が、生まれる前に母親は男の子を亡くしています。
「もしかしたら、罪悪感が関係しているのかも?」とフッとひらめきます。
罪悪感の遺伝子であるTP53の還元を唱えていただいたら「あれ?ちょっと優雅に踊れているかも?」とおっしゃったので「あ!こっち方面だ!」ということがわかります。
生まれた時から母親は子供の喪失感で苦しんでいたので「私が生まれてきたことで苦しんでいる」となってしまいます。
すると、罪悪感から母親に尽くすことだけしか考えなくなり、母親を助けるために自分を殺すようになります。
常に、母親の気持ちばかりを考えるので自分自身の感覚がなくなり「自分であって自分じゃない感覚」が常に付きまといます。
だから、うまく踊れない、と思っていらっしゃるんだ!と腑に落ちます。
そこで「自分であって自分じゃない感覚」は”離人症性障害”という診断名が付くので、その遺伝子コードを唱えていただくと、その方は「あ!これこれ!私が踊っている!」とびっくりされます。
あ!私自身もこれだったんだな~!となんだか泣けてきてしまいました。