ビビビ!で動けなくなる

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ビビビ!で動けなくなる

大嶋信頼ブログ 緊張しちゃう人たち

2016/07/20 ビビビ!で動けなくなる

朝のジョギングの時間に曇っていて「ありがたい!」。

日が照っていたらばててバテていたかも。

でも、9km地点で「買い物」と称してドンキホーテに寄って、店内で涼みながら炭酸水を飲んでしまいました。

「かぁ~!」うまいんだなこれが!

汗をかいたシャツが風にさらされて涼しくなって、さらに水を飲んでクールダウンしてさぼりモード。

「あと一キロなのに!」と思いながら「わ~!綺麗なお花~!」なんて写真を撮っています。

 

完全にサボりモードだな、こりゃ!

 

 

昨日の話の続きです。

 

私も経験があるのですが、家族が病気になっていると「あなたのせいでこんなに調子が悪くなっている!」と責められている感覚になるから興味深いです。

 

家族の病気で「責められている!」となって、それが引き金になって脳内で帯電していた電気が「ビビビ!」と発作を起こし、ものすごく不機嫌になってしまいます。この不機嫌さって、お腹が空いて低血糖状態でイライラしているときの不機嫌さにそっくり(この低血糖の時こそ電気発射で人格が変わってしまっている典型的な発作状態=これはその特徴の遺伝子を持った人しかなりません)。

 

てんかんの遺伝子を検索していると”インスリン”関連の遺伝子が出てきます。

 

家族が病気なんだから優しくしなければいけないのは分かっているのに脳内の「ビビビ!」でふてくされた態度になってしまいます。そんな態度が家族の脳内の電気発射を誘発して「ビビビ!」と発作を起こし、二人の間で「バチ!バチ!バチ!」と電気発射のぶつかり合いで火花を散らしてしまいます(夏はやっぱり火花やな~!って、花火やろ!)。

 

「言葉でホルモンバランス」の本に書いてありますが、”責められる!”というストレス刺激で、本来だったら血糖値(エネルギー)が上がらなければいけないのに、逆にインスリン(血糖値を抑えるホルモン)が上がってしまって、頭にエネルギーがいかなくなり脳内で「ビビビ!」の電気発射が起きてふてくされた態度になったり、何も考えられなくて固まってしまって、家族に不快な思いをさせてしまうのかな?と考えてみると興味深くなります(「言葉でホルモンバランス」にも書いてありますが、インスリンだけじゃなくていろんな電気発射のパターンがありますがとりあえずインスリンで仮説を立ててみました)。

 

もしかして”責める”ということで脳内で電気発射を誘発できて、発作状態を引き起こせるのだったら、と考えたら、自分を責め続けていたら脳内は常に発作状態を保つことができるかも?なんて考えられちゃいます。

 

そんなことを考えてみたら、檻の柵に電流を流して、そこから逃げようとするワンちゃんにビビビ!と電流を流して「キャン!」となることを繰り返していたら、電流が流れる柵を外しても、柵があったところから逃げなくなる、という実験が大昔にあったのを思い出しました(学習性無力症の実験です)。

 

他人から責められる状況で、もしあの系列の遺伝子を持っていたとしたら、脳内ではワンちゃんの電流の柵じゃないけど「ビビビ!」と脳内で電気が走って自由に走り回ることができなくなります。

 

今度は、人から責められなくても、自由に走り回ろうとしたら、過去の自分の失敗や恥ずかしかった思いから自分を責めて「ビビビ!」と脳内に電気が流れて、固まって動けなくなり、檻の中でしか生きられない、という状況になっている、という仮説を立ててみると興味深くなります。

 

自分で自由に動こうとすると「ビビビ!」となるから、動くことができずにファンタジーの世界で動いてストレスを発散しようとする、という構造が脳内に出来上がっているのかも?というのがファンタジーから抜けられない仮説の一つになります。

 

「動こう!」とか「自由に生きよう!」とすると、もちろんそれを邪魔する人たちの責めで「ビビビ!」が起きて、動けなくなるのですが、自責でも「ビビビ!」が起きてしまうので、周りに柵が無くてもそこから抜けられず、ファンタジーの世界でしか生きられなくなっている、という仕組みになるのです。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

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